フリー素材★小説文章★ネタupするからだれか完結させて下さい

私の彼氏は、人気ミステリー作家。

いつもは部屋に籠って執筆作業をしているが
外に出れば勝手に道行く人にスマホで撮られ、
#神イケメン　でSNSに上げられるほどの美青年である。

執筆作業のルーティンワークは
「終盤のクライマックスは、甘いものを食べながら仕上げる」
というもの。

「京都では刀と舞妓が牙をむく」では、抹茶スイーツを
「新婚夫婦はハワイで狂気を愛す」は、マカダミアナッツ
「亡き母への詫び状」なら、私の作った蜂蜜入りホットミルクを食しながら、
最後のトリックを書き詰めていた。

今、彼が執筆中なのは
「バレンタインに夢見る羊」という作品。

いよいよ終盤の締め、というところで
食べているスイーツが作品イメージに合わないらしく
頭を掻きむしりながら、彼が懇願を始める。



「ファンから送られた大量多種類のチョコでも
イマジネーションが食い違う！
甘い、こってり、ビター、だけじゃダメだ。
もっとこう、
コクがあって、舌の上で粘りつくような甘味を
粘りに粘った捜査で解き明かされる
かえって身近な人が犯人っていうスイーツ…
そんな…そう、

キャラメル！
キャラメルじゃなきゃ、トリックは完成しない！」

そして私は、彼のために
極上のキャラメルを手に入れるために
ネットの「購入」ボタンを押しまくるのだ。

だれか、続きをお願いします。

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