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2021年12月01日

ブラジルはコーヒー大国…再び

ブラジルとコーヒーを知る


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おはようございます。コーヒー好きなアキラです。以前ブラジルについて書いたと思いますが、内容などが物足りなく感じもう一度最初から各国のコーヒー事情についてご紹介いたします。

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歴史を知ろう

世界一のコーヒー生産量
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今では、さまざまな国がコーヒーの生産をしており、現在では、世界60か国以上で生産されています。その中でも群を抜いて生産量が多いのがブラジルなんです。その量は世界のコーヒー生産量全体の3割を占めているのだとか。
1850年から長きにわたり、ブラジルは世界最大のコーヒー生産国と輸出国の地位を維持していて、まさにコーヒー大国という言葉がふさわしいと考えています。

コーヒー栽培の歴史
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ブラジルには、本来コーヒーの樹は自生しておらず、初めてコーヒーがやってきたのは今から約290年前、1727年とされています。30年以上たった1761年から本格的なコーヒー栽培が始まって以降、生産量は増え続け、1850年にはついに生産量が世界一となったのです。
当然ですが、コーヒー生産するには働き手が必要となります。1800年後半までブラジルのコーヒー栽培は、奴隷が労働力となっていたそうです。その数は150万人にも及ぶともいわれています。
1888年に奴隷制度が廃止となってからはコーヒー農家は他国からの移民で労働力をおぎなうようになり、その多くはヨーロッパからの移民で、賃金制による労働でコーヒー栽培を行っていたのです。
長い年月の中で、多くの人の手によってブラジルのコーヒーは世界一の生産量となりました。
ブラジル産のコーヒーの歴史に思いを馳せながら、じっくり味わうのもいいですよ。

気候や生産環境…
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ブラジルの広大な土地は、北部が熱帯気候、中部が亜熱帯気候、南部は温帯気候に属し、どの地域でもコーヒーが育つため、コーヒー農園の数も規模も他国より大きいといえます。
平地に多く見られる大規模農園では機械化が進んでいる一方で、山岳地帯の小規模農園では手摘みによる収穫を行っています。多彩な収穫方法が共存しているのは、広大な大地と長い歴史があってこそですね。



ブラジル産コーヒーの種類と特長を知る

主なコーヒーの種類

ブラジルで生産されるコーヒー豆は、7割がアラビカ種でブルボン、カトゥーラ、カトゥアイ、ムンドノーボといったブルボン系。残り3割はコニロンと呼ばれるカネフォラ種(ロブスタ)です。
ブラジル産のコーヒーで最も有名な商品名といえば、「ブラジル・サントス」でしょう。この名前は、ブラジルのコーヒーのほとんどがサントス港から輸出されることが由来となっています。

生産されるコーヒーの特長

ブラジル産のコーヒーはしっかりと天日乾燥させるため、味わいに深みが感じられます。乾燥させることでコーヒーの果肉に含まれる糖分が増え、マイルドで飲みやすくなるのです。
生産地の標高が他のコーヒー生産国と比較すると低いのもポイントで、全体的酸味が少なくなり、まろやかな味が生まれます。
広大な面積を誇るブラジルでは多種多様なコーヒー栽培が行われていますから、一括りに表現するのは難しいでしょう。ですが、全体的に見て控えめな酸味程良いコクを備えた、バランスの良い味わいが特長といえます。
収穫されたコーヒー豆は、生豆のサイズ、欠点数、味わいの評価を経て等級が決められていきます。




ブラジルのコーヒーを楽しもう

焙煎度合いを変えて好みの味を見つける

ブラジル産のコーヒー豆は、焙煎度を変えることで表現豊かな味わいを楽しめます。酸味が欲しい時はミディアムロースト、苦みを強くしたい時はハイローストなど…

ブレンドコーヒーのベースとして使う

ブラジル産コーヒーは、ブレンドコーヒーのベースとして用いられることも多いため、オリジナルブレンドのコーヒーを作りたい時には、ベースにブラジル産のコーヒーを選ぶのおすすめです。

エスプレッソとして味わう

ブラジルのコーヒースタイルの主流は、エスプレッソです。
暑い国はコーヒーに砂糖をたっぷりと入れて飲む傾向が見られますが、ブラジルも同様の傾向があります。小さなカップに濃いエスプレッソと砂糖をたっぷり入れて、グイっと飲むのがブラジル流なのです。ブラジル産のコーヒーを飲むのでしたら、本場のスタイルを取り入れてみるのも良いですね。

スペシャルティコーヒーとして選ぶ

近年ではスペシャルティコーヒーの需要が高まり、ブラジルでも生産工程が厳重に管理された、品質の高いコーヒーを生産する農園が増えています。特別な一杯として選ぶのもいいですね。

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広大な土地から生まれたブラジルのコーヒーを楽しもう

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世界最大のコーヒー生産量であるブラジル、そして、世界第3位の消費大国でもあります。ブラジルのコーヒー豆はバランスがよく、焙煎度を選ばずに飲めるのが特長といえます。ブレンドベースとして使用されることが多かったのですが、最近ではスペシャルティコーヒーの注目により、高品質なコーヒー豆も増えています。広大な国土から生み出される、多彩なコーヒーを飲み比べ、コーヒーの奥深さを体験してみてはいかがでしょうか?


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ブラジルと日本は物理的な距離は遠いですが、意外と近くにブラジルを感じれるかもしれません。全部ではないですが、オリジナルブレンドのベースとしてよく使われるので一度産地などを気にして飲むのもありですね。

posted by アキラ at 11:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | コーヒー
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どーもアキラです。 コーヒーのまだ見ぬ世界をご紹介します。 自称コーヒー大好きです。そして、エンジニアになるべく、日々勉強中、これからは、そういったお話もできたらと思っています。
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