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2014年09月16日
Eat Up -DAY4- @Seoul
雑多なランチを済ませて、駅ビルへ戻った。
前述しましたが、最新鋭の「I’PARK」というショッピングモール。
駅にへばりついたビルの上がデパート、地下が巨大なスーパーになっている。
ツアーを担当していた頃から、スーパーは楽しい場所。
仕事とは関係ないのに、お客さんを連れて行くこともあった。
「集合時間に少し早く集まってくれると、3分、5分が積もって、
他の場所を案内する時間ができるかもしれませんよ」なんて説明していた。
この言葉は「集合時間を守ってください!」と連呼するよりも効果的なフレーズで、
たいがい、30分ぐらいは時間が作れて、
眺めのいいフォト・ストップや地元のスーパーに立ち寄ることができたっけ。
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夕方のチェックインのあとに、お客さん引き連れ、
歩いて近所のスーパーへ、なんてこともよくやった。
お客さんは部屋で食べるツマミや土産を物色したり、
隣の店でコーヒーだけ飲んで帰ってくるだけでも、
地元の人の生活が見えて、市場と同じように楽しい場所だったみたいです。
今でこそ、「エコ」で大騒ぎの日本だけど、
イタリアではプラスティック・バッグ(コンビニ袋の英語表記)は有料だったし、
ドイツではスーパーの入口に空きビンのリサイクル・コーナーがあったりと、
ツアーのお客さんに説明すると「社会勉強になるねえ」なんていわれたこともあった。
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韓国のスーパーの特徴は「試食」。
この一言がすべてをあらわすように、
各コーナー、売り場のシマごとに「試食」のテーブルが待ち構える。
ヨーグルト、豆腐、魚の干物、焼肉、パン、チョコ、ジュース、麺類・・・。
コーナーごとに試食があるので、それこそフルコースを満喫できる。
日本だと「食べたら買わなきゃ」的なプレッシャーを感じるようですが、
そのあたりは習慣、国民性でしょうね。
慣れたもので、食べては次へ、食べては次へ、とおかまいなし。
ヘタすると調理が終わるのも待っている客もいたりする。
買い物に来ているのに、もはやちょっとしたパーティー状態です。
そのスタイルに慣れてないこちらは、ちょっと気後れ気味。
逆に試食のオバチャンに呼び止められて、半ば、強制に食べさせられたりする。
う〜ん、サバの干物は買わないのに。
韓国でつながるWi-Fi!
試して買うことができるので、土産を探すには最適。
お菓子にしても、キムチにしても、好みの味を捜し求めることができる。
それにシマごとに誰かがいるので、探しているものを伝えれば、
マッチしたものを出してきてくれるのがうれしい。
スーパーなのに極めて市場感覚で買い物ができる。
作りやサイズはアメリカン・スタイルのスーパーと変わらないけど、
売り場や人の雰囲気はかけ離れて違うのがおもしろい。
写真1;モヤシです。計り売りしてくれます。
写真2;市場の風景。モヤシ屋さん?ではないか。
写真3;魚介類は日本人がうれしくなるぐらい豊富。
写真4;タコも人気の素材。炒めても鍋でも酒の肴でも。