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2021年01月16日

1月16日 今日のクラシック音楽

ドビュッシー:第1狂詩曲

【今日の出来事】

1891年1月16日 レオ・ドリーブ(作曲家)没
1911年1月16日 ドビュッシー:第1狂詩曲 初演
1920年1月16日 バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 Sz.56 初演
1928年1月16日 ピラール・ローレンガー(ソプラノ歌手)誕生
1934年1月16日 マリリン・ホーン(メゾソプラノ歌手)誕生
1938年1月16日 バルトーク :2台のピアノと打楽器のためのソナタSz.110 BB.115 初演
1957年1月16日 アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮者)没





 第1狂詩曲は、クロード・ドビュッシーが作曲したクラリネットとピアノのための作品、あるいはクラリネットと管弦楽のための協奏的作品。「第1」と題された意図は不明であり、「第2」狂詩曲は作曲されていない。
 ドビュッシーは1909年にガブリエル・フォーレの推薦でパリ音楽院の高等参事会に加わり、卒業試験の審査をすることとなった。そこでドビュッシーは伝統であった試験課題の委嘱を受け、1910年の試験のためにこの作品が(おそらく《小品》も)1909年12月から1910年1月にかけて書かれた。
 試験は1910年7月に行われ、これが私的な初演となる。公開初演は、1911年1月16日、当時音楽院のクラリネット科教授だったプロスペル・ミマールによって独立音楽協会の演奏会において行われている。出版は1910年にデュラン社からされ、ミマールに献呈されている。
 また1911年の夏に、数か月を費やしてピアノ伴奏が管弦楽化されている。こちらの初演はドビュッシーの死後の1919年に行われた。
 《牧神の午後への前奏曲》などを思わせる抒情と、作曲時期が共通している《前奏曲集》の一部に似た諧謔が交錯する、規模は大きくないが印象的な作品である。クラリネットの「ロマンティックな甘さ」がドビュッシーの個性的な語法の中で生かされており、ドビュッシーはロシアでのこの作品の演奏に触れた書簡の中で「私の書いた作品のなかでも最も愛すべきもの」と述べている。クラリネット奏者にとっての重要なレパートリーとしてよく演奏されるが、演奏は容易ではない。(Wikipediaより抜粋)




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