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2020年01月21日

マリッジcelebration105お大福様の独り言。。。

時が止まった。。。というより。。

あっという間に。。。
子どもの頃に。。。
時が引き戻されて。なんて幸せな時間だったのだろう。。

峰には珍しくそんな事を考えて。05B6DC68-1016-48C7-A7DF-EC5A0D0E4D5F.jpeg

「峰様。。。イチジクには子宝とか、裕福とか、多産とか、なんだかそんな意味があるみたいですよ。だから。。。ご両親がお庭の木として植えられたんでしょうね。」アメージングゴッドネスの店長久美子が笑顔で言う。。。

確かにイチジクは幸運の木で、花言葉もこれから結婚する人にもってこいの意味がある。。。

富士が嫁に来た記念のイチジク。。そう、両親。。。結局は、父親の火消し役の慶がいたからうまく回っていたんだ。


妙に男運のいいわがまま女がいる。。。

両親といた幸せ。。。峰は、最初の結婚をしたけど思ったのと違う。。と言って、やっぱりやーめた、で。。。放棄、終わり。いまの再婚相手の幼なじみの焔と再婚する。。。その時の幸せ。。

焔を捨てたけど。。恋人だった焔には、、形だけの結婚だから、母親がうるさいから仕方ないと、言いくるめて。

しかし。。、、峰は。。。計算していたのだ。都会のエリート。。。ジロー。。。

焔も焔で一般家庭で資産家の令嬢の峰は高嶺の花だし。。。幼い頃からいつも特別扱いされていた峰とは。。。もともと結婚は諦めていたけど、焔の親もあまりに釣り合わないわよ。あちら様は。。。息子さんがいても、峰さんは一人娘だから。。

やっぱりよい家庭にお嫁に行ったり、お見合い話もあるでしょうよ、と息子の焔にお付き合いだけにしておきなさい、ああいうご家庭のお嬢さんは、恋愛と結婚は別よ、と言い聞かせられていました。

焔の両親も、親戚付き合いがとてもじゃないけど峰の家とは大変すぎるし。。。付き合うだけでもよしとしないと。。。
とてもじゃないけどね。。。
峰との結婚は、現実的でないと考えた。

両親は、息子の焔が峰との付き合いで、向上心を持つことには賛成しましたが。。。

男性というのは、主軸は仕事。仕事のできない稼げないでは意味がありません。。。

焔は三男で3人兄弟ですから、社会に出てどれだけになるか。親はヒヤヒヤです。。

だから。
焔も
ある程度は結婚できないものと最初から割り切っていましたが、峰があなたの為に車の免許を取りますから、あなたも東京出張を増やせるなら増やしてちょうだい、と言う。。。

峰が、本当に免許を取り、親に車を買ってもらう。。。峰は助手席ばかりで運転が怖いと言っていたのに。。。自分のために。。。それほど焔は感動しました。。。

普通の男ならそこで裏切り者の馬鹿女と。。なるのでしょうが、昔だし。家ももっとうるさい時代ですし。

なにより、はかりしれない仕事の原動力になった女神人生を変えた運命の女神。。

人は人によって言葉によって変わる場合がある。。。

峰と焔は切れていなかったのだ。。。それどころか。。。焔が、峰の為にバリバリの出世をし、東京出張を増やし、のちのちに東京支社をつくる。自ら東京の責任者に名乗り出る。。

全ての原動力は峰であり。。。

焔は、男にしてくれた峰に大変感謝して。

峰様様。。。峰と逢いたいがために。。。自己成長とともに企業努力の中心になり。。。会社成長を。。。

焔の会社のオーナー一族の
おじにも、いとこにも大感謝されて。。。


残念だけど峰は人妻であり。。だけど、アゲマン。。、しかし。。。ここまでしてくれた峰と結婚したいと本気で思う。。。


一般的に
わがままざんまいで。。迷惑とんでもない女であってもある人にとってはかけがえのない素晴らしい女だったりする。。。人はいろいろな顔があるから。。どれも自分だし。。。多面体。。誰でもそんなものだし。。。

どの角度の人当たりかはひとによりけり。。

いい女の定義は人それぞれ。。。

焔にとって、峰は輝かしい女神だった

今の時代ですら多少は、家柄というか資産の問題で、一般家庭ならともかく資産家の家庭はいまだに一般家庭より多少は結婚にうるさいだろう。。。昔であればなおさらのこと。


しかも、峰は女。これが焔が資産家で嫁を貰うならまだしも。。。資産家令嬢を、自分の家より身柄がよくない家には嫁にやりたくないでしょう。。。最低でも同等の、か。自分達より良い家へ。。。

だって大事な娘を差し上げるのですから。。。

それでも。。。
時代も流れて。。。
結局は。。。峰は焔と再婚した。
好きなものは、好きなもの同士に収まって。。。
どんなに幸せだろう。。。幸せはなるもんじゃなく感じる物。。。自然と湧いてくる気持ちであり。なろうと思ってなるもんじゃない。。。と。。。


「ありがとうございます。峰様、ツヤツヤですね。」久美子が言う。

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「まさか。。。だよね。。。」話しかけてみようかと思ったのに。。。あのハリネズミさんはいっちゃった。。。

「あら、どうしたのお大福さま。。」白龍がやってきました。「ちょっとだけきになる事があって。。。」

どうもひっかかるのよね。。。昨日も見たあの女性が。。。「あら。今日はお坊さんなの。。。」桃龍が言います。「これから幼稚園の先生に早変わりよ。午前中、お客様があって。。もうチワワ達も保育士見習いで幼稚園に出てるし。」

ベルモと同居している若いしゅうの
チワワのミーナとココナは保育士見習いです。ベルモお姉ちゃんの真似をしたがるので、

木蓮和尚は、保育士のみは許可しています。お坊さんは残念だけど。。もうちょっと成長して本気でやりたいならやりなさい。。。反対ってわけじゃないけどね。。。という事で。。。

別にいいのに。あたしなんて赤ちゃんの頃から好きな曲お経だし。もともとツルツルのぷよぷよで最初っから反省してる頭だから頭を丸めてないし。お坊さんなんて、死者がいるから成り立つ因果な商売かもしれないけど。。。

必ず平等に死はやってくる。。。

だけど。。娘たちが、お坊さんになるのはねぇ。。第二世代の子ども。里子たちのベルモとミーナとココナは。。。いまどきの華やかな職業について普通に結婚してほしいと。。


娘はお姫様の。。。

スイーツ脳のお花畑頭。。。

ベルモは自分ちの娘を他人様に姫とか平気で言ってる親が苦手だ。気持ちはわかるけど。他人様に言うことじゃない。。。

ベルモはやりたいなら若いうちから失敗してもやり直せるのに。。早くその道を行かせた方がいいと思うけど。。。

みんな一人ひとり生まれた意味があるし。

早くはやめに。。。天職に巡り会えたら。。。

木蓮和尚には、
密かな欲望がある。。。

だけども、好きなことをやる世代だし親の言うことなんか聞かない世代だし。そうじゃなければ社会で生きていけない時代だし。。。

「あの若いしゅうは、幼稚園の先生の見習いなの。。。」桃龍はびっくりします。生徒にしか見えない。。。「いちお、そうよ。」「げ。あの鹿みたいな色の方の若いしゅうが、わたしを見て蛇だっ。怖い怖い、デカい蛇が出たっ、て騒いだのよ。スッゴく失礼じゃない。そしたら、あたしと一緒の白い方はお利口で、あれは龍さんだよ、って言うのよ。。。マジで保育士見習いなの。。。鹿色のこ。。。」白龍が不機嫌に言います。。。

「まぁ。。。蛇は神様の眷属ですよね。。。鹿色のこ。。。ココナはちょっとアホだからねー。。」がんばってるんだけどね。。。ココナも。。。。
ココナの方は先生というより生徒みたいなもんだけどね。。。おやつや給食やお遊戯ばっかり張り切るし。。

桃龍と白龍は、アマゾネスサンクチュアリィの住み心地が快適であると。。終の住処に。、。。どうもするみたい。

うちの木蓮寺も、蓮池の主が住んでいるけど、龍神の棲む屋敷は縁起がいいしね。プルメリア島自体、楽園と言われて。。。

一度住んだらやめられないようです。生まれも育ちもプルメリア島のベルモには。。。プルメリア島が基本なので、他に住む意味がわかりませんが。。。

あーん。しまった耳の中がコロコロする。。。ベルモは、ヴィーナスに耳掃除をするから、任せろ、ただし、一ヶ月に一度。。。

自分でやるな、と注意されているのです。ベルモとチワワの若いしゅうの三人は乾燥タイプの耳あかなので、ヴィーナスが好み

耳掃除をしたがるのです。まぁ。。。若いしゅうの二人は耳掃除が嫌いで、昔は泣く泣くベルモが耳掃除していました。

ベルモの耳掃除は、まるでベルモがチワワ二人をいじめてるかのように。。。二人ともギャン泣きところが。。。ヴィーナスの耳掃除では、

さすがプロフェッショナル若いしゅうの二人はスヤスヤ気持ちよさげに眠ります。

だから。。。ヴィーナスに耳掃除を頼むんだけど。。。悔しいけどベルモの耳掃除は気持ちいい。。。今晩青の洞窟のほとりでみんなで集まって。。

で。。。今後の打ち合わせするかな。耳掃除の日にち。。。

ヴィーナスは喜んでやってくる。。。小坊主さん達の耳掃除もあるし。

あっ。。。ハリネズミの姉妹が出てきました。。。ニコニコ

良かったわ。。満足したんでしょ。あの二人は。。。お庭を鑑賞していくのね。。。

あー

なんとなんとも。。。正門から。。駿栄が
あの。。。舞といろいろあった駿栄が。。入ってくるではありませんか




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