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2017年03月20日
春がくれば思い出す キャンプとひふみ関連 〜7816 スノーピーク
外に出るときに、外気の寒さに身構えなくてもよくなった。
もうすっかり春めいて、ランニングしていても暑い暑い。
走っていたら川沿いに、ラウンドスクリーンのタープを張っている人が。
あれはキャンパルかな。
あぁ、なんかキャンプに行きたくなってきたな。
.
さて、先週、レオス・キャピタルワークス
つまり ひふみ投信 の大量保有報告書が出ていた。
4971メック株式会社と7874レック株式会社。
わざとなのか、間違えたのか、うけ狙いなのかわからないけれど、
同じ化学の似たような名前の銘柄。
ちなみに中身は全然違う。
私なんかチャートをみると、
特にレックなんかは、直近高値5120は
この前の下げの値幅3190の1.618倍である5243に接近していて、
とても今から手を出す勇気はないけれど、
カンブリアにも出た目利きの藤野社長が持つ銘柄だから、
まだまだ上がるし、下がりにくいのだろう。
さて、今日はそんなひふみの大量保有報告より、7816スノーピークス
アウトドア好きの憧れの的、スノーピークス。
品は良いが値段も高い。
でもデザインも良いし、持っている人は
キャンプサイトで優越感の元で優雅に過ごせる。
そんな人気のアウトドア関連銘柄。
>スノーピーク(snow peak) 焚火台 L スターターセット SET-112 キャンプ バーベキュー (Men's、Lady's) 価格:26,784円 |
そのスノーピークスは、2014/12 マザーズ上場以来、
3波動で2015/7/3 5420を付けてから、
いったん下降トレンドに入っているように見える。
それは、2015/8/28 2780までを3波動で下落。
これは、上場以来の上昇の61.8%押し2608には至っていない。
その後の2016/7/8 4665までの上昇は、
3−3−5のフラットを構成しているように見えるが、
そうなると、ここからは再度下落し、2608を目指すのが自然と考える。
すなわち、このスノーピークは、
今は、2015/7以来の下落の3波目であり、この下落が、2608を目指すとまずは考える。
(優先シナリオ)
一方で、この2015/7以来の上昇が、5波トライアングルを描いている可能性も考える。
この場合、このまま4411水準まで上がる可能性がある。(第2シナリオ)
大局はそんな感じ。
では目先。
日足で見た目先、スノーピークは 2016/7/4高値から下落しているものの、
戻りを試している。そんなところ。
直近の戻り高値 2017/3/7 3260は、
その前の下落の23.6%戻し3251を上回っており、
次の節目 3537までは戻りを入れる可能性を持っている。
つまりスノーピークは、長期では、
下値2600円台まで待ち伏せて、次の上昇トレンドを狙いにいく底値狙いの銘柄。
または、直近高値3260を超えたところで、
断続的に第2シナリオの上げを4411まで取りに行く銘柄。
なお、短期、つまりザラバをチェック方であれば、
明日の週明けの下落で始まれば、
3537までの落ちているお金をスイングで取りに行く。
ただしロスカットは直近の上昇の50%押しの3040
または61.8%押しの2980とタイトにしておく。
そんな感じの銘柄と思う。
ご参考でした。
いうまでもありませんが、投資は自己責任でお願いします。
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2017年03月19日
国とは戦ってもアマゾンとは戦わない したたかなクロネコが生き残る 〜9064ヤマトHD
昔、小倉昌男の経営学を参考書にした勉強会に参加したことがある。
講師は、当時ヤマトの専務さんだったか常務さんだったか。
「来年、再来年、また面白いことをやりますよ」と息巻いていた。
「監督官庁にたてついた気持ちはない。正しいと思うことをしただけ」
と語った小倉昌男には信念があった。
期待に適うサービスを提供する。そのために、必要であれば知恵を絞り正しい道を探る。
そのクロネコ。
値上げと、宅配時間の一部指定不可を打ち出した。
労基署からの残業代不払いへの是正勧告と労組からの引き受け抑制要請を受け、
配送の総量を減らすための策として実施するそうだ。
論調には、どちらかというと容認の意見が多いように思える。
それくらい、大半の国民は、配達員の皆さんに“感謝”しているし、
メディアは、馬鹿みたいに大きな広告を打つクロネコに感謝している。
少し振り返って、2015年11月。ヤマトは全国の新聞に意見広告を掲載。
趣旨は、
・日本郵便はユニバーサルサービスを行う事業者である
・だから、日本郵便は税制優遇を受けている(それは分かる)
・しかし今、優遇範囲は不明確で、今や荷物宅配まで拡大している
・一方で、クロネコメールは信書を扱うことはできないと明確に線を引かれた
・これはとっても不公平だ
・現状黒字である郵便の税制優遇は不要であるし、信書と異なる荷物宅配は適用外と宣言しろ
というものだ。(と思う)
この意見広告は、今もヤマトのHPに掲載されている。
言い分が正しいかどうかは別にして、
ヤマトは2015年11月まで、しっかりと自身の事業拡大(クロネコメール)を目指していた。
ヤマトはその以前、2013年にアマゾンの配送を引き受けている。
2015年度の全国の宅配数は37億個であり、
ヤマトの現場は、おそらくこの時点で、すでにかなり疲弊していた。
ヤマトは、その足元の現場を放置して、別のところを見ていた。
そうでなければ、本業である宅配があるにもかかわらず、
クロネコメールなんかにかまっている余裕がありわけがないし、
日本郵便の荷物宅配について、
“おかしいんじゃないの”なんて言っていくはずがない。
過去、アマゾンとの取引は、当初のペリカン便から、
2005年に佐川へ、2013年にヤマトに代った。
ペリカン・佐川は、安い配送料と不遜な要請に、アマゾンへの協力打ち切りで対処した。
今回ヤマトは、打ち切りではなく、個人への “基本運賃の値上げ”で対処するようだ。
この先に、アマゾンとも値上げ交渉をするのだろうけれど、“順番が違う”気がする。
全面広告には、
“対等な条件でアイデアを競い、切磋琢磨できるからこそ、
お客様の利便性を高める商品やサービスが生まれる”
とある。
今回の値上げには、アイデアも切磋琢磨もなく、
あまりに唐突に、追い込まれたような敗走に見えた。私にはね。
さて、そんな9064ヤマトHD
ヤマトは、2009/3 825を底に、2015/3 2958 まで3波動で上げており、
今は、その後の4波目のトライアングルを描き終えたかを見極める局面に見える。
それは、2017/2/23に、窓を開けて、出来高を伴った上昇が、
トライアングルの上限に見えた2450円どころを力強く上回ったことを根拠として、
5波目の上昇が始まった と、まずは考えるスタンスを取る。
その5波目はおそらく5つの波で構成される。
それは、2017/3/3 2584を1波とし、
2017/3/8 2363を2波(直近上げの61.8%押し2365付近)とし、
現在は、3波目の初動のように思える。
この5波の上値目途は、4波終了の安値 2017/2/17 2230に、
1波の値幅761を加えた2991
または、値幅の1.618倍である1231を加えた3461(優先シナリオ)
さて、
一方で、この上昇が4波トライアングルの5波目という可能性もある。
この場合、今の下落は、トライアングルの下限 2230水準を試しにいく。
と、まずは考える。(第2シナリオ)
つまり、9064ヤマトは、
来週、上げて始まっても下げて始まっても、
基本的には買い目線で、5波中3波目を取りに行く。
ロスカットは、その直近の窓下限の2363
一方で、2363を下回れば、いったんは様子見しつつ、
再エントリーの指値2250を仕込む。
なお、この再エントリーは、2220 または 2271 ではロスカットする。
そんなスタンスで取り組む銘柄に見える。私にはね。
ご参考。
投資は自己責任でお願いいたします。
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講師は、当時ヤマトの専務さんだったか常務さんだったか。
「来年、再来年、また面白いことをやりますよ」と息巻いていた。
「監督官庁にたてついた気持ちはない。正しいと思うことをしただけ」
と語った小倉昌男には信念があった。
期待に適うサービスを提供する。そのために、必要であれば知恵を絞り正しい道を探る。
そのクロネコ。
値上げと、宅配時間の一部指定不可を打ち出した。
労基署からの残業代不払いへの是正勧告と労組からの引き受け抑制要請を受け、
配送の総量を減らすための策として実施するそうだ。
論調には、どちらかというと容認の意見が多いように思える。
それくらい、大半の国民は、配達員の皆さんに“感謝”しているし、
メディアは、馬鹿みたいに大きな広告を打つクロネコに感謝している。
少し振り返って、2015年11月。ヤマトは全国の新聞に意見広告を掲載。
趣旨は、
・日本郵便はユニバーサルサービスを行う事業者である
・だから、日本郵便は税制優遇を受けている(それは分かる)
・しかし今、優遇範囲は不明確で、今や荷物宅配まで拡大している
・一方で、クロネコメールは信書を扱うことはできないと明確に線を引かれた
・これはとっても不公平だ
・現状黒字である郵便の税制優遇は不要であるし、信書と異なる荷物宅配は適用外と宣言しろ
というものだ。(と思う)
この意見広告は、今もヤマトのHPに掲載されている。
言い分が正しいかどうかは別にして、
ヤマトは2015年11月まで、しっかりと自身の事業拡大(クロネコメール)を目指していた。
ヤマトはその以前、2013年にアマゾンの配送を引き受けている。
2015年度の全国の宅配数は37億個であり、
ヤマトの現場は、おそらくこの時点で、すでにかなり疲弊していた。
ヤマトは、その足元の現場を放置して、別のところを見ていた。
そうでなければ、本業である宅配があるにもかかわらず、
クロネコメールなんかにかまっている余裕がありわけがないし、
日本郵便の荷物宅配について、
“おかしいんじゃないの”なんて言っていくはずがない。
過去、アマゾンとの取引は、当初のペリカン便から、
2005年に佐川へ、2013年にヤマトに代った。
ペリカン・佐川は、安い配送料と不遜な要請に、アマゾンへの協力打ち切りで対処した。
今回ヤマトは、打ち切りではなく、個人への “基本運賃の値上げ”で対処するようだ。
この先に、アマゾンとも値上げ交渉をするのだろうけれど、“順番が違う”気がする。
全面広告には、
“対等な条件でアイデアを競い、切磋琢磨できるからこそ、
お客様の利便性を高める商品やサービスが生まれる”
とある。
今回の値上げには、アイデアも切磋琢磨もなく、
あまりに唐突に、追い込まれたような敗走に見えた。私にはね。
さて、そんな9064ヤマトHD
ヤマトは、2009/3 825を底に、2015/3 2958 まで3波動で上げており、
今は、その後の4波目のトライアングルを描き終えたかを見極める局面に見える。
それは、2017/2/23に、窓を開けて、出来高を伴った上昇が、
トライアングルの上限に見えた2450円どころを力強く上回ったことを根拠として、
5波目の上昇が始まった と、まずは考えるスタンスを取る。
その5波目はおそらく5つの波で構成される。
それは、2017/3/3 2584を1波とし、
2017/3/8 2363を2波(直近上げの61.8%押し2365付近)とし、
現在は、3波目の初動のように思える。
この5波の上値目途は、4波終了の安値 2017/2/17 2230に、
1波の値幅761を加えた2991
または、値幅の1.618倍である1231を加えた3461(優先シナリオ)
さて、
一方で、この上昇が4波トライアングルの5波目という可能性もある。
この場合、今の下落は、トライアングルの下限 2230水準を試しにいく。
と、まずは考える。(第2シナリオ)
つまり、9064ヤマトは、
来週、上げて始まっても下げて始まっても、
基本的には買い目線で、5波中3波目を取りに行く。
ロスカットは、その直近の窓下限の2363
一方で、2363を下回れば、いったんは様子見しつつ、
再エントリーの指値2250を仕込む。
なお、この再エントリーは、2220 または 2271 ではロスカットする。
そんなスタンスで取り組む銘柄に見える。私にはね。
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