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2015年11月23日
『猿丸幻視行』第26回江戸川乱歩賞受賞(1980年)著者高井沢 元彦(いざわ もとひこ)
猿丸幻視行
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声聞くときぞ秋は悲しき――百人一首にも登場する伝説の歌人、猿丸大夫が詠んだ歌に秘められた謎。
そして“いろは歌”に隠された1000年の暗号とは?
友人の不可解な死に遭遇した、後の民俗学の巨人・折口信夫の若き日の推理が、歴史の深い闇をあぶりだす。
著者 井沢元彦
1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局に在職中の1980年『猿丸幻視行』で第26回江戸川乱歩賞受賞。以後、執筆活動に専念し、歴史ミステリ作家として活躍する一方、独自の史観で日本史と日本人の謎に迫る著作を発表。