八幡浜Diving

　中国の新興企業「 Dee PS eek （ディープシーク）」が開発した生成人工知能（ A I ）を巡り、世界で少なくとも数百の企業や政府機関が従業員や職員の利用の制限に動いていると、米ブルームバーグ通信が３０日報じた。
中国政府に情報が漏洩するリスクなどへの懸念が背景にある。
又ブルームバーグは３１日、ディープシークが米国の規制を逃れて最先端半導体を調達していないか如何かについて、米当局が調査しているとも報じた。
ブルームバーグによると、米西部カリフォルニア州のサイバーセキュリティー企業アーミスは顧客企業の内、政府関連を中心に数百社がディープシークの利用を制限する取り組みを進めている。
顧客の約７０％ が制限を望んでいると言う。
別の米サイバーセキュリティー企業ネットスコープでも、顧客の５２％ がディープシーク A I への接続の遮断に動いていると言う。
イタリア政府も３０日、同国内で、ディープシークの A I サービスへのアクセスを制限すると発表した。
ディープシークの規定では、利用者から集めたデータは「中国国内の安全なサーバーに保管する」と明記。
紛争が生じた場合は中国の法律が適用されるとも定める。
中国の法令は生成 A I が「社会主義の核心的価値観を堅持」する事を要求し、国家の安全や利益を損なう内容の生成を禁じている。
この為１９８９年の天安門事件など中国政府に不都合な質問を尋ねると「その問題には回答できません。
話題を変えましょう」と言った返答が中国語で表示される。
中国の法令は生成 A I の提供者に対し、違法行為を見付けた場合は政府に報告する事も求めている。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛媛新聞　記事から
中国企業は情報収集するのが目的だから気を付けないといけない。
中国のソフトを利用すると漏洩すると思っていた方が良いらしい。