2012年03月20日
薬草 野草 クローバー
白詰草[シロツメクサ]
別名:クローバー、苜蓿[ウマゴヤシ]、オランダげんげ
マメ科シャジクソウ属の多年草。
アフリカ〜ヨーロッパ〜西アジア一帯が原産で、牧草として世界各地に移入さ れ、日本には明治時代に帰化しました。
見分け方
花期は春から秋。
茎は、直立して30〜50センチ、上部でまばらに枝分かれする
葉は、長卵形で先端が少し尖る、葉の表面には、白の模様があるものもある
花は、夏に茎の上部の葉脈から花穂を出して紅紫色の小花を球形につける
牧草、緑肥、干し草として栽培され各地の山野で野生化している
日当たりの良い空き地などに自生する
食用
葉は食用になります。
夏季に、開花前の蕾(つぼみ)、開花直後の花穂を採取して日干しにして乾燥 する
薬用
ムラサキツメクサ(アカツメクサ)には、フラボノイド、芳香族カルボン酸、
揮発油、シトステロール、デンプン、脂肪酸を含有
花穂は干したものを煎じて飲むと、解熱・鎮痛効果があると言われます
便秘、咳や痰、強壮などに、1日量10グラムを水0.5リットルで半量まで 煎じて3回に分けて服用する
民間では、抗マラリア、百日咳の治療にも用いられたという
かつて、ヨーロッパでは、乳がん治療に濃縮した液を患部に塗布したという。
腫瘍の部位が体外に向けて成長して、やがて体外から取り除くことができると いう
また、皮膚疾患治療に有効とされ、エストロゲン効果により更年期障害が軽減 するという
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