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2017年03月18日
柳井ブランドは呪縛か 〜9983ファーストリテイリング
何年前だったか、新宿でユニクロ×ビックカメラのビックロが開店した。
物見遊山で見に行ったら随分な人で、中に入ることもせずに帰って来た思い出がある。
今や、日本を代表するファストファッションブランドのユニクロ。
ヒートテックにウルトラライトダウン、良いものを安く の姿勢は素敵だと思う。
そのファストリ、柳井社長のインタビューが、昨日の日経新聞に掲載されている。
「情報製造小売業に変わる。」
「改革はジーユーやセオリーなど全ブランドで実行する。
最終的には注文されたモノを工場で作り、10日後には
アナタにぴったりの品が家に届く仕組みをつくりたい。」
柳井社長の言葉は、セオリーが好きな人(私)にとってはとても微妙だが,
それは個人の好みだからさておいて、
ファストリに投資する側からみてどうだろうか。
ブランドのイメージは、物の良さ、扱う人、そして普及率の
微妙なバランスによって作られる、とても繊細なものだ。
ユニクロとジーユーは同じだろうけれど、
セオリーはブランド区分が1ランクか2ランク違う。
ユニクロと同じ扱いをしていけば、セオリーの新たな購入者は増えるかもしれない。
けれどきっと、ブランド区分はユニクロに近くなっていくだろう。
アパレルブランドにある、陳腐化、大衆化の悩みだ。
Louis Vuittonというブランドがある。
いかにも日本人好みのブランドで広く普及、今や高校生でも普通に持っている。
物は良いのかもしれないけれど、私には大衆化を地で進むブランドに見える。
そのLouis Vuitton。
フランスのモエヘネシー・ルイヴィトン(MHLV)という巨大ブランドグループの
一ブランドに過ぎない。
グループブランドには、クリスチャンディオール、フェンディ、ブルガリ、
タグホイヤー、ゼニス、お酒のドンペリニヨンなど、そうそうたるブランドが並ぶ。
MHLVは、そのグループとしてのブランドイメージを作っていない。
曰く、「グループ内のブランドが常に流動しているから、
グループ全体のイメージを固定化させるような宣伝は打っても意味がない。」
Louis Vuittonのブランドイメージは、Louis Vuitton自身がつくる。
Louis Vuittonが行った2013年以降の値上げによってなのか、
そのイメージは少し変わってきたように思う。
翻って、ファーストリテイリングは、
柳井正というブランドイメージを前面に出し、これを傘下ブランドに普及する。
MHLVとは逆のやり方だ。
こういうブランド戦略がうまくいくかどうかは、
再来年のセオリーをみればわかるのかもしれない。
さて、そんな9983 ファーストリテイリングは、
日経平均寄与度が非常に高く、先物や投信の大きな動きに相関する銘柄。
業績や会社の先行きを正面から株価に反映しているとは言いにくい。
ファストリは、2011/3 8800を底値に、5波動で2015/7 61970の高値を付け、
そこから、5波動で2016/7/8 25305まで下げている。
ここからは、2016/8/12 38250までを1波、
2016/9/23 33760までを2波、
2016/12/22 44370までを3波で上がっている。
その後の下落が、5波動で2017/2/7 35000まで下げており、
これは、その前の3波の上昇の50%押し 34837近辺での反転。
今一つ押しが足りないように見える。
その後のトライアングルは、おそらく5波目に差し掛かっており、
これを2波目とすると、再度の下落が、前の上昇の61.8%押しの
32587を目指すというシナリオが自然と考える。
ただし、32587で止まるとすれば、それは再度の上昇のスタートであり、
上値は、2015/7からの下落の61.8%戻しの47964が目途。
さて、ファストリはすなわち日経平均と考えなければいけない。
その日経平均先物は、相変わらずのトライアングルかフラットを構成。
ただしフラットとしても3つ目であり、
エリオットからすると、もう上下どちらかに放れるタイミング。
3/3時点の信用買い残は1兆8433億円。
少し積まれたが売り崩すには足りないようには思う。
これも考えると、ファストリはもう一つ、上昇シナリオを考えなければならない。
つまり、ファーストリテイリングは、
連休明け、日経平均が上を向いていれば買い目線で勝負する。
ロスカットは、その日の寄り付き値で、デイトレードで幅を取りに行く。
これを続けるのは、上値目途を参考にする。
その前の上昇の38.2%戻しの38356または50%戻しの39505まで到達すれば、
ファストリはいったん監視から外す。
なんせ400万からかかる銘柄ですのでね。
ご参考。
いうまでもありませんが、投資は自己責任でお願いします。
株式ランキング
物見遊山で見に行ったら随分な人で、中に入ることもせずに帰って来た思い出がある。
今や、日本を代表するファストファッションブランドのユニクロ。
ヒートテックにウルトラライトダウン、良いものを安く の姿勢は素敵だと思う。
そのファストリ、柳井社長のインタビューが、昨日の日経新聞に掲載されている。
「情報製造小売業に変わる。」
「改革はジーユーやセオリーなど全ブランドで実行する。
最終的には注文されたモノを工場で作り、10日後には
アナタにぴったりの品が家に届く仕組みをつくりたい。」
柳井社長の言葉は、セオリーが好きな人(私)にとってはとても微妙だが,
それは個人の好みだからさておいて、
ファストリに投資する側からみてどうだろうか。
ブランドのイメージは、物の良さ、扱う人、そして普及率の
微妙なバランスによって作られる、とても繊細なものだ。
ユニクロとジーユーは同じだろうけれど、
セオリーはブランド区分が1ランクか2ランク違う。
ユニクロと同じ扱いをしていけば、セオリーの新たな購入者は増えるかもしれない。
けれどきっと、ブランド区分はユニクロに近くなっていくだろう。
アパレルブランドにある、陳腐化、大衆化の悩みだ。
Louis Vuittonというブランドがある。
いかにも日本人好みのブランドで広く普及、今や高校生でも普通に持っている。
物は良いのかもしれないけれど、私には大衆化を地で進むブランドに見える。
そのLouis Vuitton。
フランスのモエヘネシー・ルイヴィトン(MHLV)という巨大ブランドグループの
一ブランドに過ぎない。
グループブランドには、クリスチャンディオール、フェンディ、ブルガリ、
タグホイヤー、ゼニス、お酒のドンペリニヨンなど、そうそうたるブランドが並ぶ。
MHLVは、そのグループとしてのブランドイメージを作っていない。
曰く、「グループ内のブランドが常に流動しているから、
グループ全体のイメージを固定化させるような宣伝は打っても意味がない。」
Louis Vuittonのブランドイメージは、Louis Vuitton自身がつくる。
Louis Vuittonが行った2013年以降の値上げによってなのか、
そのイメージは少し変わってきたように思う。
翻って、ファーストリテイリングは、
柳井正というブランドイメージを前面に出し、これを傘下ブランドに普及する。
MHLVとは逆のやり方だ。
こういうブランド戦略がうまくいくかどうかは、
再来年のセオリーをみればわかるのかもしれない。
さて、そんな9983 ファーストリテイリングは、
日経平均寄与度が非常に高く、先物や投信の大きな動きに相関する銘柄。
業績や会社の先行きを正面から株価に反映しているとは言いにくい。
ファストリは、2011/3 8800を底値に、5波動で2015/7 61970の高値を付け、
そこから、5波動で2016/7/8 25305まで下げている。
ここからは、2016/8/12 38250までを1波、
2016/9/23 33760までを2波、
2016/12/22 44370までを3波で上がっている。
その後の下落が、5波動で2017/2/7 35000まで下げており、
これは、その前の3波の上昇の50%押し 34837近辺での反転。
今一つ押しが足りないように見える。
その後のトライアングルは、おそらく5波目に差し掛かっており、
これを2波目とすると、再度の下落が、前の上昇の61.8%押しの
32587を目指すというシナリオが自然と考える。
ただし、32587で止まるとすれば、それは再度の上昇のスタートであり、
上値は、2015/7からの下落の61.8%戻しの47964が目途。
さて、ファストリはすなわち日経平均と考えなければいけない。
その日経平均先物は、相変わらずのトライアングルかフラットを構成。
ただしフラットとしても3つ目であり、
エリオットからすると、もう上下どちらかに放れるタイミング。
3/3時点の信用買い残は1兆8433億円。
少し積まれたが売り崩すには足りないようには思う。
これも考えると、ファストリはもう一つ、上昇シナリオを考えなければならない。
つまり、ファーストリテイリングは、
連休明け、日経平均が上を向いていれば買い目線で勝負する。
ロスカットは、その日の寄り付き値で、デイトレードで幅を取りに行く。
これを続けるのは、上値目途を参考にする。
その前の上昇の38.2%戻しの38356または50%戻しの39505まで到達すれば、
ファストリはいったん監視から外す。
なんせ400万からかかる銘柄ですのでね。
ご参考。
いうまでもありませんが、投資は自己責任でお願いします。
株式ランキング
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2017年03月15日
梅は咲いたか 桜はまだか 〜2503 キリンHD
今日は月がきれいに出ている。
劇団四季のキャッツを思い出す。
さて、春めいてきたので梅を見てきた。
八重に一重に梅の花。
白と紅の牡丹、白と黄色の水仙、真っ白な木蓮、そして赤色の梅の花
だんだんと華やかになっていく季節。
春になると花見が楽しみになる。
もう齢38の花好きになると、目に留まる桜はだいたい見ている。
北海道は滝上公園の芝桜、弘前城の花筏、
岩手県北上展勝地の1万本の桜並木、
秋田県角館は武家屋敷の枝垂桜、
東京は千鳥ヶ淵公園、靖国、後楽園に六義園、上野公園に目黒川、奥多摩湖、
埼玉は幸手権現堂の桜堤、さきたま公園の古墳も綺麗だった。
愛知県は山崎川の桜並木、岡崎公園、名城公園、
長野県は高遠城址、桜の里の阿智村
吉野の千本桜、大阪は造幣局の桜の通り抜け、
京都の桜は一通りみてきた。
南は、熊本は一心公の大桜も見てきた。
今年は何処に行こうか。楽しみだ。
さて、私は桜を見ながらお酒を飲むのは嫌いなのだけれど、
今日はそんな花見関連銘柄。2503キリン
ビールを飲むなら、アサヒよりサッポロよりキリンが良い。
お酒は好みだから、キリンが一番良い とは言わないけれどね。
さて、そのキリン。
キリンは、2012/7 864 から、
2012/10 1065までを1波、
2012/11 944を2波、
2013/5 1868までを3波、
2016/9/20 1612までで4波を描いている。
そこからの5波目が5波動を描いており、今はその5つ目の波の終盤。
この5波目の上値目途は、その前の下落の最大振幅578を加えた2190
または、その最大振幅578の1.618倍935を加えた2547
この節目をみると、
今日の終値2099はまずまず良いところ。
つまり、2503キリンは、
2190まではこのまま上がる可能性はある。
ただし、そこからいったんは下がる。
その下げが、1982を下回らない限り、
この5波が、再度エクステンションを起こす可能性がある。
また、仮にこれを下回っても、1913を下回らない限り、
再度の上昇が2547を目指す可能性がある。
ただし、これを下回った場合は、
この上昇は終わり、下落トレンドに入った可能性にベットする。
そういう銘柄。のように思う。
ご参考。
投資は自己責任でお願いいたします。
株式ランキング
劇団四季のキャッツを思い出す。
さて、春めいてきたので梅を見てきた。
八重に一重に梅の花。
白と紅の牡丹、白と黄色の水仙、真っ白な木蓮、そして赤色の梅の花
だんだんと華やかになっていく季節。
春になると花見が楽しみになる。
もう齢38の花好きになると、目に留まる桜はだいたい見ている。
北海道は滝上公園の芝桜、弘前城の花筏、
岩手県北上展勝地の1万本の桜並木、
秋田県角館は武家屋敷の枝垂桜、
東京は千鳥ヶ淵公園、靖国、後楽園に六義園、上野公園に目黒川、奥多摩湖、
埼玉は幸手権現堂の桜堤、さきたま公園の古墳も綺麗だった。
愛知県は山崎川の桜並木、岡崎公園、名城公園、
長野県は高遠城址、桜の里の阿智村
吉野の千本桜、大阪は造幣局の桜の通り抜け、
京都の桜は一通りみてきた。
南は、熊本は一心公の大桜も見てきた。
今年は何処に行こうか。楽しみだ。
さて、私は桜を見ながらお酒を飲むのは嫌いなのだけれど、
今日はそんな花見関連銘柄。2503キリン
ビールを飲むなら、アサヒよりサッポロよりキリンが良い。
お酒は好みだから、キリンが一番良い とは言わないけれどね。
さて、そのキリン。
キリンは、2012/7 864 から、
2012/10 1065までを1波、
2012/11 944を2波、
2013/5 1868までを3波、
2016/9/20 1612までで4波を描いている。
そこからの5波目が5波動を描いており、今はその5つ目の波の終盤。
この5波目の上値目途は、その前の下落の最大振幅578を加えた2190
または、その最大振幅578の1.618倍935を加えた2547
この節目をみると、
今日の終値2099はまずまず良いところ。
つまり、2503キリンは、
2190まではこのまま上がる可能性はある。
ただし、そこからいったんは下がる。
その下げが、1982を下回らない限り、
この5波が、再度エクステンションを起こす可能性がある。
また、仮にこれを下回っても、1913を下回らない限り、
再度の上昇が2547を目指す可能性がある。
ただし、これを下回った場合は、
この上昇は終わり、下落トレンドに入った可能性にベットする。
そういう銘柄。のように思う。
ご参考。
投資は自己責任でお願いいたします。
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