2020年05月27日
プラスマイナス
負のエネルギーというのを聞いたことがあると思います。負のオーラとか。
物理学のではありません。
ここで私の思う負のエネルギーとは、恨みつらみのことです。
酷いことをされて、昔は丑の刻参り(うしのこくまいり)といって深夜の2時、相手の髪の毛とか体の一部を藁人形に入れて神社の御神木に五寸釘で打ち付ける儀式があったと聞いていますが、今はどうなんだか。
そうすることで相手に呪いがかかり、不幸が起こることを望み、またそれに時間と労力を費やすという、まったくマイナスなエネルギーです。
江原啓之さんがいうには、「タヒ(死)ね」とか「不幸になれ」と考えるだけでもいけないそうですね。
良からぬエネルギーを発するんだと思います。
結局は回り回って我が身に返ってくるということか。
確かにそうだろうと思います。
人は望んだようになっていきます。
とても実現できない“夢”もありますが、身近な“夢”って、だいたい達成できますよね。
自分ひとりの力では到底、成し遂げられないことでも努力すれば何かが助けてくれるように動いていきます。
先日、2020/05/24「Delight」に書いた、コンビニでのできごと。これは負が正に転じました。
セブンイレブンには4人くらいの店員がいて、うち一人は私にとても好意的に接してくれます。他の一人は不愛想で、「ありがとうございました」も言いません。
5/24までで1年半近く通った派遣先が終了となり、毎朝寄っていたセブンイレブンにも寄らなくなります。
5/24は日曜日。好意的に接してくれる店員さんは毎週、日曜日には姿が見えなかったので、休みなんだと思っていました。
日曜日を最後にしばらく店には寄れなくなることは伝えてありました。
でもその店員さんが休みなら日曜日に挨拶はできません。
日曜日に会計をしてくれるのはいつもあの不愛想な店員さん。
もし、5/24に「ありがとうございました」を言わなかったら、一戦交えようと思っていました。
あんた、ありがとうございましたもいわないのかい?
苦情を言うから苦情窓口の電話番号を教えて!名前は?
そういう計画で店に入っていきます。
「Armed and ready(武装して攻撃)」です。w
しかし、会計をしていたのは不愛想な店員でなく、好意的な店員さん。
日曜日は休みだと思っていたのに、毎週午後からの出番で、その日はわざわざ他のスタッフさんとシフト入れ換えして午前中から出てきてくれたのです。
嬉しいです。
これで苦情の電話はいらなくなりました。
ただ、ググると苦情の窓口は書いてありますが同時に、さほど大事として取り上げられないとも書いてあります。そりゃそうです。フランチャイズのセブンイレブンだから、セブンイレブンジャパンに苦情を言ったって、その先はフランチャイズのオーナーさんです。問屋と小売店との関係でもあります。あまり強いことは言えないでしょう。
でも、午前中から出てきてくれたのは嬉しいことです。
苦情じゃなく、ぜひお礼が言いたくなりました。
ですが苦情の窓口はググればあっても、お礼の窓口ってありません。
私は株式会社セブン&アイ・ホールディングスの大代表に架けました。
初め男性が出て、お礼だと告げると担当窓口に代わるといいます。
しばらく待たされたので、お礼というのはそうあることじゃないのでしょう。
代わって女性が出てきました。
接し方からするとコールセンターですね、ありゃあ。
私はなるべく簡潔に説明したかったのですが、どこまで通じたのか。
また、女性は、、、
要は、感謝の言葉はとても嬉しいことだから、これを励みにしてこれからも邁進していきます。
ということを言いたかったのでしょう。でも慣れていないのか、しどろもどろになっていました。
企業に対して感謝のエネルギーに比べ、苦情のエネルギーはその何倍だともいわれています。
苦情を受け付ける窓口はあっても、お礼を受ける窓口はそうそうないと思います。
セブン&アイ・ホールディングスといえど、慣れていないでしょう。
あの日、不愛想な店員と一戦交えて苦情を言っていたら、それはお互いに負のエネルギー爆発でしょう。
それが好意的な店員さんがシフトを替えてくれたおかげでお礼に変わりました。
どっちにしても二人だけの問題では済まず、何人かを巻き込んだでしょう。
同じ巻き込むのであれば、負のエネルギーよりも正のエネルギーが良い。
対人関係、みなそのように円滑であると良いんですけどね。
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