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2020年07月28日

7月28日 今日のクラシック音楽作品

J.S.バッハ:マタイ受難曲





1741年7月28日 アントニオ・ヴィヴァルディ 作曲家 没
1750年7月28日 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ 作曲家 没
1840年7月28日 ベルリオーズ 『葬送と勝利の大交響曲』作品15 初演
1941年7月28日 リッカルド・ムーティ 指揮者 誕生

 バッハのマタイ受難曲は新約聖書「マタイによる福音書」の26、27章のキリストの受難を題材にし、聖句、伴奏付きレチタティーヴォ、アリア、コラールによって構成された音楽作品である。BWV244。台本はピカンダー(本名クリスティアン・フリードリヒ・ヘンリーツィ)による。正式なタイトルは「福音史家聖マタイによる我らの主イェス・キリストの受難」となる。
 1727年4月11日、ライプツィヒの聖トーマス教会において初演。その後改訂が加えられ、1736年に最終的な自筆稿が浄書されている。
 バッハの死後、長く忘れられていたが、1829年3月11日、フェリックス・メンデルスゾーンによって歴史的な復活上演がなされ、バッハの再評価につながった。
 この復活上演は2時間ぐらいにいくつかのカットが伴われ、また古楽管楽器オーボエ・ダ・カッチャを、同じ音域のオーボエ属楽器であるイングリッシュホルンではなくバスクラリネットで代用し、オーボエ・ダモーレの代わりにA管クラリネットを、オルガンやチェンバロの代わりにピアノを使用するなど、メンデルスゾーンの時代により一般的であった、より現代に近いオーケストラの編成によって演奏された。この編成の演奏を再現した録音CDも存在する。当時の新聞評は芳しいものではなく、無理解な批評家によって「遁走曲(フーガ)とはひとつの声部が他の声部から逃げていくものであるが、この場合第一に逃げ出すのは聴衆である」と批判された。しかしこれを期に、当時は一部の鍵盤楽器練習曲などを除いて忘れ去られていたバッハの中・大規模作品をはじめとする音楽が再評価されることになったのである。近年、メンデルスゾーン版での復元演奏(鈴木雅明やパークマンなど)が試みられることがあり、そのため上記のCDも誕生した。(Wikipediaより抜粋)







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