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2020年02月11日

マリッジcelebration126どうか、届きます様に。。。

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アマゾネスサンクチュアリィでは、お疲れ様の女子会でも。。。なーんて緩く予定していたのですが。。。

シリアスな悩みを抱えたハリネズミの純ちゃんがやってきました。

お酒を少しずつでも嗜めば色々話しやすいかも。。。


「とにかく。。。まぁ、今日お客様からいただいたお酒でも飲みましょ。」と、葉月が言うと、秘書の藤森リノが、さくらんぼのリキュールと、さくらんぼのビールを出してきました。

「酒屋さんの奥様みたいで、葉月さんが、美し島にワイン工場を作るのにいろいろ人材をご紹介してくださるみたいで。」フワッと美しい香りが漂ってきます。

うわぁこれはこれは。。。女性がいかにも好みそうなキュートな小悪魔的な甘くも酸っぱいような。。。天性の魔性といいましょうか。

誘惑的で。。。

美島は、プルメリア島の東の島で、果物を作るのにも、陶芸にも向いている島で葉月さんが買い、いま葡萄畑とワイン工房をつくっています。プルメリア島の東南部は、マンダリン卿の刑務所島。。。マンダリン。。。柑橘系産業ですが。柑橘系産業の邪魔をしないように。。。

って事で、葡萄とスイーツに使えるイチジクと、あとお酒にもスイーツにも、ってさくらんぼも考えていますが、桃はどうしようかな。。


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葉月さんの子ども。。。
ヴィーナスが無類の桃好きで、桃を食べ過ぎて桃に酔っ払うし。

葉月も桃は大好きだし、桃の香りの香水を開発しようと思いますが。。。

とにかく、美島は果実とお酒の産業の島にして、暖かな場所で、働ける場所を提供したいと。女性実業家になって葉月は公共に貢献する事もきちんと考えて実施するようになってまいりました。成長してきたのでしょう。。


「お酒もご飯も今はもう、香り良し、じゃないとね。。。美味しいのは当たり前、ベーシックで。。。見た目も香りも、目で鼻で。。五感をくすぐられないと。」葉月がしみじみ。。。


それは、よしとしまして。。落ち込む純ちゃん。。一人でいたくないのと、東京からなかなか会えないお母さんがこちらに来てはいるものの。。。今は会いたくない。。んだって。

環さん、お母さんには感謝しているのだけど、急激に重大な事実をなんの前触れなく打ち明けられてしまったから。。心の準備もないままに。。

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しかし。純ちゃんも、もしも自分が、血の繋がらない大事な赤ちゃんを育てていてずっとずっと。。赤ちゃんの頃から。。。
戸籍も実子なら、もう自分の子どもだし、わざわざ血が繋がってない事はよっぽどバレない限りは言わないし、言えない事だわ。。。と言うのは理解できる。。。んだけど。。

捨てた母親というのは、許せない。赤ちゃんを捨てただけではない。。他人様の幸せを奪って赤ちゃんを捨てて。。好き勝手すぎる。

それで。。。その緋夏さんという女性、純ちゃんの本当のお母さんだけど、行方不明に。。

自ら失踪者。昔は、東京の姑、環のお父さんジローの母親の志乃に緋夏は、あんたも女か、といじめられて、環が緋夏さんをかばいました。

環は女だけど初孫で素直で賢いし、ジローに似ているので志乃のお気に入りでしたし。環は新しいお母さんの義母の喜美さんもその娘の緋夏さんも両方ともかばってきました。

サラさんが、あの、これは、勝手な予想よ、純ちゃんが、ってわけじゃなく。。。

「なんでもいいです、あらゆる仮説として聞きますから言ってくださいませんか。」純ちゃんが言います。

「これは、本当に、仮説として聞いてね、例えば、暴力を振るったり、暴力男から緋夏さんが、逃げる。。。とかね。それで、暴力男を思い出すので、子どもは育てられない。かと言って子どもに罪はないから、信頼できるお姉さんに赤ちゃんを預ける、とか。。。世の中には、レイプされて出来た子どもでもおろせない女性はいるんですもの。。。あっ、あの、仮説ですから。。。」

サラさんが言います。「あ。。。。もしかして。。。俊さん。。。マスターのグーさんのお父さんが、暴力男から緋夏さんを救ったのかも。。。」純ちゃんが言います。。続けてまた、
純ちゃんは、「あ。。。もしかして、犯罪者の子どもとか。それで。。。育てられないけど。。。おろすのも施設に入れるのもかわいそう。。とか。。」

純ちゃんは、あたしは、ヤバイ捨てたくなる様な父親の血を引いているのかもしれない。それで、緋夏さんは、子どもに罪はないからおろす事も施設に入れることもできず。。。

あるいは。。。俊さんの子どもで、俊さんも緋夏さんも逃亡の身で。。赤ちゃんの安定のために信頼できる環さんに預けたのかもしれない。。。

でも、ヤバイ捨てたくなる男性の子どもでも悲劇。。。犯罪者じゃなくても、母親は、不倫でよその家庭を壊すし赤ちゃんを捨てるような最低夫婦の子どもであり、俊さんの子どもなら。。

マスターグーさんとの、恋愛は終止符となり、どちらにコケても。。良くはないでしょう。。。

そうだ。。。あの日、海中フレンチピヴォワーヌで、恋愛と結婚の福の神のラブちゃんのキューピッドの矢はマスターグーさんと、純ちゃんからそれた。。。普通なら、結びつきの強いご縁のカップルが一番最初にドンピシャ

今後のためにも。。、、
マスターグーさんとの、DNA鑑定を勇気を持ってすべき。。。

それと。。。

「緋夏さんというお母さんを探すべきじゃないかしら。」笑〜が言います。

だけど、緋夏さんは、自らの意思で失踪した身で見つかりたくない、探さないでという身柄では。。。

しかし。。。葉月が言います。「それなら、森沢ベルモ、あいつに頼めばいいのよ。ベルモは、霊感があるらしいわ。。。あの子はあれで、嘘をつくような子じゃないし。。。霊感は。。。。あると思うわ。。。」

それに、あいつは酸いも甘いも噛み分けた耳年増だし、坊さんだから口も固いし。。

そうそう。今晩は、葉月の父親ルッコラが木蓮寺に宿泊するので、マリリンの婚約おめでとうも兼ねて、葉月の姉や母親のマリリンやベリーも木蓮寺のオモテナシに行って今ごろワイワイやってるはずだわ。。。

マリリンやベリーも、多分夜中に帰ってくると思うし。、。飲んでるでしょうからねー。

だから、酒宴で仕事じゃないでしょうし。。。今夜は、ちょっとなら、話す時間ぐらいあるわよ。

すぐ
連絡してみる。。。と、葉月さんは言います。


そう、ルッコラは、二晩、桑田家の海の灯りに宿泊し、木蓮寺が今晩。。

ベルモんち。
多分、木蓮寺殿は、桑田家に負けじとオモテナシに精を出すでしょうからねー。。。

別に見栄っ張りではないけれど。。。
木蓮寺も名門としての意地とプライドがあるでしょうからね。。。

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こちらは、神楽町、高級寿司店福ノ蔵。。。

突然電話がありました環は、

非通知。。。思わず席を立った瞬間に店内で切られない様に焦り電話に出てしまいます。

失礼いたします、その場で、環は一礼するとお手洗いに移動しました。

舞には、緋夏かもしれない無言電話が時々あると話してはあります。

舞は、ジローの愛人で自分に入れ替わるみたいに東京の家に入り、環の異母妹になった緋夏さんですが、舞は2歳で物心ついていないし。

東京のジローが峰と舞を追い出したのではなく、峰がひと計画自分に有利な離婚劇をジローを加害者に仕立てた事も知っていますし、


それに。。。次女にまた女の子なの、と冷たい東京の姑志乃の仕打ちを聞いて


緋夏さんには同情しています。しかし。。それが、もしも、舞の愛した俊をもしかして奪った、かもしれないと舞が知ったら。。。

そして。。。周りをサッ、と見渡し誰もいない事を確認すると、「緋夏さん、、あなた。。。緋夏さんでしょう。。ねぇ。。。」


しかし。。。電話は無言のまま。。

「ねぇ。。。聞いてちょうだい。。返事はしなくていいから。。。

緋夏さん。。。東京の姑の志乃は亡くなったわ。。。純ちゃんも、大きくなり今はもう進学で家を出ているの。。。でもね。。。その純ちゃんが。。。純ちゃんが、

緋夏さん、あなたがお母さんである事を知らせなければならない状況になったの。。。

純ちゃんは、健康で元気に育ってくれたし。。。素直でとってもいい子よ。。。

環は一人ごとのようにスマホに呟きました。

すると。。。

「姉さん。。。環姉さん。。。」嗚咽する声がスマホから漏れてきました。。。

やっぱり。。。やっぱり。。。緋夏。。緋夏さん。。。





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