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2014年09月19日
Petite Victoire -DAY4- @Seoul
土産とオカズを買い込んで、ご機嫌で外に出ると陽が暮れていた。
陽が落ちれば、写真が撮れなくなるので、急にやることがなくなる。
旅先にいるのになんともゼイタクな話かもしれないが、
ショッピングに熱を上げない身としては、闇の訪れは退屈の合図。
明日は午前の便で帰国、残すところは数時間だ。
カウントダウンのこの時間は貴重な時間だが、アッサリと手持ち無沙汰。
日没時間に宿に帰るのも冴えないが、かといって行くあてもなく。
駅ビル前のベンチで思案していると、思わぬ考えが頭をよぎった。
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そうだ、カジノへ行こう!
とJRの広告コピーのようなことを思い立ち、改札を抜けた。
カジノならカメラも土産もクロークで預かってくれるので、身軽に動ける。
ギャンブルせずに軽くブラついて、なにかでノドを潤し、宿に帰ってもいい。
部屋で読書に耽るのもアリだったが、ソウルらしい夜の過ごし方を思いついた気がした。
幸い、ICカードにはチャージした小銭が残っている。
竜山(ヨンサン)から宿に戻るのは数駅だったが、反対方向へ。
明洞の東側から西まで、地下鉄に乗ってガタゴト移動。
モノズキなのは、地下鉄料金が安すぎるからかな。
ホームの売店に並ぶ新聞。
アレだけ紙面を賑わしていたWBCの記事がパッタリとなくなった。
最大のライバル日本に優勝をさらわれたのがショックだったのだろう。
決勝前日までは韓国チームはモチロン、日本チームも紙面を彩っていた。
それが日本チームはモチロン、韓国チームすら新聞からは消えてしまった。
まるでWBC自体がなかったかのように。
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江辺(カンビョン)駅からシャトルバスに乗り、ウォーカーヒルへ。
クロークで荷物を預け、身軽になって、フロアへ向かう。
場内のピンっと張り詰めた空気がいい。
ラスベガス、モンテカルロ、ブダペスト、シドニー、ペルー、マカオ・・・。
世界各地でカジノに足を踏み入れた。
賭け事が好きなのではなく、この張り詰めた空気が好きなのだ。
言い換えればただの「博打場」なのだが、
そこは清潔で、安全で、整然としていて、
ヘタなダウンタウンを歩くより、よっぽどリラックスして過ごすことができる。
「カジノ」というと日本人はやくざ映画の「鉄火場」を想像するようで、
それとこれとでは、かなりの開きがあることをお忘れなく。
コーヒーを飲み、フロアを歩く。
他人の賭けっぷりを見ているだけでも楽しい。
リアルに現金勝負なので、その表情は生々しいのだ。
それでも見ているとやりたくなるのが心情か。
実は前日の勝ち分があるので、ちょっと強気でやってきた、というのもあるのだが。
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昨日と同じくルーレットへ。
テニスラケット1本分の勝ちを掴んだので、即、退散。
入ってから1時間も経たずにカジノを後にした。
すっかり暗くなった漢江を横目に、地下鉄に潜り込んだ。
写真1;地下鉄2号線。左の駅表示横の3桁の数字が路線と駅を表す。
写真2;最新鋭車両の車内は日本と同じレベル。古い車両も活躍中。
写真3;昼間の車内。ラッシュ時は日本と同じぐらい混む。
写真4;街角の屋台。手前からオデン、フランク、アメリカンドッグなど軽食が並ぶ。
2014年09月18日
Packing It -DAY4- @Seoul
買いたいものは決まっているが、スーパーを歩き回るのは楽しい。
差し出される試食と戦いながら、
見慣れない食品やアヤシイお菓子を眺めて、歩く。
目的は「チャンジャ」(貝や魚の内臓の塩辛)。
市場で買うほうが、お得なのだろうが、
スーパーだと、プラスティックの容器に詰めてくれ、
臭わないように過剰なほどにラップで包んでくれる。
旅行者としては、漏れる心配がないので、これはかなり安心。
チャンジャのコーナーにいくと、
日本ではお目にかかれないイカのチャンジャや牡蠣、アサリなんてのもある。
「デパートの物産展に並んだ塩辛」というイメージですね。
ミントC!Jメール
眺めているとオバチャンがここでも例外なく、試食を勧めてくる。
指差す先に小さなテーブルがあり、10種類ほどの試食皿が並んでいる。
見ても聞いても、言葉がわからない身としては、抗いようもなく、
片っ端から食べ、自らの舌先で試してみるしかないわけだ。
「オイシイネ〜、コレ」
と片言で言うとオバチャンは波に乗って説明してくれるが、
99%説明がわからず、ちょっと悲しい。
ちゃんとその国の言葉を勉強しないとダメですね。
目星をつけたヤツを購入。
「アレとコレ、小さい器に詰めて」
と文章で書くとさりげないが、英語でゴリ押し。
もちろんオバチャンには通じてなくて、
身振り手振り、日本語、英語、ハングルとムリヤリのコミュニケーション。
なんとなくわかってもらえて、
ご指名のチャンジャを詰めてもらうと、
「4ツ買うと、この値段よ」と、値札を示して、セールストーク。
毎週火曜日は一つの商品が1円!・特価セール・など様々なイベント開催中「韓国市場」
どうやら2ツ買うのとあまり違わない値段で、4ツをパッキングしてもらえるらしい。
オバチャンのアドバイスというか、セールストークに乗っかってしまうことにした。
「ウ〜ン、ドレニシヨウカナ」
「食べてみなさい、食べて」
そういうとオバチャンは試食皿の爪楊枝を差し出す。
また最初からやり直し。
次なるお気に入りを求めて、並ぶ皿を突っつく。
「ご飯、欲しいなああ」
と数少ない知っているハングルで呟くと、オバチャンは笑う。
「コレハ、ドレ?」
なんてヤリトリをしながら、残り2ツをパックしてもらった。
ソウルのホテル情報 韓国料理・故宮・スパ・エステ
「この4ツでいいのね」
「ハイ。でもニホンに持って帰るのです」
「問題ないわよ」
そういうと、オバチャンはラップを多めに巻いて、
笑顔でショッピング・カートに入れてくれた。
写真1;マクワウリ。伝統の食材でそのまま食べたりもする。
写真2;市場のチャンジャ屋さん。店によって味も異なるのだとか。
写真3;ジャコ。買いたかったけど、この量はねえ。
写真4;プラスティックじゃありません、青果でございます。
2014年09月17日
Easy Food -DAY4- @Seoul
電気街に飽きて、竜山の駅に戻った。
広いターミナルを歩いていると、
「電気街はコッチ?」と地図を広げた女性に聞かれる。
言葉はわからないが、地図があったので、指し示すと、
その女性は礼をいいながら、電気屋方面に消えていった。
なんで、おれに? と思いつつ、電気街とは反対側の出口を目指す。
竜山は「ソウルの秋葉原」として有名だが、
KTX(韓国高速鉄道)が乗り入れる大型ターミナル駅でもある。
最近、「I’PARK」という巨大な駅ビルが完成。
映画館やスーパーも併設する東洋では最大級のショッピングモールらしい。
http://www.iparkmall.co.kr/ (I’PARKのサイトです=韓国語)
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さらにはコレイル(KORAIL・韓国鉄道公社)が
ここ竜山に世界3位となる超高層ビルを建設することも発表。
ソウルではちょっとしたホットスポットなのですね。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=90326&servcode=400§code=400
(中央日報サイト)
現状は駅の西側は電気街、東側は大使館や在韓外国人などが多い梨泰院に連なっている。
梨泰院はアンティーク家具やブティックなどオシャレな店が多いのですね。
I’PARKを目玉に再開発中の東側に抜ける。
豪奢な駅の造りとはかけ離れ、通りに出ると屋台が並ぶ。
近未来的に凝ったデザインの駅ビルとビニールを張って並ぶ屋台の対比が
なんとも韓国的。
成長と生活がなんとなく同居している。
ランチをとろうとビニール張りのひとつに入る。
店先のトッポギが気になり、この好物を今回はまだ食べてなかったことを思い出した。
オバハンが退屈そうにしている店を避け、盛況の店に潜り込む。
「トッポギ、一つね」
忙しそうに店を切り盛りしているオヤジサンに告げる。
テーブルを指差すと、そこに持ってきてくれた。
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韓国で屋台の料理を頼むと、お皿の上にビニールがひかれている。
お皿を洗う手間を省くものだろう。
逆に考えれば、お皿をすっぽり包んでいるので、清潔ではあるが、
ビニールに盛られた料理は日本の人には抵抗があるかもしれない。
かつて住んでいたシンガポールでは、
テイクアウトのジュースやコーヒーを頼むと、ビニール袋に入れてくれる。
いわゆる「金魚袋」、夜店で金魚すくいをしたときに金魚を入れるあの袋だ。
氷を入れ、ココナツやサトウキビのジュース、あるいはコーラを注いでくれる。
上からストローを挿せば、歩きながら飲むこともできる。
女のコが当たり前のようにそれをブラさげ、飲みながら歩いている姿を見て、
日本から来た友達は目を丸くしてたっけ。
東南アジアの国々はこのあたり、見た目よりも実用優先。
きわめて合理的でございますなあ。
ビニール袋に盛られたトッポギを、竹串でつまむ。
これが猛烈に辛い。
辛いのに強いと自負していたのに、辛くて食えない。
ひょっとして舌が衰えたのか、あるいは鈍ったのか。
辛い。
慌てて、勝手に注いで飲めるオデン(日本語と同じ意味と音)の汁をもらいに行く。
ダシの聞いたオデンのスープを飲んでも辛い。
辛(ツラ)いぐらい辛(カラ)い。
どれぐらい辛いかというと、食べられないぐらい辛い。
辛(カラ)いのが辛(ツラ)い。
韓国オルチャンファッションの代表的なサイト《GOGOSING》
そう思い、悪戦苦闘しながら食べていると、他のテーブルの人も辛くてムセている。
あれ? 韓国の人もムセちゃうぐらい?
辛い。
辛くて人気なのか、この店は。
気付けば7〜8あったテーブルはすべて埋まっていた。
みんながテーブルで食べはじめると、
代わる代わるオデンのスープをもらいに歩くさまがおかしかった。
韓国の人も辛いものは辛いのだ。
写真1;屋台売りのトッポギ。この日は冷え込んでいたので湯気が激しい。
写真2;ニギヤカな店先。韓国風の天ぷら「ティギム」が並ぶ。イカゲソやサツマイモなど種類は豊富。
写真3;気付いたらテント内は満席に。左の男性のように紙コップでスープを飲むのが韓国式。
写真4;トッポギはうるち米の餅。もちろん辛くない店もある。
2014年09月16日
Eat Up -DAY4- @Seoul
雑多なランチを済ませて、駅ビルへ戻った。
前述しましたが、最新鋭の「I’PARK」というショッピングモール。
駅にへばりついたビルの上がデパート、地下が巨大なスーパーになっている。
ツアーを担当していた頃から、スーパーは楽しい場所。
仕事とは関係ないのに、お客さんを連れて行くこともあった。
「集合時間に少し早く集まってくれると、3分、5分が積もって、
他の場所を案内する時間ができるかもしれませんよ」なんて説明していた。
この言葉は「集合時間を守ってください!」と連呼するよりも効果的なフレーズで、
たいがい、30分ぐらいは時間が作れて、
眺めのいいフォト・ストップや地元のスーパーに立ち寄ることができたっけ。
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夕方のチェックインのあとに、お客さん引き連れ、
歩いて近所のスーパーへ、なんてこともよくやった。
お客さんは部屋で食べるツマミや土産を物色したり、
隣の店でコーヒーだけ飲んで帰ってくるだけでも、
地元の人の生活が見えて、市場と同じように楽しい場所だったみたいです。
今でこそ、「エコ」で大騒ぎの日本だけど、
イタリアではプラスティック・バッグ(コンビニ袋の英語表記)は有料だったし、
ドイツではスーパーの入口に空きビンのリサイクル・コーナーがあったりと、
ツアーのお客さんに説明すると「社会勉強になるねえ」なんていわれたこともあった。
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韓国のスーパーの特徴は「試食」。
この一言がすべてをあらわすように、
各コーナー、売り場のシマごとに「試食」のテーブルが待ち構える。
ヨーグルト、豆腐、魚の干物、焼肉、パン、チョコ、ジュース、麺類・・・。
コーナーごとに試食があるので、それこそフルコースを満喫できる。
日本だと「食べたら買わなきゃ」的なプレッシャーを感じるようですが、
そのあたりは習慣、国民性でしょうね。
慣れたもので、食べては次へ、食べては次へ、とおかまいなし。
ヘタすると調理が終わるのも待っている客もいたりする。
買い物に来ているのに、もはやちょっとしたパーティー状態です。
そのスタイルに慣れてないこちらは、ちょっと気後れ気味。
逆に試食のオバチャンに呼び止められて、半ば、強制に食べさせられたりする。
う〜ん、サバの干物は買わないのに。
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試して買うことができるので、土産を探すには最適。
お菓子にしても、キムチにしても、好みの味を捜し求めることができる。
それにシマごとに誰かがいるので、探しているものを伝えれば、
マッチしたものを出してきてくれるのがうれしい。
スーパーなのに極めて市場感覚で買い物ができる。
作りやサイズはアメリカン・スタイルのスーパーと変わらないけど、
売り場や人の雰囲気はかけ離れて違うのがおもしろい。
写真1;モヤシです。計り売りしてくれます。
写真2;市場の風景。モヤシ屋さん?ではないか。
写真3;魚介類は日本人がうれしくなるぐらい豊富。
写真4;タコも人気の素材。炒めても鍋でも酒の肴でも。
2014年09月15日
Enjoy Meal -DAY4- @Seoul
口から火を噴きながら、屋台を後にした。
店内を振り返るとみんな口から火を噴き出して、
ビニール張りの店は熱に耐えられず、溶けはじめていた。
なんてことはあるはずもないが、お金を払っている最中もムセている人がいて、
なんとなくおかしかった。
トッポギ2,500W。
おいしかったけど、辛すぎだよ、オジサーン。
店のスグ前にホットドッグを売っている小さな店があった。
客と話をしている店員がなんとも朴訥な話し方で、琴線に触れた。
炭焼で焼いている大き目のフランクフルトもなんともおいしそうで、
朴訥なニイチャンに惹かれるように、店先に立ってしまった。
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トッポギ食ったばかりなのに気付いたら注文していた。
質感のある風貌なのだが、目が優しく、
稚拙な外国人のハングルにも素朴に対応してくれる。
目の前でフランクをひっくり返しながら、尋ねてくる。
「マスタードは?」
「ダイジョウブ」
「タマネギは?」
「ダイジョウブ」
暖めたパンに焼きあがったばかりのフランクフルトを挟み込んで、渡してくれた。
「コーラ、よかったら飲んでください」
小さな店先のテーブルにはコーラのペットボトルが無造作に置かれていた。
先客がボトルを抱え、紙コップに注ぐ。
ついでにコチラの分も注いでくれた。
オモニ特製のニラチヂミ!
店先のスツールに腰掛け、ホットドッグに噛りつく。
トッポギの辛さでマヒした口の中に肉汁が広がる。
正解。
余計な調味料がない分、シンプルでうまい。
朴訥なニイチャンは無言でフランクを焼き続けている。
時折、寒風が吹き抜けるが、陽光は暖かい。
スーツ姿のビジネスマンや学生が信号が変わるたびに忙しそうに横断歩道を渡っていく。
屋台も忙しそうに次から次に来る客をさばいている。
「イクラデスカ?」
「味はどうでしたか?」
多分、そういわれたのだと思う。
ソウルのホテル情報 韓国料理・故宮・スパ・エステ
「マシソヨ、マシッソヨ〜」
数少ないハングルの中から使える言葉を繰り返し、告げる。
「おいしいです」もう少し気が利いたことを言えればいいのだろうが、
それにはコチラのボキャブラリーが貧困すぎた。
大柄なニイチャンが小さく微笑んだ。
写真1;ティギム。ひとつまみして、お金を払って、と道行く人に手軽なファストフード。
写真2;朴訥な横顔。値段も2,500Wと朴訥。
写真3;おいしそうでしょ?パンよりデカイフランクフルト。
写真4;こんな感じでオデンのスープはセルフですくって勝手に飲む。
2014年09月14日
Electric Town -DAY4- @Seoul
朝から竜山(ヨンサン)を目指して、宿を後にした。
雨こそないが、曇り空で寒い。
昨日の雨が春先の陽気を一気に押し下げたようだ。
3月25日水曜日、明日の朝の便で帰るので、実質、今日が最終日。
昨夜のカジノでのバトルはみごとな勝利。
といっても、賭ける額はいつもタカがしれているんです。
「ラケット1本」が基準。
テニスラケット1本買える金額を勝利したらすぐ撤退、というのが小銭稼ぎの鉄則。
小さい勝ちを掴むのはカジノではそんなに難しいことではないのです。
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いつものようにルーレットのテーブルにつき、
「出目」を探りながらディーラーのクセを記録していると、
3人目のディーラーに大きなパターンを見つけた。
そのディーラーは一回おきに「0」か「00」を狙って投げる。
合間はノワール(黒)かルージュ(ルージュ)、
オッズ(奇数)やイーブン(偶数)のアウトサイド・ベットでお茶を濁し、
次に0とその周辺、00とその周辺といった具合にチップを張った。
こぼれた玉が隣の数字に入る可能性が高いからだ。
そこまでは「小張り」や「見(ケン)」を決め込んで待っていたが、
そこで一気に勝負に出た。
お為ごかしに張っていた「アウトサイド」ベットまで当たり、
続いて本命の「0・00」周辺のベットも当たる。
7回連続で的中し、手元のチップは倍、とまではいかないまでも
ラケット1本にプラスして、チケット代と宿泊費を賄う額になっていた。
毎回、チップを持っていくこちらを見て、隣の中国人は声をあげておもしろがっていた。
あまりにバカスカ当たるので調子に乗りそうになったが、
これで切り上げるのが勝利の法則。
小さく勝って、さっさと帰る、これ、カジノの鉄則です。
勝っていると帰れないものなのですね。
大きく賭けていれば、大枚ゲットだったでしょうが、残念ながらその勇気がないのかも。
地下鉄の終電がなくなる前に撤退。
2時間足らすのバトルで旅費までゲットしたから「よし」でしょう。
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竜山は電気街。
「ソウルの秋葉原」だそうで、今回が初の訪問。
電車を待っている間、駅の売店で暖かい缶コーヒーを買って飲んでいたら、
「通過列車が通る」とのアナウンス。
特急列車が走り抜けるのかと思ったら、
戦車を4〜5台積み込んだ貨物列車が通過していった。
韓国なのだなあ、と痛感。
ショッピングモール・ビルが立ち並び、上から下まで電化製品を並べた店が連なる。
造りはシンガポールのSIMLIMタワーとあまり変わりがなく、雰囲気的には懐かしい。
ホトンドがPCショップであまり目ぼしいものはなく、チョット残念。
中古のラップトップ、超小型のMP3プレーヤー、
PSPやDSのデコレーション・パーツがここでは人気のようだ。
どこの店でも同じような品物を並べていた。
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結局、ラップトップPCの下に置き、熱暴走を抑えるファンを5,000Wで購入しただけで、
電気街を後にした。
5,000Wではカジノで勝った戦利品とはいい難いかな。
写真1;竜山駅から電気街への連絡通路から眺めた街の風景
写真2;駅の売店。戦車を積んだ貨物列車はカメラが間に合わなかった。
写真3;竜山の電気店街。こういうスタイルのビルが数軒立ち並ぶ。
写真4;駅前の屋台、目新しいタコ焼きは人気らしい。
2014年09月13日
Luck or Not -DAY3- @Seoul
頼んでいたものを受け取ると、逃げるように明洞(ミョンドン)を後にした。
注文していたサングラスは、オリジナルのレンズが特殊な色で、
同じ色にするとかったほうが安いぐらいかかりますよ、といわれ、
違う色のレンズで仕上げてもらっていた。
試してみると予想以上の出来上がりで、スタッフに丁重に礼を告げ、店を離れた。
原宿や渋谷のように浮かれて陽気で賑やかな明洞は、
一人旅の男からすると気恥ずかしくて居場所がない。
喧騒を振り切るように地下鉄の駅に駆け下り、自動改札を抜けた。
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眼鏡店で待つ間、店員さんにオススメの飯屋や食事場所を教えてもらったが、
市場で食べたピンデトックが腹に残っていて、夕食にも早すぎる。
日が沈み、撮影もジ・エンド。
こうなると目指すはカジノ、である。
明洞から乗り換えなしでいける江辺(カンビョン)駅を目指し、東へ。
地下鉄2号線で15分ちょっとの道のり。
小高い丘の上にあるシェラトン・ウォーカーヒルへは、
江辺駅とクワンナル駅からシャトルバスが運行している。
無料でひっきりなしに巡ってくれているので、便利だ。
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かなり前に訪れたときはクワンナルの駅を利用したので、
江辺駅を降りてはみたが、右も左もわからない。
人の流れに任せて、駅の右側に出てみたが、
市バス乗り場と大きな長距離バス・ターミナルがあるだけ。
う〜ん、シャトルバスはどこなのでしょう。
駅に戻り、券売所で尋ねた。
「ウォーカーヒル行きのシャトルバス乗り場はどこですか?」
「左側の出口を出て、右に歩くと乗り場がありますよ」
英語で尋ねたが、駅員さんは快く教えてくれた。
自分の会社とは関係ないことなのに、ありがとう。
反対側に出ると、舗道に屋台が所狭しと並んでいる。
野菜を選んでいる人もいるし、オデンをつまんでいる人もいる。
大きな横断歩道の向こうには大きなショッピングビルが建っていた。
こちら側にもあった市バス乗り場を歩くが、シャトルバスの表示がない。
探しあぐねて歩いていると、シェラトンの文字が入ったバスが到着し、客を降ろしていた。
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「乗せてくれ〜〜」
手を挙げ、合図するとドライバーはドアを開け、待っていてくれた。
さあ、カジノでの一戦、はじまりはじまり。
写真1;もちろん、オカズです。よく動く顔の部分はおいしいらしい。
写真2;市場の中のモツ屋さん。臓物や腸詰など注文を受けると手際よく刻んで包んでくれる。
写真3;日本では観たことないキムチもあり、色とりどり。
写真4;東大門市場、清渓川からの眺め。
2014年09月12日
Looking for -DAY3- @Seoul
市場を離れると雨上がりの空気がキンと冷えていて、心地よかった。
昨日注文したサングラスを受け取りに明洞(ミョンドン)に行かなければならなかった。
市内の地図を広げてみると、
広蔵市場(クァンジャン・シジャン)から明洞までは、たいした距離ではなさそう。
地下鉄の駅なら3つほど。
東京都内の地下鉄駅に沿って歩くのと距離感は変わらない。
市場を出て、西の方角を目指し、見知らぬ街を歩き出した。
この辺は方向音痴じゃないので助かる。
犬のように鼻が利く、というのは大ゲサだが、
なんとなく当たりをつけた方角を目指して歩くと、なんとなくたどり着く。
ツアー・コンダクター時代にも、
ツアーで立ち寄る新しい契約先のレストランに、
お客さんご一行を引き連れ、地図一枚でたどり着いたり、
文字だけの説明のガイドとのアポイント場所に到着するのはあまり苦にならなかった。
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モチロン迷いそうな気配に襲われれば、ダレカレかまわず、聞いて回るし、
道路標示や住所など目に付くものを拾い集めるのがたぶん得意なのだ。
店先の黄色いポストを覚えていたり、消えかかった横断歩道を目印にしたり、
同じところをグルグル迷った、という経験はあまりない。
さすがにハワイ島のキラウェア火山が噴火した海辺の溶岩後を歩いたとき、
溶岩に閉ざされた道路から溶岩へ入っていくのだが、
写真を撮りながら歩いていたら、その道路へいつまでたっても戻れなくて、あせったことがある。
カメラに夢中になり、気付いたら点々といた観光客が誰もいなくなり、
あっさり帰る方向を見失った。
常夏の島だというのにのんきに水も持っておらず、
レンタカーを止めた場所につながる道路へ戻るキッカケを失い、
歩きづらい溶岩の上を延々と迷い続けた。
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そりゃあそうだ。
目印のカンバンはないし、道を尋ねる相手もいない。
日はドンドン暮れていくし、こりゃあ、軽い遭難だ、と思いながら、
ゴツゴツした溶岩の上を歩いた。
最悪の場合、海に出て、海岸線を辿ればどうにかなる、なんて軽く考えていたのだが、
予想以上に広くて長い溶岩と
カラダが上下するほど歩きづらい地面に、涙目になりかけた。
なんとか戻って、レンタカーにたどり着き、
公園出口にいたレンジャーに
「よう、遅かったな。最後の一人だよ」といわれた時は自分のうかつさにあきれた。
レンジャーに捜索された日にゃア、笑い話にもならない。
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昼まで降り続いた雨がスッカリ街を洗い流し、空気を冷やしていた。
実は到着してから前日まで、目のカユミとノドがいがらっぽくて困っていたのだ。
やたらと咳き込むし、目がかゆい。
「渋滞が増えたソウルの排気ガスのせい?」と塑像していたのだが、
日本のニュースとこの雨を重ねて、謎が解けた。
「黄砂」。
日本列島を覆い尽くした中国からの「黄砂」は、
ここ朝鮮半島にも被害を及ぼしていた。
大陸の一部だけあって、その被害は日本より深刻だとか。
ソウルの街なかにもマスクをつけている人は多いし、
なかには防塵のグラスをしている人もいた。
黄色い砂がソウルでも舞い散っていたのだ。
それを午前中の雨が洗い流した。
顔を撫でる風は切るほどに冷たくなったが、澄んだ空気が心地よかった。
普通の街の、普通の通りの、普通の人々に紛れて歩いていると普段見えないものも見えてくる。
ソウルのホテル情報 韓国料理・故宮・スパ・エステ
明洞につくと、空から白いものが落ちて来はじめた。
暗くなりはじめた時刻、道路が乾きはじめ、
またホコリに混じって黄砂が舞っているのかと思ったら、雪だった。
降る、というほどの量ではなかったが、時折、舞い落ちてくる。
今日の昼、決勝で敗れはしたものの善戦したWBC韓国代表チームの悲しみが舞っているようだった。
写真1;人参。といっても高麗人参のアウトレット版。
写真2;街角の出店。湯気のとおり、冷え込むと売れ行きがいい。
写真3;市場へ買い付けに。バイクだろうが自転車だろうがとことん積み込む。
写真4;独活(ウド)。たぶんウドちゃんだと思われます。天野くんはいなかった。
2014年09月11日
Local Market -DAY3- @Seoul
南大門にしろ、東大門にしろ、ソウルには「市場」と名のつく場所が多い。
「市場」といってもただ土産店が並ぶだけだったり、問屋街だったり、
その形態もさまざまなのです。
そのなかで比較的生活臭がする、というか、地元の人の食を支える市場に足を伸ばすことにした。
といっても、ソウルの町のど真ん中にあり、
東大門の問屋街に沿うようにある「広蔵市場(クァンジャン・シジャン)」。
もはや観光スポットとも化していはいるが、足を伸ばしたことがなかったのだ。
屋根で覆われたスペースには野菜や衣料、乾物に生鮮食料品、
所狭しと物が置かれ、地元の人が品定めをし、値段交渉をし、
日々の生活の糧を求めている。
最安値!CONTREX 1500ml×12本入
市場はみているだけでも楽しい。
無責任な観光客がカメラ片手に無遠慮に入り込んでいくのは気が引けるが、
声をかけ、許しを得ながら写真を撮る。
観光客にはなんの特権もないどころか、彼らの生活に割り込む権利すらないのだから。
ローカル・エリアのローカル・マーケットのローカル・フード。
次から次に触手を伸ばしたくなる食べ物が満ち溢れている。
この国に限らず、市場には「ソウル・フード」が溢れている。
いつしか自分たちの国には、混沌とした「マーケット」は消え去り、
整然とした清潔な「スーパー・マーケット」ばかりになってしまった。
自分たちの「ソウル・フード」はどこにいってしまったのだろう。
旅先の見知らぬ市場を歩くたびにそんなことを思う。
みているだけではつまらないので、連なる屋台にチャレンジ。
ちょっと遅めのランチタイム。
韓国でも大人気!BBクリーム UVタイプ登場!
いつものようにちょっと混んでいる店をチョイス、
肩を寄せ合う店先のイス、譲ってもらい、座る場所を確保した。
「それ1つ!」
店先で香ばしい香りを立てていたパンケーキのバケモノを注文。
刻まれたそいつは醤油付けのタマネギといっしょに頬張る様子。
周りをなぞって、真似して食べてみた。
揚げるような量の油で焼いているので香ばしい。
少し冷え込む陽気にはこたえられないおいしさ。
後で調べてたのだが、こいつは「ピンデトック」というシロモノ。
緑豆を臼で引き、それを多目の油で焼き上げたまさに「ソウル・フード」。
連なるイスの右側では、カップルが一枚を分け合い、
左側では2組のオバチャンがこいつをツマミにマッコリを煽っていた。
どうやらマッコリを呑みながら、食べるのが常道らしく、
皿が置かれると、店のオネエチャンに「マッコリは?」と尋ねられた。
昼間からマッコリを煽って、ダベっている主婦がいるのも韓国。
その後ろを「おいしいのかな?」なんてささやきながら日本人観光客が歩いていくのも韓国。
市場はヤッパリ楽しい。
写真1;ピンデトック。一枚で2,500W。大食いだが、食べ切れず、1/4残した・・・。
写真2;市場の通路に似たような屋台が連なる。
写真3;人気のお店のアジュマ。焼いているそばから売れていく。
写真4;オバサマ二組。両組ともマッコリでイッておりました。
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2014年09月10日
Love Baseball -DAY3- @Seoul
この日は朝から寒い雨が降っていた。
写真も撮れず、買い物もする気がなかったので、ベッドに沈む。
熱いコーヒーを飲みながら、TVのスイッチを入れ、
WBCの決勝戦を観戦することに決めた。
ソウルではKBS、SBS、MBCと3つの放送局が、同じ画面で放送をしている。
注目のスポーツ中継とはいえ、日本ではありえない現象。
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試合の内容は過ぎたことなのでさて置き、やはり質の高い野球は楽しい。
鐘や太鼓のないボール・パークには乾いたバットの音が響き、
目にも鮮やかな天然芝は画面越しでも美しい。
日本のプロ野球はこういう素晴らしい経験を踏まえ、
変貌を遂げないのだろうか。
今年もまた鐘や太鼓を打ち鳴らし、みんな揃って大合唱の応援を続けるのだろうか。
経営側の都合で選手寿命を縮めるだけの人工芝と風を感じないドーム球場。
土が剥き出しの内野でプロがプレイしている限り、巷に芝の球場は生まれない。
ガンバレ、Jリーグ!といいたくなる。
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試合が終わった昼過ぎに雨は小降りになり、追って止んだ。
対戦国・韓国のど真ん中で、優勝チームの国民が歩くとどうなるだろう。
生卵でもぶつけられるかな。
それもまた一興。
まあ、日本の旗でも振って歩けばそうなるだろうが、
全日本のファンでも熱狂的な愛国者でもないので、その気もない。
地下鉄の駅に向かって歩みを進めるが、時折落ちる水滴に寒風がきつい。
そういえば、昨夜の夕食。
勘定書きをもらってきて、宿にあった辞書で調べると、
頼みたかった「カムジャタン」は二人前のお値段。
しかも大き目の鍋物なので、金額が22,000Wとかさんでいたのだ。
そういえば、オバチャンが「一人で食べるの?」とリアクションしていたような。
こちらが一所懸命いっていた「一人前」は設定がなかったのですね。
「ヘジャンクッ」に変更してもらって、大正解。
金額どうこうよりもバカデカイ鍋抱えて、悪戦苦闘するところでした。
牛骨煮込み「ヘジャンクッ」は、なかなかに辛くて、ご飯が進み、
結局、もう一杯おかわりをもらった。
「マシッソヨ〜」といいながら白飯を頬張る変な日本人をみて、
食べ方を教えてくれた店のオヤジさんも笑っていたっけ。
正しい日本語があふれる「明洞」に比べ、
日本語どころか英語もない「木洞」、そんな地元エリアが楽しい。
駅構内に入り、ホームで一息ついているとイキナリ行き先を聞かれた。
「これ、東大門いく?」って、なんでオレに聞く?
その程度のハングルはわかるから「イェー」(韓国語でハイ)と、答えたけど。
オバチャン!こちとら、ハングルはからっきしでい。
写真1;甘味なのか、乾物なのか、正体不明
写真2;キムチ屋サン。店ごとに味も異なるのでしょうね。
写真3;できたて豆腐。
写真4;醤油付けの蟹。日本に比べると手軽な値段。
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