アフィリエイト広告を利用しています

千年に一度の大豪雨の鄭州は、大丈夫なのか?

ch1.jpg
中国の河南省「鄭州」は内陸都市で、今まで台風の経験も少ない街でしたが、7月20日の16〜17時の1時間に200mmという桁外れの降雨量。ちょうど夕方のラッシュアワーと被ったこともあり、とんでもない大惨事になってしまいました。

1時間200ミリと言われてもちょっと想像つかないかもしれません。中国のネット民は、中国の最も有名な湖である「西湖」150個分が1時間にドカンと降ってきたと例えました。恐ろしいことに、その後も連日の豪雨で救出が難航しています。
ここで問題が。停電によって電波もなくなり携帯がネットに接続できないのでシェアバイクの鍵をあけれません。シェアバイクの近くでスマホを持って天に腕を上げて電波を探している人が何人もいました。

列車から降りた人たちが荷物を持ちながら、タクシーと交渉していますが、運転手から最初に声をかけられたのは「現金を持ってる?」です。
ちなみにタクシーも環境保護のためとっくに新エネ車に変えられています、ドライバーも充電できる場所がないからこの電力がなくなったら仕事ができなくなると言ってます。

さらにこれだけではないです。アプリで予約してホテルに泊まりたい人にも問題が。ホテル側が電気もネットも利用できないから確認ができないのでチェックインができないです。

電気自動車の電池から電力を提供。当初はみんなから使わない機能と言われてましたが、アウトプット3300ワットで5V2Aの携帯なら同時に630台のスマホにチャージできて、まるで巨大なモバイルバッテリーとして大活躍。
日本の感覚からは想像できないかもしれませんが、河南省は人口が1億弱います。今回の豪雨が千年に一度とはいえ、スマートシティの建設は考えさせるところが色々ありました。
ch2.jpg

この記事へのコメント

   
プロフィール

キム兄
突然、来た、中国行き,行ってみてびっくり、なんとそこは、競争社会、日本人なんってひとたまりもない、生きるのにものすごいエネルギーのいる社会でした。
最新記事
<< 2024年12月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
リンク集