タロットラボ 〜TAROT del FUEGOで味わうタロットの世界

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吊られた男(逆位置)

足踏みの原因は過去の出来事に対する思い残しだったり執着だったりするのかも。

内省するしかないよね、今は。

ホントにキミはよく顔を出すね！
前回読んだときとアドバイス文を変えたのは、今日は左下に来たコウモリに目が行ったから。
翼を広げて「さあおいで」って過去の方向（左側）から誘ってるみたいに見えた。
右下の鳥ちゃんが落ちていっているみたいで不穏。未来を放棄しようとしてんのかも。



前回の読みは↓で。
12.吊られた男(逆位置)【アドバイスカード 2022.4.28】

運命の輪の逆位置

焦らずに待て。今はまだそのときじゃない。


これも何かとよく出てくるカードだけど逆位置で出たのは初めて。

この位置で見ると、右下に来ているコップに目が行った。水が溜まるまで待てって言われてるみたいだよね。あと、輪に手を縛られている猿も今は思い通りの結果が出るときじゃないよって伝えているように見える。あー、猿の下半身が魚なのもそうかも。水中じゃないから自由に身動きできないんだね。今日まで見てきたカードの中で逆位置になったときの図柄を読むのが楽しいと思ったのは「18.月」「12.吊られた男」の２枚だけなんだけど、このカードも追加やな笑

正位置で出たときの読んだ内容はこっち↓で。

10.運命の輪【アドバイスカード 2022.4.22】


そんでもって昨日「12.吊られた男」が正位置で出たことと繋がってるね。月が替わったから改めて機運を伝えてくれたのかも。確かに５月になっちゃった感はあるもんね。焦りも無くはないし。うむ、焦らずゆっくり行こう。

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タロットカードに触り始めてからまだ１度も出てきていないのが「1.魔術師」「7.戦車」「9.隠者」「15.悪魔」。いつ、何を訊いたときに出てくるのかがちょっとした楽しみ。

吊られた男の正位置

今は蓄えて備えるとき。内向きに活動しときましょ。

正位置で出てくれたと思ったらキミかい、なハングドマン。
12.吊られた男(逆位置)【アドバイスカード 2022.4.28】


正位置で見てもあんまりしんどさは感じなくない？　フエゴタロットの大アルカナってどのカードもポジティブなイメージがあるんだよなぁ。（小アルカナの剣には怖いカードがちょいちょい出てくるんだけども）

26日に出た「太陽(逆位置)」からの「太陽(逆位置)」→「吊られた男(逆位置)」→「法王(逆位置)」からの今日の正位置というのは我慢の方向性が正常化したと考えてもいいのかどうなのか。

法王の逆位置

情報過多になってない？　相談やら情報収集もほどほどに。

象に乗って現れた法王さん。「私がいればもう安心。話を聞こうじゃないか」って言ってるようにしか見えないｗ　めずらしく左右対称を意識して描かれたカードでフラットな視点からの助言をもらえそうなイメージ。背景の左下あたりが燃えているのは逆位置で出てるから、この法王のいうことに耳を傾けすぎな状態なのかもね、と読んだ。フラットな視点からの助言とはいえそこには何かしらの信念なり信仰が基にあるわけで、そこんとこを理解していないとただ振り回されるだけになっちゃうもんね。そしてやっぱり今の自分の身に覚えがある。＞小アルカナの読み方の件

それにしても逆位置が続きますな。初登場のカードは正位置で画像を載せたいと思ってるんだけども笑

吊られた男の逆位置

「我慢すること自体が目標になっちゃってないか見直してみて」

逆位置で見ると説明がややこしいんだけど、まずは正位置として読んでみる。

顔は隠されているけどお腹の顔から前を向いているところから、大きな目標のために今は目を瞑っていろんなことに耐えているんだなって感じた。手を後ろに組んでいるのも今はこの状態を受け入れていますってことだよね。

コウモリは日本や中国では幸福を運んでくる縁起のいい動物とされているみたいだけど、西洋ではあまり歓迎されない動物だとか。まあ暗闇に生きる動物だもんね。この男の人が顔を布で覆われているということに関係してそうな気もする。暗闇の中でも活発に注意深く動いているとかそんな感じの。ただここに描かれているコウモリは逆さまで木に止まっている状態のコウモリだから力を温存しながら動くときを待つことの示唆かも。

●コウモリ

El murciélago – Animal Espiritual & Tótem

逆位置になるとこの男の人は耐えているというよりも、耐えている自分に酔ってるように見える。目標達成よりも我慢していますアピールの方が大事みたいな。

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このカードはもしかして私がここのところ毎日記事更新を続けていることについて言われてんのかもって思った。需要ありきで書いているわけでもないし（特に私のタロット記事なんかマジで誰も見てないと思うｗ）、実のところ自分でもそんなにノリノリで書いているわけじゃないからしんどさはあるんだけど、毎日続けることで何か掴めないかなぁって思いながらやってるし、「今日も更新したぞえらいぞ私」って思っている自覚はあるからね笑。これも自己肯定感を持つためのひとつのステップと思って。とはいえ、耐えることで成し得るものとそうでないものの見極めは難しいね。他人が介入しない自分の中の世界だけだと特に。

太陽の逆位置。

昨日とまったく同じものが出ました。
いやーこういうこともあるんですな。

19.太陽(逆位置)【アドバイスカード 2022.4.26】

そんなわけで今日もいつもやっていることを淡々と進めましょう。

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小アルカナはとにかく番号の意味とスートの意味を抑えてから、図柄を要素に加えていく形で読むのが良い感じですな。

番号の意味はホロスコープのハウスと考え方は近いものがある（というか基は数秘術？）から割とすぐに覚えられそうだけどスートの象意と合わさった途端にわかりにくくなるものもある。他の人の読み方とか一般的なキーワードを見ても腑に落ちないものもいくつかあって、例えば「知性、思考」と「３＝発展」が組み合わさると「痛み、悲しみ」になるのは何で？確かにウェイト版の「剣の３」はハートに剣が3本刺さっている図柄なんだけど、そこに引っ張られてるから？とか。そこんとこの筋を自分のなかで通すことが当面の目標でもあるかな。アルカナ。

太陽の逆位置

「そりゃ伸び悩む時期もあるさ。でも方向性は間違ってないから
　今は粛々といつものルーチンをこなすべーし！」

これも正位置なら読みやすいカードだったかも。

価値観の違うふたりがひとつになって育んでいるものが新しい価値観を生み出しパワーUPする、みたいな感じ。太陽の中に指が６本の手が描かれているって部分が新しい価値観だったり手法なのかなぁと。あとこの環境は塀に守られているから安泰。

逆位置になることで育んでいるものが思っているように成長していないようなイメージを抱いたけど、塀の中であることには変わんないし太陽のパワーも維持したままだから成長期であることは変わりなく、これは一時的な状態で特に見直しも必要もないと読んだ。

運命の輪の正位置

「流れ来てるよ！タイミングにだけ注意して！」

3日前にも出たカードだから読んだ内容はそっちで。

→ 10.運命の輪【アドバイスカード 2022.4.22】

短い期間内では同じカードが出やすいのはタロットあるあるかも。

私としては早いこと大アルカナの全カードの読みをここにUPしたいところなんだけど、「今日のアドバイスカード」として始めちゃったもんだから引っ込みがつかなくなっているという。単純なフエゴタロット辞典的なものに方向転換しよかなとも思ったんだけど、それはそれで1回で読む範囲が深くなりすぎて時間かかりすぎになりそうな割に何のために読んでるのかが曖昧にならざるを得なくて逆に内容薄くなるんじゃ？とも思い、結局今の形がいいのかなぁと。あ、でもカードに出てくるシンボルの解釈まとめだけでもあると後で読むときに楽になるのかな。そっち方向では考えてみてもいいのかも。

あと、小アルカナもちょっとだけ読み始めようかと思ってちらりと見てみたんだけども、そもそもの絵柄がマルセイユ、ウェイトの一般的な版ともイメージが違うのでこれは骨が折れそう。心も折れそう。

節制の逆位置。

「楽しめていないなーと感じているなら力を入れるところが間違っていて硬直状態に陥ってんのかも。視点を替えて見直してみて」

このカードに関してはウェイト版も含めた絵柄になっているような気がする。

「14」という数字で私が真っ先に思いついたのが自分の出生時の太陽がサビアン度数で14度。サビアンの14度って行き過ぎたものを落ち着かせて安定させる度数らしくて、なんとなく節制のカードにもつながることがあるのかもなーなんて思ったり。

このカードでは顔のない女性（というか人ではない人型の何か）とハチドリを中心に左右、上下が対になっていて、虹がそれらを繋いでいるように見える。俯瞰で見てバランスを取ろうとしている感じ。ハチドリは変化を受け入れることで得られる幸せと読んでみた。

●ハチドリ

Significado espiritual del colibrí, trata de darte un mensaje

Significado del colibrí como animal de poder

逆位置で出てるのは俯瞰で考えすぎるあまりにかえって歪になっちゃってるのかな。自意識過剰っていうか。「節制」の2つ前のカードが12の「吊られた男」なんだけど、それに近い雰囲気も感じる。13の「死神」でせっかく仕切り直したのにまた縛られちゃってるの？みたいな。逆位置になることで足元にある三日月の器が蓋みたいになってて窮屈。

世界の逆位置

「不完全燃焼のモヤモヤは次の糧だと思えばOK」

最後の21番ってだけあって「完成」やら「達成」「成功」ってワードが並ぶ大きな区切りを示すカード。

両性具有の完全体。無限に続くことを示唆する草の輪。草の輪が象るのは「0」で、別の版では「愚者」のカードとの関係に触れているものもあるんだけど、フエゴタロットの「愚者」には番号がないので単に次の始まりの示唆として読む。全体的なカードの色合いも夜明け直前ぽいからそれも次の世界の到来を示唆してんだよね、たぶん。

四隅の動物は、一般的なマルセイユ版では、左上に天使（風）、右上に鷲（水）、右下にライオン（火）、左下に牡牛（土）が四大元素として描かれているんだけども、フエゴタロットでは天使→蛾、鷲→犬、ライオン→アリクイ、牡牛→ナマケモノに置き換えられている。それをどう読むかなんだけども、アリクイとナマケモノに関しては日本語じゃなかなか欲しい情報にHITしないのでまたもやスペイン語で調べてみた。



●アリクイ

Oso hormiguero - Espíritu animal, simbolismo y significado

OSO HORMIGUERO TÓTEM

Oso = クマ　Hormiga = 蟻 Hormiguero = 蟻の巣 で「蟻の巣グマ」なのね。

上の２記事で出てきたワードをざっと抜粋すると、「孤独、感情、洞察、危険を感じる能力」「尊敬、バランス、知恵と名誉、価値観、神聖な協定と約束の履行、正義、正直で秩序ある道徳」。



●ナマケモノ

Oso Perezoso

Perezosoだけだと動物の「ナマケモノ」なのか人の揶揄に使われる「怠け者」なのかわかんないと思ってたら、やっぱりOsoを付けて区別してるみたい。

意味を抜粋すると、「変化を受け入れ、それを最大限に活用するためのメッセージ。恐れることなく挑戦に立ち向かうように促す」



●蛾

「再生」のシンボルとして解釈していたけど、ついでで改めて調べてみた。

Significado y simbolismo de la polilla: el misterioso espíritu mensajero



とりあえず草の輪を取り囲む４つの動物はどれがどれに置き換わっているってことは深く考えずに、完成や達成に必要な要素って読んじゃえばいいような気がした。四大元素をより具体的な象意で表すことでイメージしやすくしたのかも？

今回カードが逆位置で出ているので、どの要素に過不足があったのかを冷静に考えてみればいいんじゃないかと。いびつだけどひと通り完成はしてるから、それを踏まえて次に行こうって感じ。



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フエゴタロットが私をスペイン語沼に誘ったわけだけども、もっと限定すればこの「世界」のカードを見たときに抱いた疑問がきっかけだったのよね。「ナマケモノ」や「アリクイ」「ゾウ」がまさにこのカードに描かれているそれら。