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2016年10月28日

姫大統領、白衣従軍〜〜か

母親を在日に、父親を腹心に、同族に殺されていては同じ民族でも、
信用するには相当に精神力がいるだろうよ。


【コラム】1979年、1997年、2016年の深刻なリーダーシップ空白

25日午後、韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領が
テレビカメラの前に立った。
陰の実力者といわれる崔順実(チェ・スンシル)氏の問題に関して
韓国国民に謝罪する姿を見ながら、19年前のことを思い浮かべた。
1997年11月、ドルが底をついたことを韓国政府が認め、
国際通貨基金(IMF)に対する救済の申請を経済副首相が発表した場面だ。
その瞬間、大統領のリーダーシップは真っ逆さまに地に落ちた。

この40年の間、韓国はおよそ20年置きに深刻なリーダーシップの空白に
見舞われた。
朴槿恵大統領ほど、国家的な危機の局面と人生の軌跡が一致している人物も
珍しい。
79年に朴正煕(パク・チョンヒ)大統領が死去した後、27歳で世間から
切り離され、長い蟄居(ちっきょ)に入った。
彼女を政治の舞台に引き出したのは、18年後の97年に起きた
アジア通貨危機だった。
「ドル不渡り」で未曽有の経済危機に直面した国のために奉仕したいと
政治に入門し、大統領の椅子にまで上った彼女が、19年後の今、
「統治力不渡り」を起こして国の危機を深めている。

朴大統領は「優雅で、質素で、約束は守る」というイメージを支持層の心に
刻んでいた。
父親が残してくれた政治的遺産に加え、長い歳月じっと耐え忍んで
守ってきた節制と品位のおかげで、保守層から支持されて今の地位に上った。
老練な国政運営はできなくとも、反則が横行する韓国社会に最小限の原則を
打ち立てる改革くらいは推進するだろうという期待があった。ところが、
兄弟姉妹まで遠ざけて守ってきた
「原則の政治家」という政治的資産は、「反則大魔王」の側近に依存し、
振り回されるという状況があらわになる中で空中分解してしまった。

このところ韓国国民が報道を通して見聞した「陰の実力者」崔順実氏の
浅薄さは、道を歩いていてたまたま出くわすのすら嫌に
なるほどのものだった。
「学校を欠席するな」と指摘する娘の先生のところへ、カネの入った封筒と
ショッピングバッグを持って通い、大学の指導教授を訪ねて
「こんなやつがいるか」とののしり、揚げ句に権力をかさに着て130年の
歴史ある名門私大の梨花女子大を廃虚にした。その娘は
「能力がないなら親を恨め。カネも実力」と言って、同じ年ごろの仲間を
完全に無視した。
大統領の「バック」を信じて、好感度のない母娘が自分勝手に
振る舞ったせいで、国民全体がこの母娘に愚弄(ぐろう)されたような
気分だ。
このとんでもない母娘の起こした事件は、これだけにとどまらない。
国の仕事をやるという名分を掲げて企業をねじふせ、
数百億ウォン(100億ウォン=現在のレートで約9億2000万円)規模の財団を
つくり、その資金で、口に出すのもはばかられる逸脱をした娘をドイツに
雲隠れさせ、後援のカネのつてまで用意してやった。
韓国大統領府(青瓦台)で崔順実氏を見た人間はいないが、内輪の
よく知っている人間を何人か江南に呼んで国政を議論し、青瓦台の資料で
人事ファイルの報告まで受けていたとあって、あきれるばかりだ。
青瓦台のブレーンに食い込み、政府の官庁を操り人形にして、
「崔順実による、崔順実のための、崔順実の」政府と化していることを、
朴大統領は本当に知らなかったのだろうか。

朴大統領が父親の死去後に書いた日記に、こんな一文が登場する。

「今は優しくて親切な人が、実はすさまじく利にさとい人でないと、誰が
断言できるだろうか……無情な人間関係」(81年3月2日)。

「水の深さは測れても、測り難きは人の心という言葉がある。
何度か会っただけでその人となりが分かるのが人だが、何年会っていても
その本当の姿が分からないのもまた人だ。おめでたいふりをしつつ内心では
別の考えを持ち、背後で陰謀を張り巡らした陰険な人物を覚えている」
(89年1月13日)。


30歳で世の中の道理を理解していたのに、なぜ崔順実一家については
見抜けなかったのか。
40年前も、大統領になってからのおよそ3年間も、大なり小なり警告の
サイレンが鳴っていたはずだ。
無情なのは人間関係、測り難きは人の心なのだから、大統領になってからは
私的な親交には依存せず、公的な関係でちゃんと働く人をあまねく
推薦してもらい、受け入れるという度量を持つだけでも、今のこの大変な
「崔順実ゲート」でリーダーシップが崩壊する悪夢を招くことは
なかっただろう。
両親を失い、世間と隔絶された朴大統領を最も強く支配したのが
「背信のトラウマ」だが、結果的に韓国国民とはコミュニケーションが
取れず、数少ない付き合いとばかりコミュニケートしたせいで、
朴大統領自身が国民を裏切るという状況になってしまった。

25日に1分40秒のいささか短い謝罪文を発表して以来、
朴大統領と青瓦台は沈黙している。
97年の通貨危機を見て、自叙伝に「揺れる国の経済を見ていて感じた
危機感のせいで、心が真っ黒く燃え上がっていくような気分だった」と
書いていた朴大統領。
今はどうなのだろうか。
自分のせいで起こったこの危機を、どれくらい強く認識しているのだろうか。
韓国国民の怒りが増幅し、さらに大きな危機を招く前に――あまりにも
遅くはあるが――長老にあれこれ知恵を借り、挙国一致への助力を請いつつ

「白衣従軍(重罪により将の資格を奪われ白装束で前線に派遣される刑罰)」する気持ちで、そして国民が納得できるレベルで
事態の収拾に乗り出すことを望む。

タグ:韓国
posted by 豊後国主 at 19:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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