成績の格差が目立ち、性的にも成熟し、自我が形成されます。
自分が嫌になり、持て余す事もある。
だからこの時期を如何乗り切るかが重要です。
親との葛藤や対立で家族から逃げたくなり、問題行動が現れる。
市販薬の乱用やダイエットから始まる摂食障害は女子に多い。
非行や不登校は男子に多く見られます。
生き辛さの背景に親の問題があると自覚した人を「アダルトチルドレン( AC )」と呼びます。
親の飲酒癖やドメスティックバイオレンス( DV )などは子供に強い影響を与え、誰かに相談してもいいとは中々思えません。
この様に「あの人のお陰で生きられた」と語る人は多い。
学校の虐めの問題も難しい。
虐める側は、自身のない、孤立した相手を敏感に見付けます。
仲間の様に振る舞って笑いの中で虐めます。
そんな時、頑張って「ノー」と言えるといい。
せめて誰かに少しでも話せるといい。
でも親には中々言えない。
困ったら、是非スクールカウンセラーに相談してね。
頼りになる専門家です。
保健室の養護教諭も大切。
心の問題は口にし辛いけど「体の調子が----------」と言えば行き易い。
自分を責めず、少しでも楽に生きられる時間や場所を見付けてください。
何かに頼るのはいい事です。
弱い自分を恥ずかしがらず、「自分が悪い」と言う結論だけは絶対に避けて欲しい。
辛く苦しい際、役立つのは読書。
紙と活字の力は素晴らしい。
弱い事、逃げる事、依存する事は悪くない。
唯、依存先が一つだと、頼れなくなった時危険。
依存先は三つあると良い。
友達も1人の親友より、3人いると良い。
悩みを三つに分けて書くと解決策が浮かぶ事もあります。
安心できる場所や記憶があれば、辛い時に救われる。
心理カウンセラー 信田 さよ子さん 1946年岐阜県生まれ。 お茶の水女子大修士課程修了。
心理カウンセラーとして多数の相談を受ける。 公認心理師・臨床心理士で日本公認心理師協会会長。
「アダルト・チルドレン」などの本を書き、共著に「明日、学校へ行きたくない」。
AC や母娘問題の第一人者。 原宿カウンセリングセンターを設立し、現在は顧問。
愛媛新聞 14歳の君へから
ネットやゲームに依存するなら別の依存先も必要らしい。
中学生は心理的に危ない時期らしい。
俺もそう思う。
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