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2020年10月21日

10月21日 今日のクラシック音楽

ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『皇帝円舞曲』

【今日の出来事】

1790年10月21日 アルフォンス・ド・ラマルティーヌ(詩人、政治家)誕生
1847年10月21日 ジュゼッペ・ジャコーザ(詩人、劇作家)誕生
1858年10月21日 オッフェンバック:オペレッタ『天国と地獄』初演
1889年10月21日 ヨハン・シュトラウス2世:ワルツ『皇帝円舞曲』初演
1908年10月21日 アレクサンダー・シュナイダー(ヴァイオリニスト、指揮者)誕生
1912年10月21日 ゲオルク・ショルティ(指揮者、ピアニスト)誕生
1912年10月21日 ヤコフ・フリエール(ピアニスト、音楽教師)誕生
1921年10月21日 マルコム・アーノルド(作曲家)誕生
1982年10月20日 武満 徹:星・島(スター・アイル)初演





 『皇帝円舞曲』(Kaiser-Walzer)作品437は、ヨハン・シュトラウス2世が1889年に作曲した演奏会用のウィンナ・ワルツ。原題のまま『カイザー・ワルツ』と呼ばれることも多い。
 晩年の作品の中では最も高い人気を誇っており、シュトラウス2世の「十大ワルツ」に数えられ、その中でも『美しく青きドナウ』と『ウィーンの森の物語』とともに「三大ワルツ」に数えられる。曲調壮大なワルツ幻想曲の趣があり、和声の扱いは他の代表曲に比べ遥かに巧緻である。
 1889年10月19日、ドイツ帝国の首都ベルリンで「ケーニヒツバウ(国王の建築)」と命名された新しいコンサートホールが開場することとなった。10月19日から5日間の「こけら落とし演奏会」が催されることとなり、著名な音楽家たちに作曲・指揮の依頼が行われた。ワルツ王ヨハン・シュトラウス2世も依頼を受けた音楽家の一人であった。
 シュトラウス2世は当時オペラ『騎士パズマン』の作曲に取り組んでいて多忙だったことから、この依頼を断ろうとした。しかし、五夜にわたる祝典演奏会の最初に指揮するという名誉ある要請であったことと、楽団が総勢100人という大構成であり報酬も良かったことから、結局シュトラウス2世は考え直してこの仕事を引き受けることに決めた。
 初演日は10月19日ではなく21日にずれ込んでしまったが、予告通り100人編成の大オーケストラによって演奏され、大成功を収めた。(Wikipediaより抜粋)




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