「気をつけてね。。。」
森組の雲のバスから、森の福の神フルーツ社の、社宅の子ども達が、次々と降りて行きます。
メンフクロウの子ども達は、数多く、福の神フルーツ社や、数ある、森の福の神の食品の社宅に住んでいます。
森は、福の神の、タチバナが管理している、福の神フルーツ社や、チョコレート、チーズ、ワイン、シャンパン会社があります。
福の神じるしの蜂蜜も、森組で、ブーンとハニーの兄妹も、森組のバスです。
メンフクロウのピピコは、親御さんが、福の神フルーツ社で働いています。福の神フルーツ社の裏に、ピピコは家族と暮らしていて、
今日は、なんか、置いてあるのかな、と。
たまに、無人販売所をなにげなーく、チラチラと見るのでした。
無人販売所は、お金があまり無い人に対しての、形が悪いだけ、で、全然新鮮でおいしい果実や木の実。。。熱帯果物を、ある時は、置くのでした。
優しい、福の神の、心遣い。。
ピピコが、無人販売所の近くを通りがかると、、、見知らぬ、妖怪らしき、みすぼらしい、物悲しい感じの男の人と、可愛い、正反対な、小さな女の子が、二人して、
無人販売所の、箱いっぱいにあふれる山のような苺を持ち帰っています。
ピピコのように、小さな子供目にみても、全然親子にも、親族にも見えません。赤の他人同士。
あんな、山の様な、無人販売所の苺を。
ピピコは、危ないかな、優しそうなんだけど、あのおじさん、みすぼらしいし、行き倒れのホームレス??
対して、女の子は、なんか、よい暮らしの、いい家の女の子みたい。
全然知らない人たち。、、
ピピコは、あわてて、巣の社宅に戻りました。
両親がお仕事で、社宅には、ピピコの、兄妹がいましたが、
「お兄ちゃん、お兄ちゃん、全然知らない人が無人販売所にいて、たくさんの苺を持っていっちゃったよー。なんか、アヤシゲな男の人だったよー、」
「だけど、ちゃんと、少しでもお金を払えば、無人販売所だから、果物を持っていってオッケーだよ。それに、泥棒は、無人販売所には、たどり着けないように、不思議なバリアーが、福の神さん達が張り巡らせてあるし。」
確かに、悪意ある人は、福の神の、不思議なバリアーで、無人販売所で果物を買ったり食べることはできません。
「て、ことは、いい人なんかなー、でも、なんか、みすぼらしい大人で、、、だけど、連れていた女の子は、可愛くって、よいおうちのお嬢さんみたいだったのよー。ぜーんぜん、知らない人同士でしょ、あの人たち。」
「だけど、憶測しちゃいけないよ!!!それより、チワワの赤ちゃんが、神隠しにあったんだって。大騒ぎだろ。ピピコも気をつけないと。」
「あのおじさん、まさか、誘拐犯。。。」
「だから、憶測で、ものを言わない!チワワちゃんじゃないだろ、女の子は。。。」
2019年01月28日
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