２月７日　今日のクラシック音楽: 音楽聞くだけ

2021年02月07日

２月７日　今日のクラシック音楽

ラロ：ヴァイオリン協奏曲第2番『スペイン交響曲』作品21

【今日の出来事】

1786年2月7日　モーツァルト：音楽付き喜劇『劇場支配人』初演
1828年2月7日　ベートーヴェン：『レオノーレ』序曲第1番作品138 初演
1869年2月7日　ヨーゼフ・シュトラウス：ワルツ『わが人生は愛と喜び』作品263 初演
1873年2月7日　チャイコフスキー：交響曲第2番ハ短調『小ロシア』作品17 初演
1875年2月7日　ラロ：ヴァイオリン協奏曲第2番『スペイン交響曲』作品21 初演
1887年2月7日　ラロ：交響曲ト短調初演
1891年2月7日　サン＝サーンス：ホルンと管弦楽のための演奏会用小品ヘ短調作品94 初演
1907年2月7日　リムスキー＝コルサコフ：オペラ『見えざる街キーテジと聖女フェヴローニヤの物語』初演
1936年2月7日　ウィリアム・ベネット（フルーティスト）誕生
1994年2月7日　ヴィトルト・ルトスワフスキ（作曲家、ピアニスト作曲家、ピアニスト）没

　ヴァイオリン協奏曲第2番《スペイン交響曲》作品21は、エドゥアール・ラロが1874年に、パブロ・デ・サラサーテのために作曲した作品。ラロの代表作と見なされている。ニ短調をとる。
　1875年2月にパリで初演された。19世紀から20世紀前半までは、第3楽章「間奏曲」をカットする習慣が続いたが、20世紀後半にメニューインなどが全曲演奏および全曲録音に着手してから、現在ではカットなしの演奏が一般化している。
　交響曲と題され、5楽章からなるものの、実質的には、ヴァイオリン独奏と管弦楽のために作曲された、交響的協奏曲にほかならない。随所にスペイン的な主題が使われ、フランスにおけるスペイン趣味の流行の前触れを告げた（本作の初演はビゼーの歌劇《カルメン》の初演に先立つこと実に1ヵ月であった）。また、チャイコフスキーがヴァイオリン協奏曲ニ長調（1878年）を書く際に、その民族色豊かな内容や音楽構造を研究し参考にしたと言われている。（Wikipediaより抜粋）