タロットラボ 〜TAROT del FUEGOで味わうタロットの世界

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運命の輪の逆位置。

今動いたところで期待するような結果は出ないタイミングだから「おうち」でおとなしくしときましょうかね。運命の輪が逆位置で出た日は前日に出たカードのメッセージを読み返してから過ごすのが良さそうだよね。昨日出たのは「女帝」の正位置だからそんなわけで今日も産み育てられるよう自分を整えることに注力しよっと。

運命の輪の過去記事

昨日から気になっていた絵柄で出てくる「家」と「塔」について考えてたんだけど、家は命を維持するための必要最低限の環境だったり願望、安心で、塔は社会で生きていくための野望やプライド、警戒心。塔なんか基本生活には要らんもんね。だからまあ「身の丈を超えた」ものって解釈でいいんだろうけどその「身の丈」の測り方が難しいんだよな。生まれた時点の文明と現在の文明も違うしさ。家がカードに描かれているものをピックアップしてみたらまた新たに気づくことがあった。それについては後で別記事にまとめるとして。

そんなこんなで今日出たカードを改めて見てみると、逆位置だと「家に戻れ」「家に居ろ」ってメッセージとも取れるね。昨日女帝が出ているから余計にメッセージに強さを感じる。正位置の場合は「家を出ろ」「家を飛び出せ」。悪くないよね、この読み方も。最近は1枚のカードに潜って読むよりもデッキ全体を俯瞰で読むのが楽しくなってきた。我ながら自分らしい味わい方だと思う笑

女帝の正位置

8日に塔が出てから、1.魔術師→2.女教皇(逆位置やけど)→3.女帝、と順番に出てくるところにも意味がありそう。あ、もちろん毎度しっかり集中しながらシャッフルしてから引いてますよ。

このカードはマルセイユ版とウェイト版が混ざっている感じの図柄ですな。盾は身を守るアイテム、盾に描かれている水の入ったコップは包容力かな。感情も受け止めますよ的な。なんせ受け身。自分から積極的に生み出すのではなく、何かをキャッチすることで生まれる何か。ここに描かれている蜂はそういうことだよね。受粉することで身籠る。身籠っているうちにまた次の命が運ばれてくる。蜂がたくさんいるから尽きない。太陽が４つあるのは継続ってことなのかなぁと。命の循環とも取れるかな。生み続けなければならない宿命…て考えるとしんどいな；；根っこごと宙に浮いた切り株は何を意味してるんだろ。どんな場所でも根が張れるたくましさとかかなぁ？　山と頂上にある家、女帝と頭に載っている家はなんだろ。対応しているように感じるけど今はなんも閃かないから宿題ってことで、と思いながらも他のカードにヒントを求めて「4.皇帝」のカードと並べてみたらめちゃこの2枚が対になってた。

受けと攻め、内と外、とか、守るべきものや立場の違いを連想した。

なんせ女帝のカードは、「与えられるものをしっかりとキャッチできるようにどっしりと構えよ」って伝えてるような気がする。生んで育てる能力はあるのよ。きっと。

女教皇の逆位置。

いや、あなたもよく出てきますね、女教皇はん。

昨日の魔術師さんに、細々したことを口うるさく言うちょっとウザイ女の人って感じ。

魔術師の正位置

やっと出た魔術師のカード。そして正位置。愚者と同様に出てくれると嬉しくなっちゃうカード。

魔術師っていうけど、この人はミラクルを起こすわけじゃなくて創意工夫で何か生み出す人ってイメージなんだよね。んで何かを生み出すには偶発的な要素も必要ってのが図柄のサイコロ。この２つのサイコロが合計７を示している＝「7.戦車」のカードが絡んでいるとも読めるし、最小目１と最大目６が出ている＝イチかバチかとも読める。私が特に注目したのは机が木の切り株で出来ているところ。これって要は今持っているものをちゃんと使おうねってメッセージなんじゃないかな。まったく新しいことを始めるとかこれまでになかったものを生み出すというよりかは、それぞれがバラバラの既存のものを新しい視点やアイデアを掛け合わせることで新たに何かを作り出す。これって私が今いちばん欲しい現象だから希望やら勇気がもらえるカード。

昨日出た塔のカードの残骸から新しいものを生み出そうではないか。うん、がんばろ。

塔の正位置

「塔のカードは不吉」という浅い固定概念から、これが出たときは毎度脊髄反射で「うわ…」って声が出てしまうんだけども、この図柄からは悲壮感とか怖さがあんまり感じられない。伝統的な版みたいに人が落ちてきたり逃げ出したりする描写が無いからかも。背景も明るくて「青天の霹靂」て言葉がしっくりくる（安易なイメージｗ）。ウェイト版の塔なんか背景が暗くてめちゃおどろおどろしいもんね。

とはいえ、予測できない不可抗力によって何かが壊れるという解釈は同じ。そりゃ驚きはするし落胆してもおかしくはない。窓から見える塔の内側はそとの世界から区切られた別の何かなんだろうな。トラの手は強大な力。馬が逃げ出しちゃったからこの塔の中にいる人は自力で逃げ出さないとダメだね。塔の下に埋まっている骨は塔が完全に崩れ落ちた暁には無事に掘り起こされそう。屍の上に築かれた塔という風にも読めるか。そこはポジティブにもネガティブにも読めるね。もうひとつ埋まっている丸いものは何だろ？種？金貨？　塔から離れた位置に埋まっている意味がちょっと読み取れない。塔を築くことで忘れ去られた何かとかかな。あと、この塔が立っている場所はものすごくのどかな場所でここに建てられた塔の異物感が半端ない気がする。調和を保てないものは自然の摂理から排除されるよってメッセージにも取れなくもないね。だからまあこれで壊れたものは壊れるべくして壊れるものだったって開き直るのがいいのかも。壊れた後に残ったり見つかったものに真理があると思っておこう。

アドバイスカードってタイトルに入れるのやめた。カードを引くときの問いは同じなんだけど「アドバイス」って縛りで文章にするのがしんどくなってきた笑　ので、自分がどう読んで何を受け取ったのかをつらつらと綴るだけにしようかなと。結果アドバイスっぽくはなるんだけども。それからカード読みの記事は別の場所にまとめることも考え中。なんか更新頻度とこのテーマがここでは異質な気がしているので。

・・・あれっ、今回出た塔のカードってもしかしてそういうこと？　自分の中の予測できない情動はある意味不可抗力と言ってもいいのかも。（私にはあるある）

法王の正位置


頼りになる助っ人さんが正位置でお出ましになりやした。

今日目についたのはこの人が着ている衣の柄。△が上向きを表しているっぽくも見えるし、三位一体を表してんのかなとも思ったり。たぶん三位一体ってのが妥当そうやけど、私はアゲ↑アゲ↑と取ろう笑

今日のこのカードは「信じることでアゲアゲになれるぞ」というメッセージ。

前回読んだ分はこちら。

5.法王(逆位置)【アドバイスカード 2022.4.29】

世界の逆位置

前回出たのが４/23。で、そこから13日目にまた登場。

21.世界(逆位置)【アドバイスカード 2022.4.23】

その間の12日間に何かが始まって何かが終わったってことなのかな。12日っていうのがまた区切りを強く感じさせる数字で意味深だよね。そしてまたモヤモヤしたまま終わると。でも「今日をご機嫌で過ごすためのアドバイスは？」っていうふわっとした訊き方だとこのカードが正位置では出ることはない気がする。ピンポイントな質問だったら出るかもしんないけども。満足のある終わりなんて無いと思うのよね。私の気質を考えても。はい、また次も頑張って生きていきましょうー！の繰り返し。

ずっと家にいるオイラにゃなんも関係なかったけど世間ではGWが終わる雰囲気なのもこのカードが登場するタイミングなのかもね。はい、次行こう。

悪魔の正位置

やっと出たお初なカード。気持ち的にはテンションちょい増しになってんだけど、昨夜変な時間に目が覚めたせいで睡眠不足すぎて脳が働いてくれない。。ので、単純にカードを眺めて目についたところやら思ったことをざっと挙げるスタイルでいこう。

左隅で山が真っ二つになっている。太陽まで割れちゃって、肩割れがどこかに行っちゃってる。この悪魔は目標や輝かしい未来をぶっ壊してこの子たちを浚ってきた？そんで捕まってるけどなんだか嬉しそうにも見える右側の悪魔の(？)子供(？)　左側のコは何かを放棄してぐでーんってなってるんやろか。

下半身が蛇の悪魔の肩に吸い付く吸血コウモリ。ぱっと見では悪魔の翼かと思ったけどよく見たらコウモリだった。このコウモリにとっての悪魔は甘い汁かな？

蜘蛛の巣に誘う蛇2匹。とにかく蛇、蛇。斧と剣のタトゥ。黒い雨なのか血なのか。

この悪魔さんは「なんや、オマエも来るんか？」って言ってるｗ　カードの色味も全体的にスイーツであんまり怖くない。誘惑されていることを自覚している感じ。


このカードが伝えようとしてることって清濁問わず自分の欲望と、目指していること・もの・場所をすり合わせてみましょうってことなのかなって思った。あと自分の弱さも自覚しておきなさいよって言われてる気がしたなー。弱いもんなー私。この弱さをなんか武器に出来んもんかなってのはずっと考えてんだけど。

節制の正位置

精神的にも平穏な一日。素の自分の気持ちに従って過ごすのが吉。

何日かぶりに平和なカードが出た。

今日カードを見て思ったこと。

この人型の何かが乗っている三日月の器は自分の心の中を表しているのと同時に、その形からバランスを崩しやすいもの、揺らぎのあるものを示唆してんのかなと感じた。雲もそうだね。その揺らぎの原因は単純に物理だったり情報だったりいろいろあるけど、自分の中で折り合いをつけて生きていると。「いつも心に太陽を」「なるようになるさ」「幸不幸も気の持ちよう」「果報は寝て待て」ってメッセージを受け取った。自分の精神が落ち着いていれば果報（＝ハチドリ）も受け入れられるぞ、と。

虹は三日月の器の外側に描かれているから、自分の在りかたに関係なく世界は多様性にあふれていて常にありのままでバランスが保たれているってことなんだろうな。

前回読んだのはこっち↓で。
14.節制(逆位置)【アドバイスカード 2022.4.24】

以前出たカードも日によって目につくところや感じること、それによって得られるものが違うというのもこのカードが言わんとしていることなのかもしんない。そういう変化を楽しみながら生きるのがいいよね。

女教皇の逆位置。

手でシャッフルしていたときにぐちゃっとなって上に載っていたカードが何枚か落ちたとき、手の中でこのこのカードがこの向きで表を向いて残っていたのでそのまま採用。

女教皇は、フエゴタロットをテーマに据えた最初の日に正位置で出たカードなんだけども、今日改めて対峙してみるとどう読めばいいのかよくわからんカードだね、これ・・・。前回の読みはそこまで深く潜ってはいないものの正位置だったから浅いなりにもなんとか記事に出来たけど今回はちょっと手ごわいぞ。

2.女教皇【アドバイスカード 2022.4.13】

前回は気づいてなかったけど、逆位置になったこのカードをよく見たら、この人、天にある大地から生えてんね？　宇宙人からのメッセージって言うてるみたい笑。正位置を見直して見たら、衣の色や皺とかが宇宙人のモチーフにされがちのタコにも見えてきてなるほどって思った。月模様にタコの目が紛れとる。だからまあこのカードが示唆してんのは不意の閃きやらインスピレーション的なことじゃないかなーと。月のモチーフがやたらと目に入る点もこれは物質的なことを指しているわけではないなと感じた。

あと「1.魔術師」「2.女教皇」「3.女帝」を並べてみて思ったんだけど、女教皇が見ているのは過去じゃなくて魔術師だよなって思った。魔術師と女教皇が合わさった結果、女帝が身籠るってお話。



そんなこんなで女教皇の逆位置からのメッセージをまとめてみると

神経過敏でいらんもんまで拾っちゃってんのかも。ちょっと自分の足元を確認してみて。

って感じに落ち着いた。

確かにいらんもんまで拾っちゃいがちだもんな、わたし。