８月１９日　今日のクラシック音楽作品: 音楽聞くだけ

2020年08月19日

８月１９日　今日のクラシック音楽作品

エネスク：管弦楽曲『ルーマニア狂詩曲』

1881年8月19日　ジョルジュ・エネスク（作曲家、ヴァイオリニスト）誕生
1944年8月19日　ヘンリー・ウッド（指揮者）没

　ジョルジュ・エネスク（1881年8月19日 - 1955年5月4日パリ）は、ルーマニアの作曲家、ヴァイオリニスト、ピアニスト、指揮者、音楽教師。ルーマニアで発行されている5レイ紙幣に肖像が使用されている。
　エネスクは、クライスラーやティボーと共に20世紀前半の三大ヴァイオリニストの一人とされる。ヴァイオリニストとしては、情熱の高鳴りを感じさせる演奏スタイルと、ヴィブラートを程よく効果的に用いた独自の美音で知られていたが、クライスラーやティボーほど甘い音色ではなかった。しかし、かえってそのために、精神的な奥行きや格調の高さを感じさせ、とりわけベートーヴェンやシューマンのソナタ、またバッハの無伴奏作品は、実演・録音ともに語り継がれている。一方、ピアニストとしても練達の演奏家であったが、こちらはもっぱら自作の演奏・録音に限っての活動であった。
　エネスク作品の多くはルーマニアの民俗音楽に影響されており、最も有名な作品としては、2つの「ルーマニア狂詩曲」（1901年–1902年）や歌劇「エディプス王」（1936年）、3つの管弦楽組曲がある。エネスクは2つの世界大戦の時期に戦乱を避けてルーマニアに帰国しており、その間にいくつかの作品が、郷里ルミニス地方のシナヤで作曲された。一部の作品（ヴァイオリン・ソナタ第3番、「エディプス王」など）には微分音を用いている。
　ルーマニア狂詩曲はジョルジュ・エネスクが作曲した管弦楽曲。第1番（イ長調、作品11-1）と第2番（ニ長調、作品11-2）の2曲がある。（Wikipediaより抜粋）