2019年06月18日
ラジオ
私が目覚めたのはラジオからでした。
小学校5年から6年生にかけて、毎晩TBSラジオの“一慶・美雄(いっけい・よしお)の夜は友だち”を聞いていました。それは姉からの勧め。オープニングのナレーションをすべて暗記するくらい、楽しみに聞いていました。
でもその前、小学4年生の頃から私は夜になると子供部屋でラジオを聞くのが楽しみでした。
その頃、放課後の遊びというのは友だちと歩いてどこか遠くへ行くのが日課でした。
小学校低学年のときには駆け足や自転車で走り回っていたのですが、少し落ち着いたのかな?(笑)
あと、プラモデルです。
機械が大好きだった私は夕方以降、毎晩のようにラジオを聞きながらプラモデルを作っていました。
プラモデルは機械ではありません。でも3次元の構造物という共通点で好きだったのだと思います。
よく聞いたラジオ、それなりの知識をくれました。
強く憶えているのは天理教同友会のラジオCM。私は神道なので特に宗派は持ちません。
でも、なんだか心が温まるCMでした。
それから映画評論家の故、淀川長治さんが番組を持っていました。
淀川長治さんは本当に心から映画を愛した人です。
ある日の放送で、まだ彼が少年だった頃、きっと学校をサボって映画を観にいっていたのでしょう。
あまりに映画が面白かったので、映画館の電話を借りて家族を映画館へ呼んだといいます。
淀川長治さんは裕福な家の育ちです。
映画館に電話はあったでしょうが、架ける先の家に電話があったのは当時、きっと珍しかったろうと思います。
その、家族を誘うセリフをラジオで語った淀川長治さん。それが実に夢中で真剣でかわいくて、小学生だった私も感動しました。
さらにラジオでは当時の歌謡曲も流していました。
今日、ふと思い出したのは“片平なぎさ”さん。
片平なぎさといえば『火曜サスペンス劇場』『山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ』『土曜ワイド劇場』などでおなじみです。
なんとなく惹かれた歌に、「頬にかかる涙」があります。
また、当時知った歌に“アン・ルイス”さんの「フォー・シーズン」もあります。
アン・ルイスさん、(今と違い(?))可愛くて当時、没頭したものです。(笑)
(YouTube:70mini)
(YouTube:アン・ルイス - トピック)
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8897590
この記事へのトラックバック