１０月３日　今日のクラシック音楽: 音楽聞くだけ

2020年10月03日

１０月３日　今日のクラシック音楽

ニールセン：交響曲第4番作品29『不滅（滅ぼし得ざるもの）』

【今日の出来事】

1892年10月3日　モーリス・マレシャル（チェリスト）誕生
1923年10月3日　スタニスワフ・スクロヴァチェフスキ（指揮者）誕生
1931年10月3日　カール・ニールセン（作曲家）没
1953年10月3日　アーノルド・バックス（作曲家）没
1967年10月3日　マルコム・サージェント（指揮者）没

　交響曲第4番作品29（FS.76）『不滅（滅ぼし得ざるもの）』は、カール・ニールセンが1914年から1916にかけ作曲した、単一楽章の交響曲である。（4つの楽章の要素が移行していくという構成になっていて、しばしば4楽章や2楽章の曲と誤解される。）2群のティンパニによる競演を特徴とし、ニールセンが手がけた交響曲の中でも特に劇的な作品と目されている。
　ニールセンの交響曲は、この第4番以降の作品において多調性を採用しており、交響曲第6番までの3つの交響曲については基本となる調が記されていない。これは古典的な交響曲のような、基本となる調を設定し、他の調との対比により構成する、という概念を排す意図からである。この第4番はニ短調の全奏部で始まり、クラリネットによるイ長調、間奏となる気楽な田舎風の曲想の第2部（ト長調）を経て、伝統的な緩徐楽章の役割は悲劇的な曲想の第3部に譲られる。第4部では、2群のティンパニが活躍し、結末においてホ長調となって締め括られる。（Wikipediaより抜粋）