流星は。。。一瞬固まる
ヴヴヴあの、真面目っこシャイの僕が恥ずかしいホスト子どもの頃からホストなんてイメージはないっ、ない、断じてないましてや、リリコは、幼稚園から中学校まで同じだし。。。歩いてすぐのまぁまぁ近所。。。しかし。。なんで、リリコが。。。
「お可愛いじゃん。流星、お前よー、突然姫を連れて来るというか。」ヘルプに饗がやってきます。TOKIOと玲緒奈さんを二人きりにする気遣いも兼ねて。。。
そう、流星はこないだも突然ナンパというか、たまたま青の洞窟に珈琲を飲みに行って
すすきののキャバ嬢と札幌のOLの可愛い双子のアザラシの女の子達と同伴してきた。突然可愛い子を連れて来る
リリコは、「駿え。。。じゃなくて、流星さんこんばんは。お久しぶりでーす。」屈託なく嬉しそうに笑います。「あ。。。あれー、流星の知り合い違う店の時え、流星ここの店が初めてだよな。。」饗が言いました。「ど。。。同級生。。東京の。。」まさか。。。夜の商売なんてっと、説教をしに来たんだろうか。いやいや。。リリコはどう考えてもそんなタイプじゃないなー。確かに、純にはこっちで新しい人生を仕切りなおしている皆には世話になった、同級生に会ったら元気でやってるからと心配しないでと聞かれたらそう言ってくれとは言ってありました。でも。。。実際には急激にホストの姿を見られるのは。。。恥ずかしい別に、事情があってホストをやってるからホストである事は、新しく人生やり直す為だし、純に同級生には黙っといてとは言ってないけどさ。。。「ようこそ。熱帯夜へいらっしゃいませ、饗と申します。流星とは同期です。」饗がリリコに挨拶をしました。どうも。。。饗は、流星のお客を取るというわけではないけど、流星を気に入って来るお客様が、自分の好みの傾向にあるようです。少し前の札幌から来たアザラシの双子の姉妹には、お試しであまりお金にならないと言うのに、ずーっとヘラヘラしていました。「饗は一番仲がいいんだよ。。。それにしてもさ、どうして、旅行リリコ。。。いや、リリコさん。」と流星が言うので、リリコは、「いや、リリコでいいってば。あー、旅行じゃないのよ、仕事。バイトウチの都王新聞社の、文化部の記者のお手伝いしてるのよ。」そうだった。。。リリコは、大手の都王新聞社の社長令嬢だった。確か、東京の文学部に進学したみたいで。こいつ。。何回か一緒のクラスになったけど、学級新聞とかいつもリリコがまとめてたっけ。。。さすが超新聞屋だと思ったけど。。。「バイトこっちでなんかやってんのか」「ルポライターよ。全国を巡って、毎月変わりの日々コラム。月に一回の取材。都王快遊記。。来月は神々の遊び場プルメリア島なのよね。。私が担当になったのよ。」リリコはそう言うとシャンパンをオーダーしました。「今日さ、地元の奴ら同窓会だったんだろ。純から聞いてるけど。。。」流星が言うとリリコは、「うん。残念ながら、純ちゃんとはすれ違い。ひさびさに会えるかなと思ってたんだけどな。あちらが東京帰省の時に私がこっちに取材だしね。あっ、貴方達もなんか飲みなさいよ。」「ありがとうございます。同じもので、饗は」と流星が言うと、「頼むから敬語はやめてちょうだい堅苦しいわ」とリリコがいうので、饗は、「俺もおなじのを、ありがとう。リリコさんは、ホスト、東京でも行くの」「お付き合いでね、私学生だけど、家の関係で新聞社のアルバイトしてるし。めちゃくちゃは行かないけど、社会勉強で行った事あるぐらいよ。」リリコは、プルメリア島で、話題のアマゾネスサンクチュアリに宿泊するらしい。。さすが、大手新聞社の令嬢。。。プルメリア島では、アマゾネスサンクチュアリィと、文化遺産の木蓮寺。旅館は、海の家クワタの海のあかりを取材するらしい。「あとさー、こっちに住んでる人で、こっちの暮らしについて、というか。筋金入りの地元民。。プルメリアンって言うのかな、産まれも育ちもプルメリア島の人の事を、こっちの人の言葉で。木蓮寺の和尚様がプルメリアンだから、海のあかりのオーナーさん達もプルメリアンみたいだからね。。。あとは、真反対に
外からこっちに
移住してきた人やリタイアしてこっちに来た人にも話を聞きたいのよ。。。このプルメリア島を多角的にとらえたいのよ。」ボーイがシャンパンを運んできました。「んで。。。こっちに新しく来た人の取材って僕らなわけ。。。」流星が言います。「いや。。。ここへは気分転換に来ただけよ。流星さんもいると純から聞いてたしね。。新聞ってお堅い人読者がメインでしょ。私は全然偏見ないんだけど、やっぱり夜のお店けしからんって爺もいるじゃない。」「まぁ、男もあんまり面白くないだろうな。。。ホストはなー。」饗が言います。リリコは裕福な贅沢な暮らしに慣れているのか、値段も見ずに、チョコレートやピザをオーダーしました。「貴方達もどうぞ、適当につまんで。それにしても、凄いわねー、玄関の極楽鳥花今日夕方前にこっちに着いて、リムジンでアマゾネスサンクチュアリの支配人さんに、プルメリア港にお迎えに来て貰ったんだけど。港近くにスっごく感じいい極楽鳥花の群れに包まれた古民家があったのよ。」とリリコはにっこりしました。饗と流星は顔を見合わせて、「それ、プレゼンスタクシーの運転手のオーガストさんだよ。ちなみに、あの玄関のも朝僕らな、掃除当番で寝過ごして寮に帰る時に乗ったタクシーのドライバーさんとたまたま話し込んで励ましにいただいたんだよ。」流星が言います。「あらっ、そうなの、えー、じゃあ、あの古民家の取材させて貰いたいなー、プルメリア島の素敵な風景のひとつとして。。。それに、タクシーのドライバーさんなんでしょご迷惑やお休みじゃなければ、ついでに、取材でタクシー貸し切りにしていただけるとありがたいんだけど。」リリコが言います。「それは、電話して確認しないとな。名刺は貰ってきたから、」と、饗がオーガストさんの名刺をリリコに渡しました。
「あ、だけどさ。リリコ、ちょっと、実はさ、そのオーガストさんって、ミーシャの父方の祖父さんかもしれないんだって」流星が言うと、「えーだ、だって。。。ミーシャのお父さんの、って青山のおじさんは。。。あれでしょ。。確か。。。両親に捨てられたって。。」リリコがうわっとした顔をしましたが、「だけどさ、完全に、青山のおじさんの父親って確認したわけじゃないんだけど、青山のおじさんにかなり似てるし、その名刺見てみろよ。山のマークの青いスタンプが押してあるだろ、」流星が言います。「うわー、ホントだえー、でも。。。それ。。って青山のおじさん捨てた。。。人なの。。」これはインタビューしてみようとした在住人があまりよろしくない過去の持ち主か。。。と、リリコは戸惑いますが、饗が、「リリコさんも。。。裕福にご苦労なくお幸せに育ってきたからわからないと思うけどさ、俺ね、本なんか全然読まないし嫌いだけど、ただ憧れたり心のメンターみたいな人の自叙伝みたいなやつは何度か読んだ事があるけど、青山奏のも読んだんだよ。でさ、両親が離婚して兄と一緒に母親に引き取られた青山さんが、突然母親の再婚で捨てられるんだよ。。。悪いけどまともな女じゃないと思う。いるだろう、子ども引きって新しい男と虐待したり殺す馬鹿女が。。。馬鹿女は、俺も母親で経験者だけど。。。母親が母子家庭手当てと養育費目当てで姉や兄と引き取られて。。。別れたオトンが悪い奴だったから私は可哀想だから遊んでもいいんだとかアホな事言ってパチンコばっかりやってて。。。めちゃくちゃ別れた父親の悪口を洗脳してきたけどな。後で全然会わせてもらえてなかった父親に会って最終的に父親に引き取られたけど。。。父親、めちゃくちゃ普通の人だったよ。。まんまと金喰いBBAに騙されてて。。」リリコは、「あらまあ。。でも、そうねー。。二度と父親に会わないとしたら、めっちゃ悪い奴だったとか、洗脳して子どもを父親に二度と会いたくない様にさせて、自分は可哀想な被害者だから、私を大切にするのよーって女はいなくはないでしょうね。私も新聞社の記事の手伝いで、子ども虐待の記事まとめたり、本当に冗談じゃないそれなら最低限の命の保証として施設に子どもを預けるか可能なら元旦那に親権を渡すか。。。母親だからってなんで子どもの命まで奪う権利があるのよ。ってとんでもない女の話には何度か触れてるからさ。いちがいに。。。男女、夫婦のどうのこーのってどっちがいい悪いは言えないんだけど、」リリコはそう言うと流星に、「私のイメージのカクテルちょうだい」と笑い、しかし流星が、「あのねー、お姫様友達応援目当てで来てくれてめっちゃありがたいけど、そういうのは友人ではなく、王子様に聞かないとね。」と、笑って返すとすると、通りがかりのTOKIOが、サッと「こんばんは、お嬢さんには、白雪姫はどうだろう日本酒ベースだけど、大丈夫ですか」とにっこりしました。「わっ。饗さんもだけど、、、カッコいいわね。」「TOKIOです。どうも、」「TOKIO先輩、饗や僕に良くしてくれるんだよ。No.IIIだしね。」流星が言いました。
「リリコです。東京から来ました。駿え。。。じゃなくて流星さんの幼なじみです。白雪姫、それ気になります。。」「可愛らしいね、ゆっくりしてってね。あ、白雪姫、持ってくるから。」そう言ってTOKIOは行ってしまいました。「あら、シャンパンもう無いわね。じゃ、貴方達ビールでもどう」とリリコが言いますので、「ごちそうさま。」と、饗と流星はにっこりします。「ねぇ。。。でもさ、その極楽鳥花の運転手さん、気になるし。一応明日だけでも予約しとこうかしら。。。明日いろいろ話した感じで、明後日もお願いするって感じで。で、それとなくワザとらしくなく、青山奏に似てませんかー、なんて話を持ってくのよ。。それで気まづいなら話をサッと切り替えるし。。」リリコはまるで家政婦は見たのように、なんだかお家事情を覗くような感じだが、記者向きの人は野次馬根性が旺盛でないとやっていけないのだろう。本人は好奇心旺盛だと綺麗に盛るけれど。。。「一応、俺たちには、東京に息子がいるってはっきり言ってたから。。青山さんとは和解したかもしれないけど」饗が言いますが、リリコは、「再婚してできた息子の事を言ってる可能性もあるわね。それ、若いうちに別れたら再婚でまた子どもができても今時変じゃないし。」流星が、「まぁ、とにかくさー、ほら、さりげなく、青山のおじさんの事を。。あ、ホラホラ、リリコ、一応タクシー会社に予約の問い合わせしなよ。僕がしてやろうか。」というので、「まぁ、仕事の事もあるから私が今から電話するね。ちょっと失礼するけど。。。」というと、リリコは、プレゼンスタクシー会社に電話しました。都王新聞社の者です。プルメリア島取材で、9時から、15時ぐらいまで、場合によっては延長でタクシーを貸し切りにして欲しい、友人からそちら様の24番オーガストさんが、大変評判よく、勤務時間も朝から夕方が殆どと聞いておりまして、ぜひお願いしますと言う旨を伝えました。
どうやら、プレゼンスタクシー会社からオッケーが出たようです。宿泊のアマゾネスサンクチュアリは、男性が入れないので、門の外で9時にお伺いしますという事で。。。
「そうそ、ミーシャに、LINEしてみよっか。」と、リリコが言いますので流星が、「いや、ワンクッション置いて純にLINEした方がいいかも。。。いちおうさ、青山のおじさんは実の親に捨てられたって話しだし。。。現状どうなってるかわかんないしさ、純に、こっちにミーシャのお爺さんかもしれない人がいるんだけどさ。どうなんだろうね、みたいにさりげなくフッと世間話するみたいに話題に出したら。あくまでも、確定はしないけど、らしき人みたいどうかなー、みたいに世間話風を装って。。。あっ、来た来た。。先輩、ありがとうございます。」TOKIOが、真っ白な日本酒ベースのカクテル白雪姫を運んできてくれました。
「うわー可愛い。ありがとうTOKIOさん、さすがだわ。」「わざわざ東京からありがとうね、」TOKIOはにっこり笑ってまた自分担当のテーブルに戻っていきました。「トキさん、No.Oneにしたいよなぁ。」饗が言うので、「ウン。そうそう、だよねー。」流星も言いました。不思議なもので、後輩や同期達は、TOKIOを慕い押し上げようとします。TOKIOのお客さんも、ほかのキャストがTOKIOを慕うのを見て、トキはモテるわねー、オトコにまで取られちゃいそうだし。とにっこりします。ボーイがビールを持ってきたので、リリコは、饗と流星と改めてカンパイしました。「じゃさ、あたし、純にLINEしてみるわ。同窓会どう??って。。。ガヤガヤ飲んでるだろーから。。気づかないかもしれないけど。。。」文章を書くのが大好きというリリコは、純が、リリコはいつも長文LINEが来る読むの楽しいからいいけど。。って言ってたなぁ。病気みたいな長文がうざいってタイプもいるけど、たしかにリリコは文章力があって嫌がられないタイプかもしれないな。流星は、まぁ、自分も仕事終わったら純にLINEしとくかな。。。
東京。バー銀座ラナンキュラス。
「そうそう、夕方ぐらいプルメリア港にお客様のお迎えに行ったんだけど、純ちゃんの同級生らしかったわよ。」ダイヤさんが言いました。「あら、そうなの。。。今夜は純は渋谷で同窓会みたいなんだけど。。。旅行かしら。。。」環さんが言いました。
「いいえ、学生さんだけど新聞社のアルバイトでこっちのルポがどうしても今日から3泊4日の都合だったんだって。新聞社のアルバイトって言っても、都王新聞社の社長令嬢さんみたいね。」「あ、ああ、リリコちゃんじゃない。リリコちゃんもご近所だわ。子どもの頃から良く知ってるの。可愛い子でしょう。」「ええ。とっても可愛い子ですね。それに凄いですね、都王新聞社の社長令嬢って」ダイヤさんが言うと、今日子が、「そりゃ、ダイヤさんの実家の世田谷の成城も凄いですが、環も渋谷の一等地ですからね。お隣は青山奏で、純ちゃんと同級生の女の子がいるんですよ。」「えー、うわぁ。あ、あの青山奏さん。。」とダイヤさんが驚くものの環さんは笑って、「そんな、ダイヤさんは、女性実業家の葉月さんや、アマゾネスサンクチュアリィには、女性の有名人もたくさんいらっしゃるでしょうし、福の神の笑〜さんや、女優の茶目コさんもいらっしゃるんでしょう。」「あら、言われてみれば。。。確かに自分の親しい人がいくら超有名人でも見慣れてると。。。麻痺してきて全然有名人と触れ合ってる感覚が無いわね」「そんなもんなんじゃない。ハーちゃんや、ヴィーナス見ても、有名人ともなんとも感覚ないし。」アポロンはバーボンでいい感じになっていました。環さんが現れて恋人ダイヤさんが、伊集院さんとは、全くの地元の同級生という事が鮮明になり、安心の余裕のせいかニコニコしています。少し時間をさかのぼり先程、あのパッキンキンパのモンタージュ男性が、伊集院三太夫の実弟の剣崎吾朗太(神野吾朗太)であり、環さんの異母姉妹の緋夏さんの最初の旦那である事がわかり、その場は緊迫しましたが、
ダイヤさんが、「言っては失礼だけど。。。伊集院君の話しだと、吾朗太さんは女性に不自由しなかったようよ。女性を追いかけるどころか、女性の方から寄ってきたって。。。だから出所してわざわざ緋夏さんを執着して追いかけるってまず、無いと思うんだけど。出所しても吾朗太さんはまだまだ若かったんだし、葉月さんが、笑さんから聞いた話し、TV局に吾朗太さんについての情報提供があって吾朗太さんの入ってた札幌刑務所の刑務官だった人によると、何人かわざわざ東京から女が面会に来てたみたいだしね。」「それに、緋夏さんには、新しい俊さんという男性がいたんでしょ。緋夏さんの方が、吾朗太さんの女関係を恨んでなんて無いと思うわだって、女なんか昔の男なんか今好きな男性がいたらどうでもいいし。」今日子が言います。「でも。。。緋夏は。。。轢き逃げ犯の鷹さんと間違えて私の母親を刺そうとしたし、木蓮寺のベルモさんが、自分はイキイキ元気な癖に、子どもでお亡くなりになる方は魂のレベルが高く社会を改善する問題提供を命を張って投げかけているとネットに載せて、お前は子どもで生きている癖にと本気で刺しに行こうとしたのよ。」母親の峰をかばって緋夏に刺された環の傷跡がズキンとしました。
「それはまた、特殊なケースだよ。。可愛い盛りの自分の子どもが轢き逃げされたんだから、母親は異常になって犯人に殺意を持っても仕方ないとは語弊があるけど。そういう場合は誰だって相手を殺してやりたいって気が狂うんじゃないかな。だけど。。。もう女性に新しい好きな男性がいて、男性は女性関係が派手ならドロドロした殺人沙汰にはならないと思う。」アポロンが言いました。
「そうよ。。。環は考えすぎよ。。。緋夏さんが吾朗太さんを殺害なんて。。なんのメリットもないわ。」今日子が言います。「そうね。。。でも。。。純は。。純はどちらの娘なのかしら。。。」ぽつんと環さんが言いますので、ダイヤさんが、「あら、純ちゃんに何度か会った事があるけど、とてもじゃないけどヤンチャしてた男性の娘さんには見えないわよ。品がいい礼儀正しいこだし、俊さんじゃない。」今日子さんも、「それに、吾朗太さんが女性関係が派手なのに子どもがいないなら。。。種がないかもしれないし、でも、俊さんには前の奥さんに二人も子どもがいるんでしょ。」
今日子も以前は純ちゃんが俊さんの前妻の息子の南風のマスターとお付き合いし、異母兄妹だったらどうしようと環から相談されましたが、結局全く何もないまま別れてしまったと環から聞いていました。
アポロンも、「いずれにせよ、もうお嬢さんは環さんご夫妻の娘さんでしかないのでは。」と言うので、環さんは笑って、「そうね。」
カラオケ。渋谷、パーフェクション
「うちのお店を使ってくれるんだから、一次会だけで帰れないわ。」ミーシャは、父親に無理を言って2次会のカラオケパーフェクションのパーティールームを貸し切りにしてもらいました。
ブルーモーメントグループは、カラオケやレンタルルーム業も手掛けています。「おじさんってミーシャに甘くない弟ちゃん達より。。。」牝牛の真琴が言います。
「そうねー。そうかも。お姉ちゃんはもう嫁いだし、弟よりわたしの方がパパの事業に興味があるし。わたしも。。。うちのグループの仕事を将来考えてるのよ。」「それも良いけど、純ちゃん大丈夫」キツネのほのりが少し飲み過ぎた純ちゃんを心配します。「ウーン、大丈夫、もうここは、ソフトドリンクだし。。。トイレ行く。。。」
「あ、アタシも行くわ」ミーシャが言いました。
純ちゃんは個室に入りましたが、ミーシャが先に個室から出て手を洗ったあとに。。。
「あらっ。」スマホを見ると、今日残念ながらどうしてもバイトでクラス会に来れなかったリリコからLINEが入っています。。。確か。。取材のお仕事だったよね。。
プルメリア島
もしかしたら、駿栄の店に行くかもって言ってたから、その話しかな。
なにげなく、リリコからのLINEを確認します。
えー、あら、リリコ。。純、って送信先を純と間違えてアタシに送ってきてるみたい。
リリコは相変わらず長文で、駿栄のお店に来た元気そうで、みたいな話とそれでさ、どうもミーシャのお爺さんかもしれないってタクシー運転手さんがこっちにいるみたいなのよ。お父さんの方のね。
もしかしたらもしかしてで。。青山のおじさんの両親の事情は現状わからないからミーシャには聞けないけど。。。素敵なお家にお住まいなのでインタビューを兼ねて明日。。。
え。
純ちゃんも個室から出て手を洗いました。
「えっ。。どうしたの。。」スマホの画面を割れんばかりに真剣に見つめているミーシャ。。。「リリコが。。さ。。多分酔っ払って。。純に送るLINEを私に間違えて送ってきて。。。」「あらら。。。」
純ちゃんは、そう言うものの。。男女の夫婦恋人の浮気打ち間違いのLINEじゃあるまいし。リリコが、私とミーシャと勘違いしてミーシャにLINEを送っただけで。。ミーシャはどうして動揺してるのかしら。
どう考えてもだけど、まさか、リリコがミーシャの悪口みたいなことを考えたり、私に陰口で送ってくるなんて考えれないのに。なにをミーシャは真剣なかおで。。。
「パパの。。。パパの方のお爺ちゃんかもしれない人が。。。プルメリア島にいるって。。。」「えっ。。。」「多分。。。当事者家族にストレートに言っていい事なのかと。。戸惑って純にLINEしたんだと思う。」「そうよね、。。多分。。」
「リリコに。。。電話してみる。。。」ミーシャが言いました。
2021年02月05日
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