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2012年08月16日

薬草 薬効植物 トウキ


薬草 薬効植物 トウキ

分類 セリ目 セリ科 シシウド属 トウキ

和名 トウキ
トウキ(当帰、Angelica acutiloba)は、セリ科シシウド属の多年草。
漢方薬として用いられる。


【生薬】当帰(トウキ・とうき・栃本天海堂)【第2類医薬品】

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感想(12件)




特徴
漢方薬として用いられる乾燥したトウキ
茎は多く枝を分け、高さは20-80cmになる。
茎と葉柄は赤紫色を帯び、茎、葉ともに毛は無く、葉の表面は濃緑色で光沢がある。
葉は互生し、2-3回3出羽状複葉で、小葉は切れ込み、縁にはとがった鋸歯がある。
葉柄の基部は鞘状に膨らみ茎を抱く。
花期は6-8月。枝先に複散形花序をつける。
花は白い5弁花で、花弁は内側に曲がり、萼歯片は無い。
花序の下にある総苞片は無いか、あっても1個、小花序の下にある小総苞片は線形で数個ある。

果実は長楕円形、分果の油管は表面側の各背溝下に3-5個、分果が接しあう合生面に8-10個
ある。
本州中部地方以北の山地の岩の間などに自生し、栽培もされる。
全草に強いセロリに似た芳香を持つ。


歴史
本来、中国の漢方で使われるトウキはカラトウキと呼ばれる品種であり、
日本で使用されるトウキとは外見や成分、香りなどが僅かだが異なる。
江戸時代、全国各地域の藩により、特産品・製薬材料の商業品種として栽培が推奨された。
その産地により、大和当帰、越後当帰、伊吹当帰、常陸当帰、仙台当帰などと呼ばれたが、
徳川幕府八代将軍徳川吉宗の、薬種業の振興政策により全国各所に派遣された幕府奥御庭方で

本草学者の植村左平次(植村政勝)および随行の大和国で代々続く吉野葛生産者で本草学者の
森野藤助(森野通貞)らに大和国(奈良県)で見出され、森野により栽培加工法が確立された

「大和当帰」(主な生産地・宇陀郡)が優れた品種であるとされ、
中でも奈良県五條市大深、和歌山県高野町富貴で生産される「大深当帰」が最高の品である
とされた。
現在同地方での栽培・生産はほぼ絶滅状態であり、製薬材料の代用として、
大和当帰の製造法で国内外を問わずに生産されるトウキと、ホッカイトウキが主に使用されて

いる。

利用
根は血液循環を高める作用があり、充血によって生じる痛みの緩和に有効。膿を出し
肉芽形成作用があるとされている。
日本薬局方では「生薬トウキ」の基原植物は、トウキおよびホッカイトウキとされる。
四物湯、当帰芍薬散、当帰建中湯、補中益気湯、紫雲膏、当帰湯などの漢方方剤に使われる。
和名のトウキ(当帰)は、中国原産のカラトウキ (Angelica sinensis) の漢名、zh:当帰から

とったものであるが、それとは別種である。本種の漢名はzh:東当帰という。
posted by 豊後国主 at 19:53 | 山菜 薬草
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