お金使っちゃう
なんて、言いながら。。。木蓮和尚夫婦や濃紫婆さんに旅行とか連れていくの。。やってみたい。。。
今夜は、お母さん、葉月さんが、わたしら家族やミリオン家族や。。。身内を招待でお食事にいく。
それに。。。今回は。。。葉月さんが、
そのお母さん、お姉さんの
ベリーさんやマリリンさんをアマゾネスサンクチュアリィにご招待して。
あたしもそれをやってみたいな。
濃紫婆さんは、もう１００歳前後。
このまま長生きしてほしい。
妖怪みたいに。。。殺しても死なないぐらいに。。。なんて、
木蓮和尚夫婦は、７０歳過ぎちょっと。。
あたしがハタチの頃は８０歳半ば。。。
二人ともお元気だと思う。あたしは結婚しないから。
なんかない限りはこの大好きな
木蓮寺にいる。。意地でも。。。
木蓮幼稚園の教職もあるし。
まぁ。。。長男の琥珀さんが木蓮寺に戻ってきて住職になって出て行ってほしいとなれば、わたしは里子だから、出て行くし。。。
ミーナとココナの妹分の
チワワ二人も連れて出て行くけどね。
木蓮和尚夫婦にとって、ベルモは結婚して幸せになる事が何よりのプレゼントらしいけれど。。。
残念だけど。。。生き方や幸せの価値は本人が決めること。だと。。。わたしは思う。。。
というか、それは当たり前。。木蓮和尚夫婦は。。。団塊の世代で集団意識というか。普通が一番みたいな個性を押さえられた統一教育を受けてきた世代だけど。。
本人達も幸せな結婚
をして。。。実際には琥珀さん、紺さんの息子さんも家庭を持ち独立。娘さんの紅子さんも中村家へ嫁ぐ。
ひとまず安泰の平和。。。
そういう団塊の世代の人たちも、当たり前に殻を破って生きなければならない時代になってきた。。んだけど、まだまだ。。木蓮和尚も、親が子どもの人生を決めてはならぬと言いながらも。わたしが僧侶になる時は大反対された。
チワワのミーナやココナまで大好きなベルモ姉ちゃんの真似をするから、やめてくれと言われたし。
いまどきの子どもは何をどう考えているんだ。
なんて。。。教育アドバイザーの子どもがぐれたり引きこもりになったり。。警察官の子どもが横着だったり。。。それとは違うかもしれないけど。
木蓮和尚も、子どもの人生は子どもが決めるし親とは別の個人。。と言いながら。。
やっぱり結婚とか、世間的に、だとか。。バロメーター。。。少なからず考えかた。。世間にバロメーターを置いてないこともない。。。
僧侶になるとか、結婚しないと言ったら、
この子は頭がおかしくなったんじゃないか、と。。
大騒ぎされて。。。精神病院に入院させられそうになった。
だけど、。。なんとか濃紫婆さんに止められて。。。親を旅行に連れてってけっこう
お金を使っちゃうわー
だとか。。。
言いながら嬉しそうな子ども。。もう、参っちゃうわ。孫のお世話でくたくたなんて言いながら笑ってる親も。。、幸せ困りというか。。。あたしも。。。みんなにお食事ぐらいご馳走したいけど。。。
それなら材料を買って和尚に渡した方が和尚は喜ぶし。。。
環さんには。。。
木蓮和尚は。。。
わざわざ。。あえて、妹さんの緋夏さんが環さんに純ちゃんを託したのであれば。。。いまさらわざわざ真実を言わなくても良いかもしれない。。。と。
そのために、実子として籍に入れ純ちゃんを実子として育ててきたのだから。。。
悪いことをしたのではなく。。。それは、身内とは言え。。子育てとは、多いに他人に貢献している。。。それは、純ちゃんを騙したのではないから、と。。。
緋夏さんの
その気持ちを汲んであげたらいいのでは。。と。。確かに里子なんて言われたら。大人になればなるほどそんなことを言われても。急にどうしたら。。。
と。紫子夫人がお抹茶を入れて、環さんと舞さんはお抹茶を嗜んでいます。
ベルモは午後から木蓮幼稚園へ顔を出そうと。なにげなくふすまから境内を覗くと。
今日も。桃龍さんも白龍さんも来ている。
あの子たちは、アマゾネスサンクチュアリィに住むことになったらしい。でも、それで蓮池の主が。。。こんな小娘達が。。。と。熟練度も位が高くてもどうにもならない事がある。。。
蓮池の主がアマゾネスサンクチュアリィに入れないのだ。。。雄龍だから。。。ね。
だけど。。。ベルモは、わたしは。。。そーやって位が高いからとか、お金を持ってるから。。。
だけど、それだけでは到底及ばない力が働くものが好きだ。そういうものは貴重で。
だから。。。時間とか、もちろん貴重だし。豊かに使えるかそうでないかは自分次第であるところが好きだな。平等に与えられては、どう使うかが自分次第で。。っていうものと。。。不平等で、お金を積んだところで解決しないものもある。。。
すっごいお金持ちなのに、この年齢で病気で死ぬかな
と言う人もいたり、すっごいお金持ちなのに、あたしみたいなデブで、だからやっぱり痩せ薬はないんだろうな。。。とか。
死ぬのをおもしろいなんて語弊の言葉のあやなんだけど。。。
そういうものがあるからこの世は面白いんさ。あの、なんでもできるようなプライドの高い蓮池の主が悔しがるなんて。
と、言っても蓮池の主の事は好きだし尊敬してる。
究極の美しいもの好きの蓮池さんが、この木蓮寺の蓮池を住まいにしてくれたから。それで、また。木蓮寺のステータスがあがる。
できないものはなにもない、なんてない。ってわかると。。。親しみが湧いたり安心する。
立派な人の失敗談は薬になるんだ。
ザマァって意味じゃなくて、失敗していいんだ、って勇気。。。
ちょっとベルモはわけのわからない思考にあけくれてはいたものの。。。
客室からは、舞さんと環さんと紫子さんの談笑する声が聞こえてきた。。。結局は。。。あの二人も幸せ。
舞さんをわがままな人だなと思っていたんだけどー。。
舞さんの。。。お母さんに比べたらね。舞さんなりに。。なかなか。。。いろいろあったのね。でも。。母親が、不倫して出来た子どもかもしれないって。
確かに舞さんのいまの、義理の父親みたいなんだけど。。。でも、先に子ども作っといて、示し合わせたようにまんまと離婚って。。。
まぁ。、。木蓮寺人生相談でも、車の乗り換えじゃないけど。。。恋愛、結婚。。。乗り換えてから相手を捨てる、って。。。
乗り換えといて、こっちが確定して根付いてから。。、って相談はよくある。。。もしかして。。。離婚する前から付き合っていたんじゃないかとか、子どもは自分の子じゃないかもしれないだとか。。。
だから。。。そんなこんなで人生相談の場において。。結婚はしたくないなと。
アホらしい。
わざわざ悩みの種を増やすのに。。さて。。。と。。。
桃龍、白龍に挨拶して。。
蓮池のまわりのお掃除をしてから。。。
木蓮幼稚園に。。。あ。。。あれっ。
あっ。。。行っちゃった。。。また、あの人だ。。。
あの人。。。ほら、舞さん。。かなと昨日かな、昨日もう舞さんがいるのと間違えた人。。。近所なのかな。。。また来ていた。。そうそう。。近所。。と言えば。あの、魂は。。。霊魂は。。。
今朝、ベルモに助けを求めてきた霊魂は、娘さんがたまに。。１か月に一度ぐらい。お気に入りの木蓮寺に車椅子を押して散策にくるって言ってたっけ。。。
来客さまは。。。
車椅子の方も結構いらっしゃる。。。認知症のご老人を連れて散々される方も。。でも、その認知症の方の魂ははっきりされているし。。
その時。。ベルモを見つけて頼りにしたのでしょう。。。
あの霊魂は。。。ご近所さんなのかしら。。
それから。。。さっきの。。。さっきのハリネズミの。。。あっ。。。
まさか。。。まさか、違うよね。。。
フッとある予感が。。。
まさか、あれは。環さんや、舞さんのあの話のなかの、緋夏さんじゃない。。よね。、
「今日はありがとう。。。
娘時代に戻った気分だよ。
」アメージングゴッドネスで。。。峰は泣いていました。感動したからです。
感動は、しようと思ってできるわけじゃない。。。なにげにふと。。贅沢な気質で、足りない足りないの峰が、今日は、久しぶりに感激してしまいました。
わがまま言って。。。甘やかされて生きてきて。。。何かを求めて。。だけど。。感動したとか、胸が熱くなりますとか、胸が震えるなんて。。。
子どもの頃。。。峰の母親と過ごした時ぐらいだったか。。学校でも資産家のお嬢さんでやり放題だったし。。。
取り巻きみたいな子達がいたんだけど。。
ある日。。。
突然ひとりのクラスメイトが。。。
あまりにも女王さま気質で周りを振り回す峰に。。。
本当は峰ちゃんが怖いから仕方ないからみんな友達のふりしてるだけ、峰ちゃんに逆らうと。。地元にいられなくなるのが怖いから。。。峰ちゃんが怖いから。。
だから峰ちゃんなんか、本当の友達いないんだ。。。峰ちゃんは可哀想な子なんだ。。
と。。。言われて峰は大泣きしてそのクラスメイトをぶん殴り、大泣きしてママに言いつけてやる
と言ってそのまんま。。家に勝手に帰ってしまった。。。峰は。。。痛いところをつかれ。。。触れられたくないコンプレックスに触れられた。。
あの子がそれからどうなったかは忘れたけど。。。でも。翌日からやっぱり峰やクラスメイトは、少しもなにも変わらない。。。峰は成長する事をやめたように育ち。。。
きっと。。。富士が学校とその子に怒鳴り込み。。。地域から締め出すみたいなことを。。しかし。慶が。。。子どもの喧嘩にそこまで。。。峰も悪いところがあるから喧嘩になったんだろう。。。子どもの喧嘩だから、と。
一大事や一悶着をとりなしたんだろう。。。
じわっ。。。イチジクでまた、レアチーズケーキでさらに。、。子どもの頃を思い出す。
峰は
レアチーズケーキなんか、子どもの頃食べたわけじゃないのに。。。
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