あ、あれは。。まさしく。。ウッ。。
でも。。どー言う事だ午前中警官が見せたスマホのハリー君の画像は。。。
あの子、そっくりなんだけど。。じゃあ、あれは、誰なんだー。
優しそうなのは二人とも。。。ナンだけど。。あまり似ていないし。身内声をかけてみようか。。。あっ、でも、
奈色君、なんて声をかけても、メディアクリエイションのサイト。。。マンチカンの正体がハタチの兄ちゃんって事は、奈色君。。ハリー君は知らない。。し。誘拐。。。に、しては、なんだか。。ハリー君はウキウキしていて、
あのカッコいい大人の男性ともいい感じ。。だし。でも。。あれが行方不明の捜索中のハリー君なら。。
ちょっとだけ様子を伺うか、とてもじゃないけど無理やり誘拐した、ようには見えない。ちょっとだけ。。どういう関係か、あの子はハリー君本人か。。。
見張ってみよう。。目深にキャップをかぶり伊達眼鏡の駿栄、さりげなく、その少年と連れの男性をマークする事にしました。
誘拐とか危なくなったら止めるし警察にも間違えてもいいので連絡くださいと依頼されています。。。
あれ。。青の洞窟を眺めに行く二人に。。。アザラシの男の子と、二人のアザラシの若い女性達が
声を掛けてます。アザラシの男の子は、小学生ぐらい。ハリー君より少し小さいぐらいだけど。
なんなんだ。知らん顔を装って、スマホで電話するふりをし駿栄は、その様子を横目で観察します。
「あ、あれっ、あー、あ、ごめんなさい。ごめんなさい。マスターかと、本当にごめんなさい。知り合いにそっくりなんで。。。知り合いの喫茶店のマスターかと思いました。ここに塩を買いに来るって話してたし。。。」
アザラシの男の子が言っています。アザラシの男の子は、その大人の男性を誰かと勘違いしているようだ。。でも、あの大人の男性は、、、別に誘拐じゃないよな。こんな人目につく場で。
すると。。大人の男性は、「あ、あの、君、もしかして、そのマスターって、南風のグーさんって???グーさんなんじゃない。」
「そうです。僕は神楽町の福で。。。マスター、南風のグーさんの喫茶店が神楽町小学校の近所で常連なんです。。。今日は、北海道に行った双子の姉が遊びに来たんです。だから、プルメリア島まで来て観光案内してたんだけど。。。マスターのグーさんの関係者ですか?」福というアザラシ少年が言います。
ハリー君は、なんだよ、余計なこと言うなよ、俊さんがますますグー兄ちゃんに興味を持ってしまう、会いに行くって言い出すじゃん。会いに行って、グー兄ちゃんが悲しんだらどうするんだっ。。ヤバイと思いました。
俊さんは、
「それは、この子の方だよ。ハリー君。この子、お兄さん達に会う為にこっちに来たけど。。。まだお兄さん達がお仕事だから、大好きなプルメリア島を散策に来たみたい。。。」
えー。。な、なんだ、なんだ。家出じゃない。。のかあ、確かにハリー君と言ったよー。駿栄はチラッと聞き耳を立てましたが。
ん
あ南風のグーさん。。。って。どっかで聞いたわ。。あ、あれっ。あれっ。
えっ。それって、あの純の彼氏なんじゃない?
純の彼氏ってことはさ。わ。
純の彼氏って舞さんの。。。前の旦那さんとの息子さんだよね。
って。。ことはさ、ハリー君って舞さんの再婚した旦那さんとの子どもってこと。。
ま、舞さんが探しているんだ。。舞さんに。。知らせようか
プルメリアヒルズ。
「あ。。。居ない。不在だ。。」アポロンは様子を探るために葉月が持たせた十六夜カフェのタルトを持って俊さん宅のチャイムを押しましたが、どこかへ出かけてしまったようです。
また、自分の部屋に戻ってくると。。「居なくなってる。。どっか出かけちゃったらしい。。。」「まぁ。。。でも、もしかして警察に付き添うとか、お兄さん達のところへ連れて行ったかもしれないし。。。」ダイヤさんが言います。
「それに。。。そっくりだけど、ハリー君とは違うかもしれないし。」アポロンが言いますと、葉月のスマホに森沢ベルモ
木蓮寺の葉月の子ども。。。既にもう木蓮寺の子どもになったけど、かかってきました。「ベルモから。。。出るねー」と電話に出ました。
葉月はベルモが話す前から。。「ね、ね、木蓮寺にも、捜索願いについて。。小学生の、来たでしょう。ハリー君の。」木蓮寺はプルメリア島一の篤志家というか、信頼の中枢部なので、葉月が言いました。「その事で。。。アマゾネスサンクチュアリィにも、情報が行ってるんだろうな、と。ハリー君の家族からの依頼もあったんだけど。。、、」「依頼」
「ええ。依頼。、。それで生きてるし。。ってそれは伝わってきたから、それは答えたのよ。」「あー、例の霊感ね。。ベルモ。。なんか凄いね。それ、役に立ってるし、表だって社会貢献したら???それ、」
ベルモは、しかし、もうこんな力は人前で出したくないの。たまたま今回は生存者オーラが訴えますからいいものの。。。こういう場合亡くなってるパターンもじゅうぶんあるし。
依頼者の方は、気持ちはわかるけど、生きてます、元気です帰ってきます、って答えしか求めないんだもん。わたしがもっと有名になって、もしももっと依頼が来て。。。亡くなってますから、と。いう事を言われたらどうなの。
それに、お上手で嘘を言えないし。そんな事を言ってたら、嘘つきインチキだし。。今のところ、勘なのか霊感なのか当たってるけど。。。今後は当たらなくなってくる場合もあるし。。
だから、そんなことで能力を発揮して有名になったとて、さまざまな弊害を呼ぶし。実際には木蓮和尚の友達のお坊さんのところに来た霊能者が、子どもの霊視を引き受けて、どんな結果でもいいので、正直に言ってくださいと言われたので、
みえたとおりに
正直にお亡くなりになってます、と言ったら、その親が、インチキ、嘘つきと逆上して刺されたという話しがあって。。。二度とこういう事には関わりたくないけど、今日また舞さんに依頼されて舞さんには、つい元気で大丈夫なのは確かです、と言ってしまったと。泣いて電話がかかってきたので。。。。
「あー、泣くな、泣くなって。。それが、ベルモのいうとおりに。。いまのところ、そのハリー君は、元気な可能性よ。。。」「ええみ、見つかったの」
「見つかって。。。というか、アポロンおじさんのところにダイヤさんが協力要請で、情報を送ったら、どうやら、プルメリアヒルズのおじさんのマンションの階下の男性と一緒だった男の子が、ハリー君そっくりだから、もしかしてハリー君じゃないか?って。下の階下の住人には子どもはいないし。。。。」
「えっ。。。下の階下の、って。。拉致や誘拐子どもがいない人の連れ去り」「いや、それが。。。その下の階下の男性って言うのがね。。。舞さんの行方不明になった元旦那さん、俊さんなのよ。。」
「はぁえ、俊さん??!今は記憶喪失の俊さん」「そうよ。。。ああ、あなたも緋夏さんの事情聴取を聞いているから、俊さんが名古屋から、東京、東京から、こっちに来たことは、知ってるもんね。。。」
「と。。。言うか、その、あのね、さっき、午前中に、木蓮寺の人生相談に俊さんが来たばっかりなのよ」
「えー」ベルモの話しだと、午前中俊さんがきちんと手土産を持ってきて、礼儀正しく相談してスッキリ帰っていった。。。
ベルモをはじめて見ても大笑いすることなしに、可愛いと言ったので、これは正直な男性だわ。。イケメンで性格もいいのね、と感動したらしい。。。
正直ねぇ。。。
俊さんは、やはり記憶喪失であり、潜在的に昔を思い出したくないようだ。。あっ、
ベルモが話していると、シロとモモ。白龍と桃龍が入ってきました。二匹の女神龍は女性で綺麗なものが大好きで、アマゾネスサンクチュアリィの庭を拠点として、そのあたりを飛び回り
美しいことこの上ない木蓮寺にも、
お気に入りの場として定着し、
しょっちゅうやってきます。木蓮寺の蓮池の庭の主の龍は男性なので、アマゾネスサンクチュアリィに入れないのを理由に、二匹の女神龍のモモとシロを妬む気持ちがあり、少し煙たがりますが。。。美しいものマニアの二龍は、
電話中のベルモに割って入ろうとします。もちろん普段からは、そんなことするような子たちではありません。。しかし、二人とも、
「ちょっと、ちょっと、それって、もしかして、俊さんがどうのって、ハリネズミの男性でしょう。イケメンの。。」シロが言います。
「お昼ごろこの庭で見かけたわよ。」モモが続けます。。。
「あ。ごめんね、葉月さん、ちょっと待って、」とベルモが言うと、二人の龍に、「それはそうよ、午前中意図的にこちらにいらっしゃったのよ。。。人生相談があったから。わたしも今日の日曜学級の教鞭はお休みだし。。その俊さんのお悩み傾聴だったわ。。。」
俊さんに関しては、ベルモはかなり好意的に観ています。笑い者にせず、可愛いと褒めたのも含めて何人も何人も、たくさんの人に会う仕事だと。。。だいたい悪意のある人や善人や、心の鏡というか、特に年齢を重ねるにより、人柄内面が外見に出てくるし、善悪や荒め、きめ細かな優しいとかオーラがにじみ出るものだと思います。。。
俊さんに関して、邪心はみられない。。
「私達は言わずとしれた美しいものマニアだけど、あの俊さんには感動したわね。あの人は、外見も内面も美しいし、だから、モモと一緒に見惚れていたのよ。。。私たち若いから、おじさんは嫌いだけど。。あの人は、別次元。。。」シロが私たち若いけどと言うのだけれど
シロやモモは龍だから少なくとも江戸時代には生まれてるはずなんだけど。。。
すると、モモが、「そう、シロとちょっと見てよ、あの人類稀なる美しさ、よ。魂からって。私たち龍は、ワクワク、ウキウキ、美しい魂が大好きじゃない。大好きって言っても、食べるわけじゃなくて、そう言う美しい魂の人からパワーを与えられて元気を貰ってるんだけどさ。で、あの人にパワーを貰えるってシロと喜んでいたら。。。小学生みたいな子どもが、俊さんに話しかけていたのよ。。。グー兄ちゃんとか、誰かと間違えていたみたいだけど。。。小学生がいなくなった、みたいに大福様が話しているんだけど、さっきから。。。それは、あの俊さんに話しかけてた男の子の事なのかしら。。。」
「俊さんに話しかけていた??!この木蓮寺の庭園で。。。」
ベルモが驚くと、シロが、「確かに話しかけていたわよ。お兄ちゃんと間違えたみたいだけど、なんだかニコニコして、話が盛り上がって、そのまま二人は話が盛り上がって、車でどこかへ行ったみたいだけど。。。なんか、あー、もっと俊さんここにいたらいいのになぁ、ってモモと残念がってたのよ。。。」
「ここにいたの。。。ハリー君が」
「その小学生がハリー君なら。。あ、そうね、多分そうかも。ハリーって自己紹介してたかも。。その子」モモが言います。
「えー、そうなの。。。って事は、俊さんとハリー君が一緒にいまいる可能性が高いって事ね、聞いた葉月さん、ハリー君は、、、俊さん、お母さんの元旦那さんと一緒にいる可能性が高いのよ。。」
ハリー君は、俊さんを
マスターのグー兄ちゃんと間違えて声をかけてしまったのでしょう。
ベルモは、良かった、見つかって、と思ったのですが。。。
「そうなんだけどね。。。俊さんとハリー君は、出かけたみたいで。。。でも。。。
誘拐とも言えない。。。ハリー君の方から声をかけて。。それからついて行った。。
どうしよう。。なんだか。。俊さんの事を警察に通報するのも。。。でも。。ハリー君が元気だってどうしてるかわかったんなら。。黙ってるのも。。
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2020年03月27日
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