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2016年01月05日

少女像は「合意」の外側に座っている、韓国

100数年前イザベラ・バード女史が推察した韓国・朝鮮人の姿、怠け者で、
嘘つきで、視野が狭く、浅はかな倫理観、公共心を破壊する自己中心の、
利己主義、この記事も書いたのがソウル大学の教授と聞けばなおさらだ。
この記事、仮にベトナムが韓国に突きつけたら韓国はどう反論するのか・・?
かって220人ほどの米軍相手の売春婦が韓国政府に国家賠償を求めた際に
韓国政府は「証拠」を出せと一蹴したそうだが、ベトナムにもそう云うのか・?
ほんと、自己中心の浅はかな倫理観としかいいようがないわな〜〜?


【コラム】少女像は「合意」の外側に座っている=韓国(1)
2016年01月05日08時29分 [中央日報/中央日報日本語版]

厳しい外交3年の末、慰安婦問題が妥結した。
1991年に外交争点に浮上して以来24年目だ。
朴槿恵(パク・クネ)政権の努力が実を結ぶ瞬間であり、日本も国際舞台に
出ていく山脈一つをかろうじて越えた。
米国の後押しと水面下の調整が有効だったのだ。世界戦略の拠点である
韓日関係が数年間にわたり冷え込んで何も進まない中、交渉妥結の便りは
ペンタゴンの人々には「気楽に楽しめる音楽」だった。
イスラム国(IS)のテロとの戦いに神経が尖らせた世界戦略家にとって
交渉妥結は小さいが重大な朗報であるのは間違いない。
米下院の慰安婦決議案採択を主導したマイケル・ホンダ議員さえも
「正しい方向であり一歩進んだ歴史的な里程標」と述べ、
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長も「歴史が高く評価する正しい
勇断」だったと朴槿恵大統領を称えた。

岩のように動かなかった安倍政権を動かしたため、そのように言うことが
できるだろう。
保守の源流である明治維新の尊王派の後えいを自負する安倍首相の口から
「日本政府の責任を痛感する」という発言が出てくるようにするまで、どれほど
多くの困難があっただろうか。
投資、経済協力、文化交流、観光産業が結氷するのを甘受してまでそのように
した理由は、日本政府の「自認」という踏み石を置くためだった。
経済大国に10億円など何ともないが、日本政府が自責の徴表として出した
お金で設立した財団の存在自体が重要だ。
ドイツのように自ら建設した痛恨のホロコースト記念館ではないが、日本政府の
予算が投下された法律違反の象徴物を確保したという事実の未来価値に
背を向ける必要はない。長崎平和記念館には原爆投下の理由を語る証拠物がない。

始まりということだ。
多くの日本人の心象には軍国主義と植民統治が「神聖な過去」として
刻印されている。
西洋帝国主義の侵奪の前で東洋を皇祖皇宗の懐に抱え、天皇的家族国家の神勅を
実現するというのが太平洋戦争の最大の名分だった。
聖戦と呼んだその「世界史的必然」の中で、いかなる反倫理的行為も
正当化された。
天皇制は軍国主義者の倫理的感覚をまひさせた虚構的発明品として、
虐殺と蛮行の基準を絶対者である天皇に委任する限り責任の所在は消える。
皇恩があるところに罪の意識はない。
ここに原爆は主体性が欠乏した彼らの精神世界に被害意識を重ねた。
惨酷無道な非人間的行為の膨大な堆積物の中に挟まれた慰安婦問題が何ともない
理由だ。
謝罪の膝を自ら折ったドイツとは違い、戦勝国は戦後日本に戦犯意識や
集団的狂気がもたらした反倫理的犯罪行為を問いただすのに失敗した。

【コラム】少女像は「合意」の外側に座っている=韓国(2)

合意文に登場した「最終的、不可逆的解決」という不快で突拍子もない表現が
まさにそのような日本の奇異な病症を集約する。
日本にとって植民統治は決して罪ではない。したがって1965年の
韓日請求権協定当時に日本が出したお金は独立祝い金であったし、今回の
10億円も生存する慰安婦の方々の「心の傷を癒やす」という名分で装われた。
そのような日本が「これが最後であり、後戻りできない」という覚書を出して
韓国が署名した。
朴大統領が依然として体裁悪く話すように「時間的緊急性と現実的状況」を
考慮すれば避けられない決裁だっただろうが、戦争と植民統治に対する
自己礼賛的自意識に埋没した日本政府を相手に今すぐ得ることができる
最大値かもしれない。

なぜなら安倍首相が背を向けて述べた国内用の発言は、その捻れた意識構造を
そのまま表すからだ。
「次の世代に謝罪し続ける宿命を背負わせるわけにはいかない」とは何を
いうのだろうか。
十分に謝罪したという意味か、それとも忘れろという意味か。
歴史はこの地点で合意文だけで断絶するのか。
戦犯国の指導者が述べた言葉としては極めて偏狭だ。
慰安婦問題は世界の人権と人倫実現に関する普遍的価値の最も上に位置する。

児童虐待、人身売買、戦争犯罪と人種虐殺など現代版人権蹂躪事態が
慰安婦強制動員の延長線上にあることを認識するなら、日本の子孫は
普遍的人権と平和実現の宿命を負わなければならないと話すのが正しい。
こうした意味で民間外交使節団バンク(VANK)のパク・ギテ団長が述べた
言葉は成熟している。
「慰安婦問題は韓日間の政治・外交的葛藤を越えた全世界的人権問題」だ。
さらに反人道的戦争犯罪、反平和犯罪に警鐘を鳴らす歴史的な象徴だ。
したがって「70億の世界人の胸中に少女像をたてよう」という彼の提案には
重みが感じられる。
岸田文雄外相は少女像移転に公然と言及した。「責任を痛感する」なら少女像の
前にひざまずけばよいことだ。
合意文は慰安婦問題を公式議題から下ろしたことを意味する。
それでも反倫理的犯罪に対する世界の人の倫理意識と関心が同時に
下ろされたわけではない。
少女像は最初から贖罪意識が免疫された国との合意の外側に座っていた。

宋虎根(ソン・ホグン)ソウル大教授・社会学
タグ:韓国
posted by 豊後国主 at 09:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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