2019年01月27日
記憶のプロセス
歳を取ってくると、すんなり頭に入ってきません。
テクニカルの受信はもう無理と感じた前回のセンター。
研修の進みが速すぎるというのが私の言い分です。
しかし、平均年齢が低いので私のためにもっとゆっくり進めてというわけにもまいりません。
ネットを見ていたら、何かで“新幹線”という字が目に入りました。
新幹線というのは、私とだいたい同じ年齢(?)です。
私が生まれた頃に新幹線が開業しました。
だから私が育ちながら接した本やテレビで新幹線は常に近い話題でした。
その頃はテレビや本で見る“しんかんせん”は、“しんかんせん”でしかありません。
でも今ならどうでしょう。
きっとこの世代になって初めて“しんかんせん”を聞いたとします。
すると、
「どんな漢字を書くんだ?」
となるでしょう。
そして
「そうか、新しい幹線、だから新幹線なんだ。」
と、やっと飲み込みます。
小さなころは“幹線”なんてどうでも良いし、知りません。
新しい幹線と聞いても
「じゃあ古い幹線は?」
なんて考えもしなかったでしょう。
白にブルーのラインが入った(東海道新幹線)、速い列車が“しんかんせん”。
それだけで十分だったのです。
先日、研修のときもそうでした。
若い人たちは聞いたことをストレートにそのまま記憶します。
でも私は面倒なもので、記憶しようとする前に、
「なぜ?」
と考えてしまいます。
そして自分で考え納得し、記憶しようとする頃には研修がすでに先へ進んでいるのです。
そんなペースで研修が進んで行くものだから、私は落伍していくのです。
新幹線といえば思い出すのがこの歌です。
(YouTube:shinmen0902sub)
「はしれちょうとっきゅう」
というのですね。
作詞は“山中恒(ひさし)”さん。
児童文学作家、ノンフィクション作家です。
有名な作品だと、
何度もテレビドラマ化された「あばれはっちゃく」。
またこれもテレビドラマになった「とべたら本こ」。
大林宣彦監督の映画「転校生」の原作「おれがあいつであいつがおれで」など。
母の知人です。
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