あれは。。3年ぐらい前。
福の神の街の神楽町市に住むアザラシの福ちゃんが、天窓から溢れる宝石の様な星空が綺麗な九月の夜
たくさんの福ちゃんのきょうだいの記念すべき出産引退宣言をした母親アヤコが、末っ子の娘を末っ子だからスエコに名付けようとした事からアヤコ以外はみんな大反対いつも優しい長女の桃子姉さんすらリムジンやリムジンの両親が、赤ちゃんの誕生や、敬老の日の贈り物を受けってお礼の電話をかけた時にそれで、赤ちゃんは女の子って聞いたけど名前は決まったのと聞いたら
リムジンが、「お姉ちゃん、あのそれが。。。」とアヤコの変な名付けする気まんまんな話をすると桃子は、「エ。。。や、やばいわよ母さんなに考えてるのそれ、シワシワネームでしょう私や姫子は子がつく名前だけど女の子らしいし、悪くないと思うんだけど。それに母さんのアヤコの方がまだ若い名前じゃない」リムジンは頭を抱えながら「だろう。ウチの爺婆すら大反対してるんだよ。昔の人ならいざ知らずいまどきの女の子にマツコだのスエコだのヤバいよなだけど、うちら夕家はアヤコにわざわざ嫁に来ていただいてあげく帰郷して親に住んでいただいて頭があがらないんだって」
末っ子に生まれたリムジンの父親の無尽蔵はそもそも長男だの跡取りだのそういう意識もなく嫁の冨貴は長子産まれの長女だけどそんな旦那のところに嫁に来てあまり跡取りだのそういう意識がなく昔から親戚付き合いも招かれゲストで物やお金を持っていきおじゃまする方でラクだったし。代々、リムジンの家もアヤコの家も末っ子や下の方の弟が当主だったので正直言って本家などめんどくセーなぐらいにしか考えていなかった。リムジンの兄達が援助してくれていたので
無尽蔵も冨貴も二人で老後を暮らすつもりだったけどまさかまさかの日本へ旅だった末っ子のリムジン夫婦が同居、面倒を見てくれるとはアヤコの兄や姉もびっくりしてひっくり返ったまさかあのアヤコが南極に戻り姑と同居あるわけないでしょ。
確かに、近所のリムジンの母親冨貴は穏やかでおっとりして嫁いびりするわけない性格だし、無尽蔵も放任であまりあれこれうるさくない性格だろうけど。
アヤコなんてわがままな母親小町に寵愛されてそうじゃない姉達すら、小町からはラクなところに嫁ぎなさいよ。最初からあちらの親とは別居、介護なしを条件に結婚しなさい。介護地獄に嵌める男なんか離婚しなさいと小町は娘達に口を酸っぱくして躾してきた。その甘やかしの頂点のアヤコが。。。でも、確かにアヤコは帰郷して義実家の夕家に義両親同居だけどよくしてもらっているらしく。でも、そうじゃないならアヤコは子沢山だし、産みの女神として胎教や出産に関して縁起よしのカリスマだから、日本に戻って離婚か怒って別居でしょうね。そんなアヤコに誰も物申す事ができない
桃子も自分が言うことじゃないなと思う。みんなお手上げ状態の時に神の救いの手のごとく福ちゃんからアヤコが少し緩和に動いているウチの会社のジュエリーでアヤコをチラッと釣ってみたらやっぱり女だけあってキラキラしたものに弱い子どもながらにさすがにラグジュアリージュエリーの社長の福ちゃん上手いことアヤコをうまく誘導しつつティアラか、パールに持っていけそうだ、とリムジンに電話がある9月産まれだからサファイアでもいいんだけどそれよりティアラかパールの方が女の子らしいし。
福ちゃんは、末っ子の妹の命名の為ならいっそランクのいいジュエリーのティアラでもローンを組んで買おうとしたのだ。あの時高校生だった福ちゃんの育児担当の双子のくるみとミルクが成人したらパールのラグジュアリージュエリーでお祝いしようと思って、でも、くるみとミルクとは10歳年齢差で就労児童の福ちゃんは10歳に運転免許が取得できるのですぐ取得するつもりだし。そうなれば車も欲しくなる最初は中古の練習がてらだけどローンだろうし。仕送りもあるし、いっきに前向きな投資というか借金が増えるけど。。。それまでにまだあとだいたい4年はあるから単に生活費や仕送りだけでなくお世話になっている人に感謝の気持ちを形にする事や自分の成長に投資する事はそれこそ借金も財産のうちとなる。なんだけど、ティアラにティアラを買うとすぐに借金生活の幕開けとなりそれはいいにしろ、他の姉や妹がなんでティアラだけにそんな高い物を貢ぐんだとそうやって言ってくる奴が必ず出てくる育て担当の双子の姉達にジュエリーをプレゼントするならわかるだろうけど。女はなにかとキラキラしたものにはうるさいたらない。だから、僕も商売になるんだけどさー。
借金生活の幕開け。。。
先に末っ子のティアラから。。。なんて思って電話でオーナーの笑〜に相談したら、笑〜が
福ちゃんの末っ子と同じ誕生日でアヤコのシワシワネームの相談も前から福ちゃんから聞いてるし福ちゃんが、末っ子にパールのティアラを買うから、ティアラかパールって名前はどうと母親のアヤコをなだめてなんとかティアラかパールという名前にしたいんだけど借金する覚悟でというと、笑〜がそれならお姫様ごっこができるからジルコニアにしなよ。2、3万円だから私とおんなじ9月13日の金曜日産まれだからね、記念にプレゼントするわ。という話になって。もともと笑〜は従業員にはお祝いを要所要所で渡したりきっぷのいいところがある。
それで、福ちゃんが
「オーナー、それ、うちのイベント商品に使えませんかね思いついたんだ。ほら、スイートテンダイヤモンドってあるでしょう。あれみたいな感じで。ウチの商品として女の子が産まれた時に親がプリンセスのティアラとして祝福する。ほら、女の子だとお姫様ごっこするわけだし。レギュラー2、3万円のと、あとオーダーメード5、6万円で。それから、本物だとかだとそれによりけりだけど。お嫁にも持っていけるし、娘が産まれたらまたあげれるじゃない。」笑〜は、「いいわね、それ。キャー可愛いわ。母娘二代、あるいは孫へ三代うちのお店のファンになってもらえるし。待望の娘が産まれたらとなると。そうだ、役員会議してCMも必要だし、CMならそれこそティアラCMのティアラちゃんで外堀をガチっと固められるわ」
なんて、つい話が出て。と、かいつまんで、五人のリモート会議で話しました。
「し、CMモデルタレントって事ま、まぁうちはタレントじゃないけど霊能者というか、スピリチュアルなんとかとして苺なんかマスコミに出たり有名人と付き合ったりアヤコも胎教サポートやらそっちの仕事で講演したりで。。。いろいろ子どももマスコミには出たりする事はあるけど。。タレント。。赤ちゃんで。」リムジンがぽかーんとすると、笑〜は、
「あら茶目コだって、あの子私が赤ちゃんの時にスカウトしたのよ。おもしろそうだからやってみるって。おっとりした子なんだけど上手いこと遊びみたいな感じで誘ったしね。ウチのブランドのティアラのCMに茶目コと共演して欲しいのよ。だいたいざっくり福ちゃんと話し合ったんだけど、プリンセス。女の子に産まれたという事は、頭にいつも見えないけれどキラキラしたお姫様のティアラが乗ってるわけよ。女は灰になるまで女って言うでしょう」
福ちゃんが、「なんかますますの、女の子有利な社会になってきそうだなートホホ負けそうだよ。。」と言うと、隣の姉のミルクが「でもさ、女性は買い物好きだし女性が綺麗になる事は男性もますます働くし社会も発展するのよねー結局は綺麗な女性にお金を使いたがるんだからさ。いくら社会をまわしてるのが男性であっても、結局はそのまた上に男性をうまくまわしてる女性がいるわけで。クラブのママの恭子姉ちゃんみてるとそう思うもん。出来る男性でも、プライベートじゃ綺麗な男性に鼻の下伸ばすでしょう。」三女の独身の姉恭子は銀座でママをやっている。
南極のリムジンは「ミルク、お前も飲み屋のネーちゃんやりそうだなぁくるみは大丈夫そうだけどまぁ、俺もアヤコも飲み屋の姉さんいるし、恭子も飲み屋だし。飲み屋ぐらいはいいけど風俗はやるなよ。」ミルクはむっとして、「そりゃあたしは堅くは無いけどさ賢くないし、でも風俗はないわよ。あたしだって自分が可愛いしよけいなお世話」くるみが、「まぁまぁでも福も女性がキラキラすれば商売繁盛でしょうそれにしても、プリンセスのティアラをお姫様誕生の記念ってイイわね赤ちゃんだった頃の一生に一度の記念というか、まぁ、娘や孫に受け継いでもいいけどお姫様とかジュエリーはだいたいの女性が目がないしね日本でも外国でもかなり昔は男性社会で女性は嫌な思いをしてきたんでしょうけど女性がどんどん有利になってきたわねー。お父ちゃんや福には悪いけど」
「まぁ、俺は男でよかったけどさー仕事好きだし女はいいよなぁ。とは思った事ないけどでも、これからの時代はそうかもな女の子はツブシがきくし。それこそ飲み屋やアルバイトでもいいわけだしね。それにしても。。女優。。。って、ことはですね。。あっ、笑〜ちゃんが末っ子をCM採用に、って。。そういうこと。。末っ子は、芸能人とかそっち。。」リムジンは、ハッとした。子だくさんすぎるウチの子供たちだか、
リムジンとアヤコの魂の稀な組み合わせで様々なバリエーションの資質や才能に溢れた子ども、しかも多産で安産健康的な子どもが産まれる奇跡の組み合わせらしい。
そりゃあもう福の神たちは幼なじみのリムジンとアヤコをワクワクウキウキ早く結婚、出産させたくて仕方なかったのである。福の神は、社会や人間の成長と幸福を祈り、時には追い風を吹かす
男女の組み合わせでも、良い魂同士でもかえって噛み合わなくなり好き同士愛し合うもの同士でもうまくいかないという事もありで。不妊同士でなくいい人同士でも子どもができないとか男女はなかなか難しい
世の中を発展させるためにはまずは幸せな生物本人を一人でも多くつくる事自分が幸せありあまった人というのは社会や他人を幸せにしていくしか幸せのおすそ分けをする。福の神達も自分を犠牲にする人は好きじゃないし信用はない
リムジンとアヤコは、奇跡の魂の組み合わせだったらしく、宗教や宗派に属さない事を良しとして福の神もこの二人はただ、親の言う事をきかず、若いうちに結婚してたくさん子どもを作った方がいいという駆け落ちして日本に来た時に会った生命の福の神ココの先代の生命の男神の福の神のいう事はなんとなくお互い夫婦直感するものがあり駆け落ちして憧れの日本に来たけれどそりゃ行き当たりばったりに行動して不安もある
だけど福の神の導きは大いなる追い風になった福の神に従ってというよりリムジンもアヤコも自分の思うままにやった事だったのでしょう。
マーメードティアーズの社長の福ちゃんは「それでCMを撮ってティアラちゃん、またはパールちゃん、
を印象づけるんだよ。パールメインのティアラにするんだ。
うちも新しいブランドができて、しかもそれはかなり若いというか子どもどころか赤ちゃん御用達で年齢層も広がったしね。少しでも幅広い女性にうちの商品を知ったり持って欲しいしね。」
くるみが、「でも、末っ子ちゃんは9月産まれでしょ。私たち六月産まれならパールの誕生石だけどさ。親はやっぱり誕生した、って喜びだから誕生石をって人も多いんじゃないのかな。」
福ちゃんは、「うちは真珠がメインのラグジュアリージュエリーだよ。姉ちゃん達はさ、パールで自分達も好きな宝石かもしれないけど、だからなかなか気づかないかもしれんけどさ。世の中は自分の誕生石があまり好きじゃないって人いっぱいいるんだよ。好みがあるじゃない、そこで、茶目コと共演させるんだよ。」ミルクが、「わ、大女優じゃない。。。そか、笑〜ちゃんとこのスターだもんね。。」
笑〜が、「茶目コは三月産まれで、誕生石のそのままアクアマリンが大好きでこないだもファンの女性実業家のおばちゃんから茶目コへプレゼントの福ちゃんとこにアクアマリンのチョーカーのオーダーが入ったのよ。で、福ちゃんが、今回のティアラの企画を考え出してくれたし、茶目コも人気あるしCM共演どうかしら。あ、撮影場所はエクスクルーシブ南極のスイーツを抑えるわ。」
リムジンがクラクラしながら「げあ、あそこうちからまあまあ近いけど一泊500万以上しなかった会社の接待であそこのフレンチには行った事あるけどさー」
笑〜は笑って「私も名義あるし。兄妹で持ってるとこだからね。予約でいっぱいだけど、なんとか抑えれるわよ。」さすが福の神サラッといいました。
福ちゃんも
「僕も10月産まれだけど、オパールやトルマリンより本当は真珠やアクアマリンの方が好きだな。ね、茶目コと妹の共演だけどさ、茶目コは誕生石そのままアクアマリンメインのティアラでうちの妹はパールメインのティアラにすれば、うちのメインジュエリーのパールのCMになるしプリンセス誕生のティアラはなにも誕生石にこだわらなくていい親の好きなティアラにすれば良いし、娘の誕生石でもいいし、ってアピールにもなるしね。」
おもわぬ、シワシワネームから福ちゃんちの末っ子の妹を救えという問題から、予想もできない方向性へ。。。
2022年05月31日
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