2014年04月18日
韓国船沈没事故、韓国はほんとに発展しているのか!
韓国船地没事故
”韓国社会はほんとに発展しているのか!”・・・
残念だが、そうとはいえないのだ、自分の国を外側から見ればよく分かる。
反日に現をぬかしていて、国民の心の教育ができていないから・・・
年老いた船長がたすかり、これから長い人生の若者達が死に全ては基礎教育だ。
要請があれば、数時間後には日本の救援隊が到着するのに・・・・
なぜ、要請しないのだ、多くの若者達がむざむざ死なせることもなかろうに・・
【コラム】基本の大切さを悟らせてくれた惨事
1993年10月に西海(黄海)フェリー号沈没事故が発生した直後、記者は1カ月ほど
現地で取材を行った。
全羅北道群山の公設運動場では、愛する家族の遺体を抱いて泣き叫ぶ遺族の姿を目に
したが、その様子がつい昨日のように思い起こされる。今回全羅北道珍島の沖合で
発生した旅客船「セウォル号」沈没事故でも、これから同じような場面を再び
見なければならないと思うと、今から心がつらくなってくる。
西海フェリーの事故では、海軍の救助隊員らが犠牲者の遺体を全て回収した後に
沈没したフェリーが引き上げられたが、その様子も今同じように思い出される。
船はすでに老朽化していたためか、太い鉄の鎖に縛られて水面に姿を現したときには
もうくず鉄の塊にしか見えなかった。
またこの船には船底に砂の入った袋が数多く積まれていたが、その理由は運航の際に
船のバランスを取るためだったという。くず鉄となった船を前にそれを聞いたときは、ショックで言葉を失った。
「韓国はこの程度のレベルなのか」と自分自身を責める気持ちにもなった。
あれから21年の歳月が流れた。その間、韓国経済は飛躍的に成長し、経済規模は
国内総生産(GDP)の数字で見ると3倍にも膨れ上がった。
今回事故を起こしたセウォル号は全長146メートル、排水量6825トンの超大型客船で、
大きさは西海フェリー(110トン)の60倍だ。この船を運航する会社が
「韓国最大のクルーズ船」と自慢し積極的に宣伝したことからも分かるように、
外観は確かに派手なものだった。
このような船がくず鉄同然だった西海フェリーと同じような事故を起こし、300人近い
犠牲者を出したのだ。
さらにわれわれを驚かせたのは、事故後に船長や乗務員が取った行動だ。
彼らは21年前の西海フェリーの船長とは比較にならないほど無責任な人間だった。
彼らの行動は「韓国社会は本当に発展しているのか」という疑いの念を国民に
抱かせた。
西海フェリーの船長は事故後、しばらく行方が分からなかったため「逃走説」まで
ささやかれたが、後に船体の中から遺体で発見された。
最後まで乗客の救助に当たり、船と運命を共にしたのだ。
これに対してセウォル号の船長は船長としての資質を問う以前に、人間性を疑わざるを得ないほど無責任だった。
事故直後の判断ミスで大惨事を招いただけでなく乗客よりも先に船から逃げ出し
自らの職務を放棄した。
事故が起こった際、生死が分かれる重要な時間帯でのリーダーの判断は全体の運命を
左右するが、セウォル号の船長は無能なだけでなく道徳心もなかった。
その結果は今われわれの誰もが目の当たりにしている通りだ。
聖水大橋崩落事故、三豊百貨店崩壊事故など、韓国で開発が進んでいた時代に
発生した数々の大惨事は、どれもずさんなハード面に起因するものだったが、
海兵隊キャンプ事故(昨年7月)や慶州リゾート崩落事故(今年2月)など、
ここ数年の間に発生した大型の事故は、どれもハード面での問題とは言い難く、
そのハードを運用する担当者の能力や人間性など、ソフト面での問題が大きいと
言わざるを得ないものばかりだ。10人もの大学生の命を奪った慶州リゾートの事故は、職員が屋根の雪下ろしを怠ったことが原因だった。
今回のセウォル号沈没事故も、船長の船長としての能力の欠如、あるいは運航の
ルールを守らなかったことが原因で発生した可能性が高い。
事故を予防するためのインフラの整備も重要だが、実際に問題が起こったときの
対応は結局人間がやるしかない。
そのため現場の人間は職業倫理と責任感を持ち、常にそれを高める努力に
取り組まねばならない。
これは何か高尚なことを言っているわけではない。要するに誰もが自らの仕事に
忠実になればよいことだ。国民の誰もが基本を守らなければ
「安全な大韓民国、国民の幸福の支え」という
朴槿恵(パク・クンヘ)政権のスローガンは、言葉倒れの「空念仏」に終わるだろう。
金洪秀(キム・ホンス)経済部次長
”韓国社会はほんとに発展しているのか!”・・・
残念だが、そうとはいえないのだ、自分の国を外側から見ればよく分かる。
反日に現をぬかしていて、国民の心の教育ができていないから・・・
年老いた船長がたすかり、これから長い人生の若者達が死に全ては基礎教育だ。
要請があれば、数時間後には日本の救援隊が到着するのに・・・・
なぜ、要請しないのだ、多くの若者達がむざむざ死なせることもなかろうに・・
【コラム】基本の大切さを悟らせてくれた惨事
1993年10月に西海(黄海)フェリー号沈没事故が発生した直後、記者は1カ月ほど
現地で取材を行った。
全羅北道群山の公設運動場では、愛する家族の遺体を抱いて泣き叫ぶ遺族の姿を目に
したが、その様子がつい昨日のように思い起こされる。今回全羅北道珍島の沖合で
発生した旅客船「セウォル号」沈没事故でも、これから同じような場面を再び
見なければならないと思うと、今から心がつらくなってくる。
西海フェリーの事故では、海軍の救助隊員らが犠牲者の遺体を全て回収した後に
沈没したフェリーが引き上げられたが、その様子も今同じように思い出される。
船はすでに老朽化していたためか、太い鉄の鎖に縛られて水面に姿を現したときには
もうくず鉄の塊にしか見えなかった。
またこの船には船底に砂の入った袋が数多く積まれていたが、その理由は運航の際に
船のバランスを取るためだったという。くず鉄となった船を前にそれを聞いたときは、ショックで言葉を失った。
「韓国はこの程度のレベルなのか」と自分自身を責める気持ちにもなった。
あれから21年の歳月が流れた。その間、韓国経済は飛躍的に成長し、経済規模は
国内総生産(GDP)の数字で見ると3倍にも膨れ上がった。
今回事故を起こしたセウォル号は全長146メートル、排水量6825トンの超大型客船で、
大きさは西海フェリー(110トン)の60倍だ。この船を運航する会社が
「韓国最大のクルーズ船」と自慢し積極的に宣伝したことからも分かるように、
外観は確かに派手なものだった。
このような船がくず鉄同然だった西海フェリーと同じような事故を起こし、300人近い
犠牲者を出したのだ。
さらにわれわれを驚かせたのは、事故後に船長や乗務員が取った行動だ。
彼らは21年前の西海フェリーの船長とは比較にならないほど無責任な人間だった。
彼らの行動は「韓国社会は本当に発展しているのか」という疑いの念を国民に
抱かせた。
西海フェリーの船長は事故後、しばらく行方が分からなかったため「逃走説」まで
ささやかれたが、後に船体の中から遺体で発見された。
最後まで乗客の救助に当たり、船と運命を共にしたのだ。
これに対してセウォル号の船長は船長としての資質を問う以前に、人間性を疑わざるを得ないほど無責任だった。
事故直後の判断ミスで大惨事を招いただけでなく乗客よりも先に船から逃げ出し
自らの職務を放棄した。
事故が起こった際、生死が分かれる重要な時間帯でのリーダーの判断は全体の運命を
左右するが、セウォル号の船長は無能なだけでなく道徳心もなかった。
その結果は今われわれの誰もが目の当たりにしている通りだ。
聖水大橋崩落事故、三豊百貨店崩壊事故など、韓国で開発が進んでいた時代に
発生した数々の大惨事は、どれもずさんなハード面に起因するものだったが、
海兵隊キャンプ事故(昨年7月)や慶州リゾート崩落事故(今年2月)など、
ここ数年の間に発生した大型の事故は、どれもハード面での問題とは言い難く、
そのハードを運用する担当者の能力や人間性など、ソフト面での問題が大きいと
言わざるを得ないものばかりだ。10人もの大学生の命を奪った慶州リゾートの事故は、職員が屋根の雪下ろしを怠ったことが原因だった。
今回のセウォル号沈没事故も、船長の船長としての能力の欠如、あるいは運航の
ルールを守らなかったことが原因で発生した可能性が高い。
事故を予防するためのインフラの整備も重要だが、実際に問題が起こったときの
対応は結局人間がやるしかない。
そのため現場の人間は職業倫理と責任感を持ち、常にそれを高める努力に
取り組まねばならない。
これは何か高尚なことを言っているわけではない。要するに誰もが自らの仕事に
忠実になればよいことだ。国民の誰もが基本を守らなければ
「安全な大韓民国、国民の幸福の支え」という
朴槿恵(パク・クンヘ)政権のスローガンは、言葉倒れの「空念仏」に終わるだろう。
金洪秀(キム・ホンス)経済部次長
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/2361410
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック