2019年01月18日
役。。。
「ボーズ、グゥたらグゥたらしてるんなら、ちょっと、練習に付き合いなさい。」
茶目コが、幼なじみで親友で社長の福の神、笑〜の家に用事で来ると、シュナ坊とヴィーナスが、遊んでいました。
「やだー、今、ヴィーナスと遊んでるのに、グゥたらしてないの。遊んでるから忙しいの!!!」シュナ坊が、ベーと、断ると、
「ちょっとだけ、簡単だから!」
「簡単って。なんでも、やりたがりなヴィーナスに頼めばいいじゃん、いいじゃん。僕は、めんどく下がりだからダメだけど、ヴィーナスは、なんでもやりたがるし。」
「イイワヨー、アタシガアイテシマショウカ。ミミソウジヲ。アトデ。スルワヨーー、ソノカワリ。」
ヴィーナスは、耳掃除をするのが大好きで、最近は、笑〜のエステのお客様で、希望者さんの耳掃除までするようになり、
女性の耳掃除をするのに慣れました。
シュナ坊は、よくヴィーナスと遊び、ヴィーナスが、マメにシュナ坊の耳掃除をしてしまうので。シュナ坊の耳は、ピカピカなので、ヴィーナスは、シュナ坊では、物足りない!!
と。思っていたのでした。
「ヴィーナスは。首が無いからだめ、よ。シュナ坊、遊んでるんなら、おひまでしょうに!なんにもしなくって、ただ、首を絞められる役でいいから。。。」「ギャー、やだーっ。」
首を絞められ役で、なんて聞いて、シュナ坊に逃げられました。
「なにを、ガヤガヤ、やってるの!!!シュナちゃん、泣いて逃げてきたけど、茶目コ、シュナ坊いじめたの。??注射の日じゃないのに、シュナ坊泣いて逃げてきたけど。」
「今度の映画で、1人二役を演じるから、首を絞められる役を、シュナ坊にやってと、頼んだら、逃げられたー。」
「あ。。。あたりまえじゃーん。いきなり首を絞める!なんて、言われたら、怖いし、逃げるわよー。」笑〜が、呆れると。。。
「でもさー、笑〜も、ヴィーナスも。。。首がないでしょ。。。」茶目コが言うと。
ヴィーナスも、笑〜も。「悪かったわねー、首無しでっ!!!」
プンスカ、怒りはじめました。
「役柄に入ると。茶目コは、本気にのめり込むから。。。本気で、首を絞めだすから、誰かに、役の練習を頼むのはやめとき!!!実際は、茶目コが。茶目コの首を絞めるのは、特殊撮影だから、イイけどね。。。」笑〜が言いました。
「これから、しばらく。学校を長期休暇になるのか。なんだか、さびしいなー。ホントはもっともっとノビノビ学校生活を楽しみたいのにー。」
「うちの。小学校は、行っても行かなくても、自由だし。みーんな、子どもの頃から、働いてるこも、多いでしょ。あたし、なんて、幼稚園入る前から、仕事してたわよー、」笑〜がいうと、ヴィーナスは、
「アタシハ、デザイントカダカラ、ドコニイヨウガ、ジユウジザイニオシゴトデキルカラネ。ケッコーガッコウデ、アタラシイステキナアイデアガヒラメクバアイモ、オカゲサマサマ。オオイノヨネー。」と、ケラケラ笑いだしました。
三人で、あーでもない。コーデもない、ガヤガヤと、仕事のお話しで。ヴィーナスが、茶目コが、映画撮るようになったら、スタイリストのアゲハちゃんと、相談して、
新しい衣装を〜なんて、盛り上がったところ。。。
「シュナ坊が、いない。。。あ、あれ?」笑〜が。キョロキョロ、見渡しますが、さっきまで、ここにいた、シュナ坊がいません。
「みんな。。。みんなお仕事してるんだ。。。みんなお仕事で、役に立っているんだ。。。僕は、、、遊んでばっかりだ。。。」シュナ坊は、いたたまれなくなり、福の神の、家を飛び出してしまいました。
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