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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2025年01月30日

最も重要なのは「独立」

 ニュースは中立であるべきだ----------。
当然に聞こえますが、こんなケースは如何でしょうか。
例えば「男女は平等であるべきだ」「男女不平等でよい」と言う二つの考えを報じる時、中立を鉄則にすると、その何れでもない立場で報じる事になります。
それは「男女平等」を無視した報道姿勢になってしまい、社会に対して余りにも無責任です。
もっと考えて見ましょう。
あなたが新聞の編集長だとします。
これから多くの重大な出来事からトップ記事を決め様とする時、「中立に選ぶ」なら、阿弥陀籤でも使うのでしょうか。
ジャーナリズムは通常、平穏無事な事よりも政治や企業の不祥事、事件などを多く伝えます。
マイナス面ばかり取り上げると、書かれた側は怒り「偏向している」と主張するかも知れません。
然しジャーナリズムの目的は市民が社会の運営者となる為、判断材料を提供する事です。
皆が問題点を知り、議論できる様にする。
平穏を喜ぶばかりでは危険を察知できず、市民の利益が損なわれます。
米国のある実験では、意見の違うグループに同じニュース映像を見せたら、何方も「自分たちに不利な報道」と感じたと言う結果が出ました。
と言う事は、かなり有利に報じられないと中立に思えない、と言う事になりそうです。
報じられた側が言う「偏向」を真に受けると、胡麻摺りの様な報道が増えるかも知れない。
市民にとっては問題点を話し合うチャンスを奪われます。
ここに ” 中立の落とし穴 ” があります。
ジャーナリズムの世界で、譲れないのは中立ではなく「独立」。
取材相手の利益や意向を優先せず、第三者として市民の為に報じる事が最重要なのです。
 沢 康臣  ジャーナリスト、早稲田大教授
               愛媛新聞 ジャーナリズムの教室から
譲れないのは中立ではなく、独立らしい。

受験 三つの「込まない」を 

 本格的な受験シーズン。
入試で本来の力を発揮する為に、不安や緊張を和らげるこつを専門家に聞いた。
受験生のメンタルケアを専門とする本郷赤門前クリニック(東京都文京区)の吉田たかよし院長は、三つの「込まない」を呼び掛けている。
先ずは長時間「座り込まない」。
長時間座っていると不安が増し易くなる事、運動はメンタルケアの不調を防ぐ事が分かっている為、「勉強の合間に3~5分程度の運動をしましょう」と勧める。
屈伸、二重跳び、ジャンプの繰り返しなど、強度が高めの物が良いと言う。
朝と就寝3時間ほど前にも、約15~20分運動する。
朝はできれば外に出て、室内なら窓辺で日光を浴びながら。
強度が高めで、楽しめる運動を選ぶ。
運動や日光は、睡眠に良い影響を与えると言う効果もある。
次に、試験は大丈夫だろうかなどと漠然と「考え込まない」。
但し、考えてはいけないと思うと余計に考えてしまう為、他の事を考える様切り替える。
何が不安なのか紙に書き出し、「試験当日に忘れ物をするかも知れない」と言う不安なら、必要な物を予め鞄に入れておく。
「ケアレスミスをしたら如何しよう」なら、自分が如何言うミスを犯し易いか洗い出し、対策を講じる。
最後は、不安を「抱え込まない」。
家族などに愚痴を零すだけで、ストレスが緩和される。
受験直前期は学校に通わず、友人に会わず、自宅で机に向かう生活になる場合が多い為、これらの「込む」を招き易いと知っておこう。
こうした対策は、中学受験、高校受験、大学受験で共通して使える。
試験当日、問題が解けず焦ってしまう受験生は多い。
そんな時は、手をグーの形にして力一杯握り締めた後、開く事を繰り返す「グーパー体操」が良い。
筋肉を使うと、ストレスが和らぐ為だ。
                                        愛媛新聞 学ぶから
座り込まない、考え込まない、抱え込まない、大事らしい。