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2014年07月06日

彷徨う韓半島

この国、韓国はだめだ、自主独立の概念はまるでなし、市民は ”わが国が主導権”を
握り始めたと大騒ぎ、そのくせ、米国の ”戦時統制権”の延長をもとめるなど・・
激変が予想される極東アジア・・


習主席来韓:韓国抱き込む中国、韓日に和解勧める米国
中国、歴史問題で韓国取り込み
米国は韓日に和解勧め中国けん制
米国と中国の北東アジア戦略とは?

米国はアフガニスタン戦争の終息を宣言した際
「アジア重視政策(Pivot to Asia)」を選んだ。低迷している米国経済を再建し
「世界の警察」としてのあり方を新たにするには、急成長するアジアが最適の
舞台だと判断したのだ。
韓米日三角同盟を安保の軸、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を経済の軸にして、
同地域の覇権を握ろうという戦略だ。このような米国のリバランス政策には、
急浮上する中国をけん制しようとの意図がある。世界で唯一、強国に挑む中国が、
米国にとって安保の脅威になると見たのだ。北東アジア覇権のため、米国は韓米日同盟に加え、南シナ海などで
中国と領有権争いをしているベトナム・フィリピンなどとの関係改善にも積極的に
乗り出した。22年ぶりに米軍の復帰を可能にしたフィリピンとの軍事協定締結が
代表的な例だ。米国は国防予算不足や中東事態再燃などで単独プレーが
難しくなっているだけに、日本を心強いパートナーとする戦略を選んだ。
日本の再武装や集団的自衛権行使容認を歓迎してまで力添えしている。
同盟強化により地域覇権を固めるには同盟国間の協力が欠かせないため、日本と
歴史問題で確執を抱える韓国に対し和解を呼び掛け続けている。

中国は習近平国家主席が2012年末に中国共産党の最高職に就いたとき、
第一声で「中華民族の復興」を呼び掛け、米国に真っ向勝負を挑んだ。
かつての覇権国としての地位や名誉を取り戻すほど今は成長したということだ。
米国の同盟戦略、経済ブロック化の意図などをあまりにもよく知っているため、
これを破ろうとさまざまな戦略を駆使している。特に、
韓米日の三角同盟を崩すことを第1の目標と定め、日本と対立している韓国を
刺激している。

北京の外交消息筋は「中国が北東アジアで米国の回帰と日本の再武装を防ぐには、
少なくとも韓国と手を握らなければならない。三角同盟の輪の弱い部分である韓国を
いろいろと試し、関係を悪化させようとしている」と指摘した。
習主席が朴槿恵(パク・クンヘ)大統領との首脳会談で、
来年の光復節(日本の植民地支配からの解放=日本の終戦)70周年行事を一緒に
実施しようと提案したのも、こうした流れからだ。
壬辰倭乱(じんしんわらん、文禄・慶長の役)で韓中が共に戦ったときのことまで
習主席は取り上げ、両国の対日協調を強調した。

中国は米国と日本が主導する域内金融覇権にも挑もうとしている。
中国が半分を出資する開発銀行を設立し、米国主導の体制と張り合おうという考えだ。

ワシントン= ユン・ジョンホ特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

<韓中首脳会談>米紙「韓日協調を望むワシントンに複雑な問題」
2014年07月05日09時31分 中央日報/中央日報日本語版]

青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朱鉄基(チュ・チョルギ)外交安保首席秘書官は4日、韓中首脳が日本に送る強硬な「警告」メッセージを紹介した。
中国の習近平国家主席が出国する1時間ほど前だった。首脳会談後の
共同宣言文や両首脳の共同記者会見では、日本という言葉さえ出なかった。

朱首席秘書官はこの日、青瓦台春秋館で記者に対し、
「昨日(3日)と今日(4日)、日本の問題に関し多くの討議があったが、
いくつかの点を考慮し、両国が共同声明には反映しなかった」という説明から始めた。続いて「朴槿恵(パク・クネ)大統領と習近平主席は現在も日本の歴史について、
修正主義的な態度が続き、自衛権の拡大まで推進していて、憂慮されるという点に
共感した」と伝えた。

朱首席秘書官が紹介した両首脳の日本関連議論は
▼河野談話の毀損
▼集団的自衛権
▼朝日協議
▼光復(解放)・戦勝70周年記念式など全分野にわたる。このうち日本の
集団的自衛権に対する共同憂慮表明は、米国が公式に日本の自衛権確保に賛成する
中で出てきたため、今後、韓日米中間の敏感な議題となる可能性があるという
見方が出ている。

米ニューヨークタイムズ紙はこの日、「北朝鮮は予測不可能で、中国が確固たる
位置を占めるアジアで、米国の2つの同盟が協調することを望むワシントンに
とっては、複雑な問題(complicated matters)となっている」と伝えた。米国は先月30日(現地時間)、日本の集団的自衛権行使問題に関し、
日本は必要な方式で自らを防御するあらゆる権利を有する」(サキ国務省報道官)と
支持する意思を公式的に明らかにした。
ニューヨークタイムズなど米主要メディアは韓中首脳会談を控え
「習主席の訪韓には韓米同盟を弱めようという意図が込められている」という疑いの
視線を送ったりもした。

日本NHKは「今回の習主席の韓国訪問は、韓国政府が米国と中国、
韓国国内世論の間で難しい立場にあることを再確認させた」と分析した。
共同通信は「(集団的自衛権に関し)朴大統領が中国に同調して批判的な態度を
見せたことで、韓日米3カ国関係がよりいっそう動揺する可能性が生じた」と報じた。

青瓦台が習主席の訪韓が終わる時点に対日強硬メッセージを発表したのは、
ツートラック接近と解釈することができる。
公式記録に永久に残る共同宣言文などでは、日本を対象に韓中両国が協調して
対応する姿として表れる内容をすべて除いた。その代わりに青瓦台首席秘書官が
記者会見という形式を借りて両首脳のメッセージを伝えた。朴大統領と習主席は
肉声で警告しなかったが、警告の内容自体はすべて紹介されるよう調整したのだ。

韓国が一連の中国側の要求に呼応しなければ、国際的には中国が歴史問題において
韓国に“一方的求愛”をしている姿として映る雰囲気が形成されると、
青瓦台も朱首席秘書官を通じて誠意を見せたという分析だ。
もちろん日本が歴史挑発を繰り返す状況で韓国も中国と協力する必要もある。
このため両国首脳が同じ憂慮と認識をしているという点を明確にしたのだ。

これには中国の場外プレーも影響を及ぼしたとみられる。中国は3日、
官営メディアを通じて、「習主席が2015年に中国の抗日戦争勝利および
韓半島(朝鮮半島)光復(解放)70周年を共同で記念しようと提案した」と
報道すると同時に、日本戦犯の「戦争犯罪書面自白書」を公開した。
タグ:日本、韓国
posted by 豊後国主 at 05:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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