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2022年06月24日

マリッジcelebration321幸せってなるものじゃなく感じるもので。。。

「ソウねー、羨ましいわ。お母ちゃんは。生まれながらにして、銀の匙を加えて生まれてきたよりもう、生まれながらにして両親からティアラをかぶせられてきてるもん?あ、勿論私達もお父ちゃんやお母ちゃんには感謝してるけどねー870D2D2B-5C7E-4015-838A-179FD6AD9FD3.png娘のミルクがアヤコに言います。「えっ」アヤコは相変わらずぽかーんとしていますが。続けてクルミが「だって、お母ちゃんって末っ子は愛される為に産まれてきたんだ、って言うでしょ。周りを振り回すわけじゃないんだけど、生まれながらにして愛されて自信まんまんというか。。。私達は両親に命令されるわけじゃないし、大事にしてもらって感謝してるけど、お母ちゃん見てると愛され癖というか甘え上手いかにも自信まんまんだし。別に悪い意味で言ってるわけじゃないからね。。。」E0792C82-35A5-4203-9D40-CD3D52226BBD.jpeg

「えっ」アヤコはキョトンとした顔だけど。A023F9AA-5CA9-4295-B6A0-0426ACE53191.jpeg
ローマは1日にしてならず内側から溢れる自分らしさや
自信というのは一朝一夕にしてならず。お金があるなしに関わらず親から知らずして王冠やプリンセスの冠をかぶせられて産まれてきた子どもがいる。アヤコは、わがままな両親ですら虐げられるどころか愛されて産まれて育ってきた。可愛い可愛いウチの姫様として。幾らわがままな両親ですら、アヤコを無条件に可愛いという気持ちが自然に湧いてきたらしい。親に支配されず、子どもの時は子どもらしくうまく甘えて成長し大人になり切る前に親からベッタリされる前にサッと結婚して遠く離れてズルズルベッタリになる事なく、子どもらしい子ども時代の美味しい思いを存分に頂戴して美味しい養分を存分に吸収して自立してしまった。

福ちゃんも、「親とうまくいかなくて一生悩んでそのせいで人間関係も恋愛もうまくいかなくて他人に接するのが怖いとか、結婚が怖いとか他人の顔色を伺ったり、親にいい子でいなさいと躾けられたり、大人になってもカウンセリングに通わなければならないって人も結構いるもんみたいだからね。僕、職業柄お客様の年配の女性とも接待でお食事やご自宅に招かれたりするんだけどすっごく恵まれてる様に見えるお金持ちの奥様でも、色々あった人結構いるんだよね。。お母さんが姑さんに嫌がらせさせられて娘さんがその愚痴ばっかりきかされて育ったり、世間体で親に結婚を反対されて好きな人と結婚できなかったり。。。幸せな人もいるんだけど、こんな幸せそうな人が。。。って人もいて。ADBA61F6-9213-4234-81A8-D78318CBB49F.jpeg

福ちゃんが、安産子だくさんのカリスマと言われるアヤコの息子であると知り縁起がいいからとジュエリーを買ってくれる女性も増えてきた。アヤコは若いうちに恋愛結婚してたくさんの健康な子どもを安産で産んでいる。故郷の南極から、リムジンと一緒に遠く離れた日本へ。。。

幼なじみで2つ学年が上だった近所のリムジン。リムジンは夕家の末っ子双子の弟で末っ子の末っ子でした。一卵性双生児の兄の瀬旦は、リムジンそっくりでしたが317CC0C3-29E9-4EDD-87C9-EA760FBC10E6.jpeg小さなころ最初は瀬旦がアヤコの事を好きなんじゃないかと風の噂にききました。リムジンと瀬旦は仲良しで。近所のアヤコも歳が近いのでみんなでよく遊んでいましたが、実際、瀬旦は小さなころアヤコを好きだったらしいのです。リムジンにはなんとなくアヤちゃんいいなとは言っていましたが、リムジンはいつもムッとして「アヤちゃんねー確かに可愛いかもしれないけどさ。甘やかされすぎてるし。いい嫁さんにはならないんじゃない。恋愛や結婚は外見だけでするもんじゃないし、ウチも武藤の家も子どもいっぱい産まれるだろうからさ。俺たちも子どもいっぱいできるだろうし。いいオカンになるタイプの女の子が大事なんじゃない。」
無意識なうちにやんわりとアヤコを否定して瀬旦から遠ざけようとするリムジンは、自分では気づかないもののアヤコを昔から好きなようでした。武藤というのはアヤコの旧姓でアヤコの実家の名字です。リムジンの夕家もアヤコの武藤家もどちらも子だくさんで子どもができやすい家系でした。アヤコなんてオテンバだしいい嫁さんになるタイプじゃない。気は強いしわがままだしと、瀬旦がアヤコを褒めるたびリムジンは18158EA1-60A7-4CEE-AA54-62595EC256FC.pngアヤコを否定しました。だけど、瀬旦もリムジンも一卵性双生児のせいか、女性の好みは似たようなものです。自分らが甘えん坊の癖に女性はちょっとぐらいわがままな方がタイプなので。。リムジンと双子の瀬旦は最初はアヤコをいいなーと言っていたものの、あまりに必死になってリムジンが否定するのでリムジンがどうしてもアヤコを好きだというのが見え見えで。なんとなくいいなー、というだけの瀬旦は、だんだんリムジンとアヤコを応援するようになってきてしまいました。EFE4BE8D-7BE8-416D-B532-8C857D06AE22.jpegアヤコの方もリムジンに気があるようで。。。

幾らいいなと思っても、自分に興味がない女の子を追いかけてもしかたありません。

なんとなく、なんだか空気が。ゆくゆく結婚する二人というのは目に見えない空気感があって第三者が入る隙間がないのだろう。D13631C7-7C29-4E2B-A115-8A5C9616467A.jpeg一卵性双生児なんだから、兄の瀬旦でもいいじゃないか、というワケにはいかない。アヤコもリムジンも、考える前に本能で動き、動いてから考えるところがある。若いうちに結婚して早く子どもをたくさん作って若いうちからいろいろ経験する為に親元を離れて海外へ行く事はいい事だと、子どもが出来たので迷わず駆け落ちと言って日本へ来てしまった。二人とも、動けば後は野となれ山となれというか、既成事実をつくれば周りが引くしかないという事を身を持って育てられた末っ子育ちだからだ。
甘えん坊な
リムジンは、歳上のしっかりした女性がいいなんて親や兄や姉からは言われていたものの、現実的にそうとは言えない。甘やかされる一方では夫婦はうまくいかないし飴と鞭が無ければ人生は退屈だし、甘やかされる一方では人は成長せず。だいたいリムジンは受け身の女性が嫌いだし幾ら優しくてもなんでも許す女性ではイライラするだけでなんかしてあげたいとか、大事にしたいとかの全く魅力を感じないのだリムジンもアヤコも特にお金持ちの家庭の子どもではないけどリムジンは13歳ぐらい長子達と離れていてアヤコは親子以上に長子と離れていて子どもの時は姉や兄の収入が入ってきたり姉や兄が結婚していて生活に困らなかったし、多産系の家系なので二人とも外で評判のいい姉や兄を通して縁談予約や見合いの話しも小さなころからアレコレ入ってきたんだけど。リムジンの怠け者でヒモ体質の同級生の男の子が、ひゃ逆玉じゃん。誰か候補が可愛いなら将来見合いすればいいのにと言っても、リムジンは、お金持ってても好きでもない女なんか絶対結婚したくない。俺、金は自分で稼ぎたいんだもん。絶対自分で稼ぐ。俺んちが子どもいっぱいの子だくさん家系だからって親も親戚付き合いほとんどしなくてラクだし、それ狙って金に物を言わせる様な家の女なんか下品で嫌だよー種付け屋じゃないんだからさという。リムジンの父親無尽蔵も含めて、わがままだけど男が稼がないと気持ち悪いヒモは絶対嫌な性格だった。
アヤコも若い小娘の頃南極から日本に出てきて
いろいろあったけど、若いうちに好きな男性と家庭を築いて子どもに恵まれてやりたい様にやってきたのは、無条件に親から寵愛という見えない冠をかぶせられて揺るぎない自信が自然と湧いてきたからなのだろう。アヤコは小学校の時に将来の夢は若いお母さんになりたいと書いて夢は現実となり16歳で18歳のリムジンとデキ婚してリムジンは惚れた女性の夢を叶えた、時代がどんどん変わって今じゃもう将来の夢がお母さんって、それはどうなの学歴は女性も進学、キャリアという時代だけど。あの頃の若いアヤコはそれでよかったのだ。あの頃は不思議な時代で、小学校の定番の宿題で将来の夢を思い浮かばずにサラリーマンやOLと書いた子ども達は先生に夢が無いから書き直せときつく叱られてたっけ。今ならもう職業差別やビジネスマン正社員も難しい時代。。。サラリーマンに夢がないなんて言おうもんなら失言暴言教育員会につまみ出されて確実に教師の方が叱責されるだろう。それに対してあの頃珍しくなかったお嫁さんやお母さん専業主婦と書いたアヤコを含めた女の子達はなぜか叱られずに。今やもう、専業主婦希望なんて書いたら若いうちは若い子だから通るかもしれないけど年齢的にある程度になったら叩かれるか歳の離れた甘やかしてくれるオジイと結婚しろと文句を言われるのに。リムジンは学年が違うが、過去に将来の夢海外で働くサラリーマン、できれば日本で働くと書いたら先生に夢があっていいねと褒められたようだ。
ああ、、、
時代は変わったのよね。。アヤコは南極に帰郷してから時々子どもの頃を思い出す。

きっとあの時親や姉や兄から無条件に愛されてきたから今の幸せに繋がっているんだ。旦那と幸せになろうと憧れの日本へ旅立った青春のあの日。
大変な事もあったけど、おおむねは幸せで。
幸せはなるものじゃなくて、感じるものだという事に気づいた。

リムジンやアヤコの地元地域は昔からなぜか親日家が多くて小学校でも親日教育があって小さなころから日本について学ぶ風習があり、CB8AD936-29D6-4C3E-91A5-ED6B9D5B4A0F.jpegそのせいか
リムジンやアヤコの姉達や叔父や叔母も何人か旦那の転勤や旅行などなどで日本へ行き2人とも子どもの頃からリアルに日本の話を聞く事も多々あっていつか日本に住んでみたいと希望に胸をふくらませて話していましたが、

リムジンが、昔からの夢の働いて家庭を持つなら日本でとアヤコの妊娠をきっかけにさっさと日本での仕事を決めてしまって。突然のアヤコの妊娠や若過ぎる2人の結婚に両家は上を下への大騒ぎだったので当の本人達はこの騒ぎから逃げ出そうと手に手を取り憧れの日本へ渡りました。F973E8A1-4C57-4702-BBC6-FB6062CC1251.jpeg

なんだかんだで福の神ですら驚き絶賛する絶対に結婚すべきな世紀の相性のリムジンとアヤコ。知らないうちに追い風に乗って。。。
気づいたらアヤコは
還暦で最後の末っ子を産み出産を引退しようと
気づいたら子だくさんな母親になっていた。お産が楽で妊娠しやすく子どもも健康で、


いつのまにか女性達からは安産多産の女神と言われる様になり胎教サポートや助産師の仕事もするようになりました。縁起がいいので今も南極で出産のお手伝いも頼まれます。多産、子育て子孫繁栄。。。安産の女神。

なんだか。。。鬼子母神みたいよね。。。小学生の頃に、道徳か国語で授業で人間の子どもをさらって食べていたという鬼子母神の話しを習って。。。感想を書かされたけど。

アヤコは、その感想文で担任の先生から緊急に親が呼ばれたのだ。たくさんの子どもを持つ鬼子母神が最も愛した末っ子のピンガラをお釈迦様に隠されてE40BE67A-4635-4745-BC0C-43DE2A8EAD9E.jpegそれで鬼子母神が半狂乱になって嘆き悲しみにくれたが、もしも末っ子のピンガラでなく他の子どもならたくさん子どもがいるし、一人ぐらいいいやと思って鬼子母神は悪さを続けて神様になれなかったかもしれないね、みたいな感想をのんきに書いて先生がこの子は大丈夫なのかとびっくりして親が呼び出されたらしい。正義感あふれる曲がった事が大嫌いな若いシロクマの新任女性教師だったと思うんだけど、

呼び出されたアヤコの両親は、アヤコがなにかイタズラかイジメか喧嘩でもしたのかとヒヤヒヤ覚悟して小学校にで向けば。。

「アヤちゃんがこんな事を書いているんですが」と、担任からアヤコの鬼子母神の話しに対する感想を見せられて。

「これが、どうかしたんでしょうか?」「お友達の悪口や汚い言葉を書いているわけじゃないと思いますが。。。」両親はどうして呼び出されたのか全く理解しておらず。。顔を見合わせるばかりで。担任の先生はこれはまさかもう、地球外生命体の隔世感まんまんな斜め上発想の人ではと身構えながら、言葉を慎重に選びつつ。。。3B5F5489-6BCB-484C-8700-D3FC8966442E.png

「あの、アヤちゃんは歳の離れたお兄さんお姉さんはじめ、たくさんのご兄弟の末っ子だとお聞きしてますが。。。大切にされてきた事はとっても良いことです、でも、これはどうなんですか。鬼子母神はもしも末っ子がいなくなったのでないなら、他の姉や兄ならたくさん子どもがいるから一人ぐらいいんじゃないか、って。アヤちゃんがそんな感覚でこのまま大人になったらと思うと093CE5D5-0680-45DE-9E6B-4CAD7A4FA53B.png若いシロクマの新任先生がシリアスな顔をしてアヤコの両親に言うのでアヤコの両親はキョトンと不思議な顔をして。「えっ。。先生は独身でまだ若いし子どもがいないから。。わからないんでしょうけど。。親だって人間じゃなく私たちはアザラシですが親だって生物なんですよー。神様じゃないどころか、あっ、この鬼子母神の物語にも確か鬼子母神が一番愛していた末っ子を隠したって書いてあると思いますが、お釈迦様ですら末っ子が多分可愛いんだろうとわかっていて目をつけて誘拐したんですし、神様ですら末っ子が可愛いのは当たり前なんです!みんなから尊敬されるような人でも末っ子が可愛いと自然に思ってるし、神様もそうなんでしょうが。なおさら一般人や生物は末っ子が可愛くて当たり前なんですよ。

それに才能ある方々が創作した全世界子どもに読み聞かせる絵本や昔話すら末っ子がいい子で正義だ美男美女だと書かれてるではないですか。昔からそうなんですよ。才能ある人がそう言ってるんだから凡人のそこらの親は末っ子が可愛くて当たり前でしょうに。」とアヤコの父親は平気で真顔でいうので先生はたじろいでしまい

「あの、でも。それじゃ姉や兄が救われません「あら、先生は。。妹や弟はいないのかしら。

「私は長女ですが下に妹や弟もいます。」小町はすかさず、「じゃあ、姉の立場からして妹さんや弟さんは可愛いでしょうに。先生だって妹や弟を面倒をみたりや可愛がるでしょう。」「はぁ。。まぁ。。。でも、うちの親は昔から子どもの中で誰が可愛いとか贔屓ではなく子どもは平等でして。。。その、指が5本あればどの指がなくなっても痛いのと一緒というか。。」

「先生、どの指がなくなっても同じように痛いって指切りヤクザの落とし前の話しじゃありません、子どもは平等なんてそんな綺麗事、口では先生の親もみんな可愛いと言いながらお姉ちゃんなんだからしっかりしなさいと言われるでしょうよくよく考えてください。私たち上の子ども達は妹や弟を育てる為に進学させるために自分は諦めて早く働いて家にお金を入れています。世の中弟や妹を育てたり進学させるために姉や兄が喜んで自ら自分を犠牲にする話しなんてザラでしょう。可愛い弟や妹に見返りを求めるのですか??親も上が働いて家にお金を入れて下の子どもの面倒をみるのをよしとしている家なんかざらでしょう。

まぁ、長男教という家もあるんでしょうがそれすら親は贔屓で平等ではなくて当たり前じゃないですか。現実はそれが自然なんです。まだまだ青いですよ、先生。。世の中は杓子定規でいきません。人生経験を積めば世の中がだんだんわかってきますって。。」アヤコの両親は、感想文なんて子どもが素直に感じる気持ちを表現したものだからカッコつけていい人ぶった事を書くものではない人はそれぞれ意見があるものでその人の意見は尊重するものだ自分以外の人間はみんな違って当たり前だと、先生にお説教をくらわして涼しい顔をして帰ってきました。アヤコは特に友達ともうまくやって学校生活も順調なんだし、と。

そんな両親から溺愛されて育ってきたアヤコ。。。
決して
目に見えないけれど親が亡くなろうが歳を重ねようが目に見えない貴重な財産として幸せになる為に生まれてきたのだという感覚を、というそれはそれはまるでプリンセスのティアラを知らないうちに親からかぶせられて生まれてきたのだというようなものでした。







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