なんか。。。これは。。夢なんだろうか。。。って感じ。ヴィーナスが、幽霊と遭遇。。ハリネズミの吾朗太さんが現れて話をしているという現実。お酒はもう切れている、酔っ払ってない。というか、あまりのことに酔いもお酒も吹っ飛んで目が覚めた
実際には。。幽霊を視たい視たい〜って、霊媒体質のベルモに時々そう言ってだんだけどまさか。。見える日が来るとは。。
まぁ。。でも、悪霊や怨霊に祟られたり取り憑かれたりとかそういうのじゃなくてよかったんだけどさ。「アタシがちょっと、黄豚にさぐりを入れとくから。」ヴィーナスはベルモの様子が変だと言う幽霊の吾朗太さんの前でベルモにLINEを入れておきました。ベルモがなんか、隠してないのかそれに。。。純ちゃんの事も気になるしそれに。。。ソワソワソワソワ。。もうすぐ収穫時。。。ヴィーナスは、ベルモやベルモんちのチワワ達のサクサクの耳掃除がしたくてしたくて。。もう、ヴィーナスの耳掃除好きは病気でしょう特に奴らは耳の新陳代謝が活発なので、ゴロゴロある、重ね重ねのパイ生地やミルフィーユのような乾燥耳垢の掃除がスッキリ綺麗になるのがたまりません。ベルモ達森沢家の姉妹には危ないから絶対に自分達で耳掃除をするなとキツく禁止令を出しています。小学校の友達の耳掃除もする事がありますが、既に天才美術家として第一線で飛ぶ鳥を落とす勢いのヴィーナスは、大好きな他人の耳掃除をし過ぎると好きすぎて日々耳掃除の飼い殺しになり、日常生活に支障が出てしまうので自分でもかなり自重してるんだけどさああ、それにしても、もうアルコールも抜けてきたし。。
そろそろ学校へ行かないとまだまだ朝だけどさお昼には児童会役員の集まりで児童会役員の生徒がランチしながらの会合がありそれに朝だって朝の放送室の放送委員会に顔を出して、皆さんおはようございます今日も良い日になりますように。と、アナウンスを入れなきゃアタシが仕事でいない時は別の部員が挨拶するんだけどちょうど今日はアナウンス当番なのに
やる事が山積み。そうそう。。。同居しているクラスメイトのシュナ坊の後見人なんだけど担任のセブン先生にシュナ坊の事で呼び出しくらってるし。
シュナ坊はミニチュアシュナウザーの仔犬で、ヴィーナスの一つ歳下の3歳の男の子だけど。。。神楽町市小学校のおんなじ低学年クラスで、最初は福の神笑〜の家で暮らしていたんだよねー仕事で笑〜の家によく出入りしてたし。小学校入る手続きの前からシュナ坊と顔を合わせて仲良くなったんだけど。アタシがアザラシの福ちゃんと一緒に住んでる海辺の白い家にも結構遊びにきたりして。。
で、ご多忙ご多用な福の神さん達の兄妹が仕事で出払って泊まりで全員留守な時にはウチがシュナ坊預かりで泊まりにきたり。そんなこんなで、ミリオンやベルモという三つ子のきょうだいがいてヴィーナスがみつごだったという衝撃的な事実を知り、ミリオンやベルモの家族とともに初顔合わせをした機会に
ベルモが、少し歳下のチワワ二人を妹のミーナとココナだと紹介してきて、姉貴風を吹かせて世話を焼いていたのを見て世話焼きなヴィーなすは、非常に羨ましく思いあっ、それならアタシもと。影響感化されまして、ちょうど手頃な弟分としてシュナ坊を捕獲する作戦に出たのです。チョロチョロねータンねータンとベルモにくっついている二人のチワワ。小蝿の様にウロチョロウザいといえばウザいけどさーアイツらよりは遥かにシュナ坊の方がマシだし?
もともとシュナ坊は、福の神達の家に住んでいましたが、小学校からそのまま親友になったクラスメイトのヴィーナスについて行き、福ちゃんとヴィーナスの家にしょっちゅう入り浸りになっていたし。ヴィーナスの仕事先にもついてきたり。接待なども、あまりテーブルマナーの厳しい場所は嫌がってついてきませんが、お気軽な楽しくやりましょうみたいな場には喜んでついてくるし、アシスタントとして。アホだけど無邪気な可愛い男の子なので取引先も連れて行くと場も盛り上がるしめっちゃ喜ぶのだ。さりげなく、いつも一緒にいて仕事や遊び、家に誘いいつもだいたい一緒にいて当たり前みたいななくてはならない存在にする彼氏彼女を作る方法は、この自然に仲良くなってだんだんと一緒にいて心地よい空気感というか、当たり前みたいになくてはならない存在になるのが一番の必勝方法だと、水商売生まれのヴィーナスは小さな頃から気づいてもちろん、水商売のホステスとお客にはお金が絡むので、だいたいはあまり通用しないしでも、お客さんは、お店が居心地よければ
お店に通って当たり前になってくる。
それはお互い異性として意識できる事をクリアしての問題だけどさー、
友達もなろうと思ってなるわけじゃなく、それと一緒で自然に仲良くなって、あまり気が合わないと自然に離れていくもんだし。自然に仲良く友達になり生涯の大親友になる事だってあるのだ。
赤ちゃんの時に福の神の家に来たシュナ坊は、美の福の神の笑〜が、笑〜のエステのお客様からプレゼントされ、笑〜が後見人でしたが、
シュナ坊は、笑〜はBBAだの、笑〜はキツイだの愚痴愚痴とヴィーナスに言うようになりとはいえ、笑〜は甘えん坊のシュナ坊の躾をしているだけ、ですがああ、笑〜に不満なんだまぁ、礼儀作法とか、笑〜は美の福の神だし、シュナ坊は男の子だからキツイかもしれないね笑〜は女の子には優しいけど、男の子にはちょい厳しいなとそういうとこあるし。それで、笑〜の家は独身の福の神の兄弟が一緒に住んでるし長男の食の福の神の橘がいるので食材にはありあまり溢れるぐらい困らないので、ある日食い尽くしモンスターのチワワの赤ちゃんが、チビの癖に、小さい身体であまりにも異常な食欲が気持ち悪くなり、食の福の神橘の元にバケモノを引き取ってと捨てられて橘がチーコを捨てた家族に怒ってその女の子の赤ちゃんチワワを引き取ったのですが、女の子のチワワなので、結局は、笑〜がほとんど世話をし、笑〜がチイちゃん、チーコ。と名づけて面倒をみるようになりました。福の神の家には、笑〜の姉の恋愛と結婚の福の神のラブがいますが、ラブは正直あまりチワワが好きではなくまぁ、犬というのは好きとは言っても、全体的に犬が好きな人と、かなり犬種の好みが激しい人も出てくるわけで。
笑〜は特に犬種に好き嫌いがないし。シュナ坊を赤ちゃんの頃から面倒みていて子育てもできるし。表面的に長男の橘がチーコの後見人ではあるものの、実際には笑〜がチーコの後見人みたいなもので。そんな捨てられた赤ちゃんチワワのチーコが心配で心配でチーコの兄のララ尾君が、里親の元から逃げ出して勝手に福の神の家にきてしまいました。ララ尾君というのは、今はもう妹のチーコと一緒に福の神の家に住み5歳なので、ヴィーナスやシュナ坊と一緒の神楽町市小学校の低学年クラスです。お料理に興味があり、食の福の神橘のお手伝いや、仕事についていく就労児童でもあります。里親の元ではかなり大事にされていたものの、
妹を心配するあまりに勝手に福の神の家に来てしまいそこでまたララ尾君の里親と、チーコはバケモノでいらないがララ尾を返せと福の神家と一悶着あったのですが結局はララ尾君がどうしてもチーコと一緒にいたいとダダをこねて誘拐ではなくララ尾君が自ら福の神家にいたいというので無理矢理引き離すとそれこそ虐待になるので元里親はシブシブララ尾君を諦めましたさらには。トイプードル大好きな福の神ラブが、女の子のトイプードルの赤ちゃんのコユキを引き取る事になって。福の神家には、犬はシュナ坊だけではなく、ララ尾君や、チーコやコユキが住むようになり。
笑〜がだいたいチーコの面倒見担当
なので、笑〜も少しはシュナ坊から気がそれて、シュナ坊はほとんどヴィーナスと福ちゃんの海辺の白い家から帰らなくなり。
笑〜と話し合い、ヴィーナスの説得もあって
最終的には、シュナ坊の住民票を福の神家から、神楽町市の南の海辺の白い家に移す事になりました。ヴィーナスは子どもながらに第一線で活躍している有名な美術家ですのでシュナ坊の後見人になる事ができます。同居人の福ちゃんももともと大家族出身で気心知れた住居人が増えるのは大歓迎のようだ。もちろん、海辺の白い家は福ちゃんのものなので、シュナ坊代はきちんと親代わりのヴィーナスが入金するし、シュナ坊にも躾で家事手伝いをきっちり仕込まなければ
ヴィーナスは
お金の事なら余裕があるし福ちゃんは、きょうだいがたくさんいるので実家に仕送りしているので光熱費や食費は居候させていただいているヴィーナスが支払っています。とはいえ、かなり就労児童割引もきいてるし。今は、ヴィーナスの金星人の幼なじみのグリも暫く同居しているのですが、ただではいけないから滞在させていただいている間はきちんとお金を滞在先に渡しなさいと親から躾けられているものの、。。お金ならじゅうぶんヴィーナスが唸るほど持ってるしそれより、福ちゃんもヴィーナスも就労児童なので、二人とも綺麗好きではあるけど、仕事に追われると毎日きっちりとは
なかなか家事に手が回らない事も多いので、家の事をやってくれたらそれでいいのでという事になりました。まぁ、そんな感じで責任持ってシュナ坊を預かる事になり仕事のアシスタントとして連れ回したり、。とはいえ、弟子というわけではなし、お世辞にもシュナ坊は特別美術に才能も興味があるわけではなく。簡単なお仕事のお手伝い雑用係で。時にはめんどくさがるものの、おだてれば木にのぼる様な単純な性格だし。だいたいはヴィーナスと一緒にいるのが楽しいのかけっこうお手伝いを楽しんでいます。
ヴィーナスが
同居人で、後見人となったので学校でシュナ坊の保護者面談も個人面談の注意や呼び出しもヴィーナスが先生と話し合いしなければなりません。クラスメイト兼保護者
昨日、シュナ坊が掃除時間中わざとクラスメイトの前で右手の薬指を折り曲げて、キッズフォンを持ちながら電話するふりをして指を詰めた893のマネをしていたのを
たまたま、担任のセブン先生に見つかってシュナ坊はこってり先生に絞られたのだそりゃ怒るセブン先生は地毛が酷い癖毛どころか、もろやばいパンチパーマだし、それもあるし、両親は薬剤師で、小さな頃に遊んでて頬に傷を作った時に別にイジメではないけどヤクザというあだ名で呼ばれていたらしい頭髪のからかいで、それなら髪が薄い方がマシなぐらいというので。。。
だからもういっそスキンヘッドにしたらいいじゃんとヴィーナスは言うんだけどそういうとブスッとした顔で睨んでくるし別にヴィーナスだって髪の毛ないんだからさまぁ、今現在、ヤーさんは893とボカしたりヤクザなんてストレートに表現したらど叱られてあたりまえシュナ坊の躾の仕方など、保護者として担任のセブン先生に呼び出されてるしなぁ。急いでるんだけど。。でも幽霊と会話するって。。未知との遭遇であり夢のまた夢の中のようで。そこまで怖い人でもないし、もーちょい話してでもいいんだけどさでも、アタシも暇じゃ無いのよねーいつ、クライアントさんから電話がくるかもわからないし。。ベルモにさぐりも入れなきゃいけないじゃない。やるべき事が怒涛のように溢れたヴィーナスは、お名残惜しみながらも吾朗太さんに「アタシがさぐりをいれるから。。今じゃなくても。。。のちのちまたあなたが視えるならだけど。。またうちに来て。。ただし、うちは、アタシ以外に住人があと三人いて3人とも幽霊が怖いかあまりそういう話しはしないのよね。世帯主の福ちゃんは、一応お姉さんが一人京都の
有名なカリスマ霊媒師の人がいるんだけど。福ちゃん本人は幽霊だなんだとあまり興味ないみたいだし、そっちは。シュナ坊なんか幽霊が怖いでしょうからね。まぁ。。三人とも多分貴方が視えないでしょうから。。貴方がまた来てくれて、私があなたを視えたり感じた時はその時は、他の人には、仕事だなんだと適当に言っといて抜け出して話しを聞くわ。」
なんだろうな。なんか、可哀想になってきた。この人。。白骨死体を見つけたのはアタシなんだけどースっごく。。死にたくなかった。。生きていればみたいなエネルギーを感じるヴィーナスの胸が痛み思わず熱くなります。
ああ、ボウズ悪かったな、と吾朗太さんは申し訳なさそうに言う。
この人は、なんて哀しみなんだろうか。。。
2022年09月27日
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