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2020年06月21日

今日のクラシック音楽

ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』

1732年6月21日 ヨハン・クリストフ・フリードリヒ・バッハ(作曲家)誕生
1868年6月21日 ワーグナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』初演
1890年6月21日 リヒャルト・シュトラウス:交響詩『死と変容』作品24 初演
1891年6月21日 ヘルマン・シェルヘン(指揮者、作曲家)誕生
1908年6月21日 ニコライ・リムスキー=コルサコフ(作曲家)没

 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』は、19世紀ドイツの作曲家リヒャルト・ワーグナーが作曲した楽劇。リブレットも作曲者自身による。16世紀中ごろのニュルンベルクを舞台としており、全3幕、15場からなる。上演時間は約4時間20分(第1幕:80分、第2幕:60分、第3幕:120分)。 初期のオペラ『恋愛禁制』(1836年完成)を除けば、ワーグナーの作品中唯一の喜劇である。
 ワーグナーのドレスデン時代である1845年に完成・初演された歌劇『タンホイザー』と対をなす喜劇的作品として着想され、草稿が書かれたが、本格的な台本執筆はウィーンに在住していた1861年であり、翌1862年から作曲、1867年の完成まで20年余りを要した。この間にワーグナーは、『ニーベルングの指環』四部作に着手しており、その第三部に当たる『ジークフリート』の作曲を中断(1857年8月)して『トリスタンとイゾルデ』(1859年)を完成させ、つづいて本作が完成した。1868年6月21日、ミュンヘン・バイエルン宮廷歌劇場でハンス・フォン・ビューローの指揮により初演された。
 物語は、人間と芸術の価値を輝かしく肯定するとともに、天才が得た霊感を形式の枠の中で鍛え上げる必要性を説いた寓話にもなっている。その豊かで鋭い洞察と暖かな人間性によって、本作品は幅広い人気を保っている一方、当時のワーグナーの思想である「ドイツ精神」の復興とともに反ユダヤ主義が織り込まれており、底に潜む暗い部分として疑問が投げかけられてもいる。(Wikipediaより抜粋)


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