天使の娘さん、リリに一目惚れした大蔵。
もしも、シュナ坊が、新車に乗っていかなかったら。きっと、この出会いもなく。
「ボウズ様さま。」ぎゅーっ、シュナ坊は、大蔵に、ぎゅーっ、力強く抱きしめられました。
「お、オーちゃん、もー、痛い。」シュナ坊が、ジタバタしました。
「お仕事の邪魔をしちゃいけないって、いつも言ってるでしょう!」笑〜がシュナ坊にピリピリ怒ると、大蔵が、
「だけど、今回は、いっくらなんでも、無神経だぜー。あんたら、ちょっとは、シュナ坊の気持ちも考えたげないと!あんたらみんな、もープロとして活躍してるかも、しれないけどね〜、ガミガミ、ガミガミ、笑〜も、いくら、ボウズの教育、指導係って言ってもさ。まだまだ、シュナ坊は、子供だぜー。」大蔵は、必死でシュナ坊をかばいました。
「オーちゃんは、シュナ坊に甘すぎるわよ。。。シュナ坊は、私が三木さんから預かったんだから、、、」笑〜が言うと、
「だけど、もー、僕はイヤだ、みんな小学生で、お仕事してキラキラしてるコばっかり。」シュナ坊は、ションボリ。
「何を言ってるんだー、ウチの、チワワちゃんの、ララ尾も、フツーの小学生だし、ボタンだって、フツーの小学生だし。小学生は、小学生で、可愛いくって、無邪気で、それだけで、子供は、輝いてるじゃん。ピュアで、可愛い、元気を貰える、ってそれだけでも、すごい仕事じゃん。」仕事を終えてきた、お料理の福の神の、タチバナが言います。
「そーよ。笑〜とか、私ら福の神たちとか、茶目コとか、ヴィーナスとか、身近にいるけど、特殊なタイプと比べるからよー。まだまだ、お仕事しなくっても。全然問題ないお年頃でしょー。」愛の福の神、ラブも言います。
「だけど、ミツバチのブーンも、妹のハニーも、ハチミツ屋さんで働いてるし。」シュナ坊はすねてしまいました。
「三木さんの、後輩さんの、ミニチュアシュナウザーのブリーダーさんに、三木さんが、問い合わせてくれるって。シュナ坊のおかげで、お店の宣伝になって、仔犬が売れたし。あなたが、可愛いから、あなたみたいな、ワンちゃんが、欲しいので、って。それ、すごい広告よ。」笑〜が、言いました。
「おー、それにさ、なんと、言っても、天使のリリちゃん、なんと!!!可愛いあの子と知り合って、ボウズが、アホな事をするから、そのおかげで、お礼に、お食事に誘えることに、なったぜー、センキュー、ボーズ。ラブより、キューピッド、してるかもー。」大蔵が、さらにまた、シュナ坊をぎゅーぎゅー、抱きしめました。
「ハァー。もー、あたしだって。やるときはやる気。それにしても。シュナ坊、あんた、いろいろ、今日は、お仕事したわねー、オーちゃんの、キューピッド、とか。ミニチュアシュナウザーの宣伝とか。天使さんちの、少しの時間の、レンタルペットのギフト、とか。」ラブが、シュナ坊をナデナデしました。
「いまのうちに、遊んどきなー、そのうち、シュナ坊にも、これは、ってゆうプロの仕事が、見つかるからね〜、そしたら、遊ぶ時間、少なくなるよー、だ!じゃ、茶目コ、安心したんで、またね〜。」シュナ坊が、見つかり。。。茶目コは、安心して家に帰っていきました。
「シュナレモンハ、イヤシニナルネー。キョウハ、シュナレモントイッショニイル。」ヴィーナスが、シュナ坊にかけ寄りました。
「楽しみね〜、シュナ坊が、どんな感じで、みんなの役に立つのか!」怒っていたのを忘れて、笑〜が微笑みました。
みんな、それぞれ、みんなが喜ぶ、神様の贈り物、ギフトがある。ギフトは、その人も、みんなも、喜ぶ。
ギフトに、
気づいて、磨いて、花開こうよー。才能に、気づくのが、早いか、遅いか、は、わかりませんが、
そして。その人が、うまく、才能を活用して発揮できるかは、わかりませんが。
きっと。みんなが、持ってる、素晴らしいところ。。。
2019年01月18日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/8482808
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック