2020年01月24日
Child in a car
リアガラスに「ドライブレコーダー録画中」と書かれたステッカーを貼ってある車があります。
いつまで貼るんでしょ?
すでにもう、ドライブレコーダーは大半の車が付けているのではないでしょうか。
ドライブレコーダーはやがて標準装備になると思います。
それでも貼るんでしょうか。
ABSだってそうです。
今は大半の車に装備されています。
いま、ABS装着車と貼ってあるのはバスくらい。
エアコンもそう。
エアコン装着車なんて貼ってある車に乗りたいですか?
時代の走りなら良いんでしょうけど、当たり前になって、それでも貼ってあるのは恥ずかしいと思います。
ターボも出た頃はクールだと思いました。
「TURBO」なんて、車の横に貼ってあれば「すげー!」と思った時代。
実際に免許取りたての頃、友人に車を運転させて旭川の4条通を走っていたら、左となりの車線に赤いスカイラインが。まだ発売されたばかりのR30スカイラインです。
友人たちと
「スカイラインだ!RSだ!ターボだ〜〜!!」
ドン!!
前の車に追突しました。
走っている姿から、スカイラインというのはわかります。
もっとしっかり見たいから友人はつい、アクセルペダルを踏みます。
すると車体横に「RS」と書いてあります。その隣には「TURBO」の文字が。
皆、横を走るスカイラインに気を取られて前を見ていなかったんです。
確かに、突然スカイラインは減速したと思いました。そのとたんにドン!!です。
前を見ていなかった友人が悪いのですが、ステッカーにも罪があると思いました。
また、車の前方に貼るステッカーは左右が反転していました。
それは前を走る車を後ろから追い上げていき、前を走る車のバックミラーにはきちんと「TURBO」と見えるようにです。なんか、今からすると「のどか」ですね。
車に貼るステッカーといえば思い出すのは
「子供が乗っています。」または「Child in a car」。
初めはこれ、自慢か?
と思いました。
そうではないんですね。
かなりの人はご存知だと思います。
昔、アメリカだったと思います。
女性の乗った車が大きな事故を起こしました。
レスキュー隊が到着し、彼女を車内から助け出し病院へ。
懸命の治療が行われ意識を取り戻した彼女が言ったのは、
「私の赤ちゃんは?」
そうです。
車内に実はもう一人、子供が乗っていました。
残念なことに子供は誰にも気付かれないまま、車内で亡くなっていました。
「Child in a car」のステッカー、本当の目的は人命救助なんですね。
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