2020年06月14日
笑点
知りませんでした。「笑点」がすごいことになっていたんですね。
「笑点」といえば私が物心ついた頃にはもう始まっていた番組です。
「テレビ演芸バラエティ番組」として世界一長く続いていてギネス認定記録だそうです。
だからメンバーはもう、だいぶ変わっています。
故)4代目三遊亭小圓遊(さんゆうてい こえんゆう)さんを忘れないで!
故)桂歌丸さんとのイジリ合いが名物でした。
そして今だに司会は故)三波伸介さん、座布団運びは、故)松崎真(まつざき まこと)さんというイメージが抜けないですね。
何より、ずっと変わらないあのテーマ曲。聞くと
「ああ、日曜日ももう終わりなんだ」
という気持ちになります。
日曜日の放送枠はずっと変わりませんから私のように主に発信業務でコールセンターに勤務すると特に、どうしても見られなくなる番組です。サザエさんにしかり。
ところが事情で今、見られるんですよ。さっきとても久しぶりに見ました。
そしたら新型コロナウイルスのせいで、リモートなんですね。
メンバーはそれぞれ自宅からカメラで。「リモート大喜利」だとか。
久しぶりに見たら、三遊亭好楽さんがすっかり白髪になっているんですね。
ところで私にとって笑点オープニングのテーマ曲は聞くと、少し寂しい思いになります。
両親が長く住んだ北海道の田舎町をあとにして、岩手県に移り住んだのは1999年でした。
その後、互いに連絡がなくなり、再び連絡するようになったのは2年後の2001年でした。
その頃にはもう、私たちの子供も少し大きくなっていたから私は田舎町から子供たちを連れて車を運転し、両親と札幌や近くの千歳、苫小牧で落ち会うようになりました。また、だんだんと岩手県にお呼ばれすることも多くなっていきました。
岩手に行くときは3~4泊するので、私と妻の仕事を加味して日程を決める必要がありました。
それがどうして、たまたま岩手からの帰りが月曜日、というのが多かったのです。
岩手県にいるときはどうしても外食中心になりました。
だいたい行く店というのは決まってくるものだと思いますが、最終日には「とんかつや」というのが、なんとなく決まりになっていました。
そして、とんかつやに入るといつも、笑点のテーマ曲が流れていました。
行く店も時間も、なんとなくルーティーンになっていたんですね。
2001年から始まった岩手への旅行、最初は両親と叔父がいて、叔父が亡くなって、母が施設に入り歩けなくなってだんだんと、とんかつやのメンバーが少なくなっていき、父がサ高住に入居したら生活環境がまったく変わってしまいました。
父のサ高住を訪れる間もなく父は他界。
今はもう私が岩手へ行く用事がなくなりました。
それでも笑点のテーマ曲を聞くと、とんかつやの光景がよみがえり、そして明日、岩手から帰るんだという寂しい気持ちがこみ上げてきます。
タグ:笑点
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