2020年01月07日
マリッジcelebration91姥桜のラプソディ。。。
「片付けてボチボチ行きましょ、サラさん。」
アマゾネスサンクチュアリィの清掃員
シャム猫のサラさんと月の宇宙人ガーベラさん。。。
スタッフルームでランチして、お茶を飲んで休憩してまた、午後からのお仕事に。。。「みんな羨ましいわね。。。ここのお仕事はありがたいけど、アリアリとすぐ間近でお客様の富裕層のご婦人方を見ちゃうとさ。」サラさんが片付けながら言います。
「まぁ。上ばっかり見てもキリがないでしょ。われわれ庶民は、この場にいられるだけでもありがたいと思わなきゃ。」ガーベラさんも、スタッフルームに他のスタッフさんが出て行って二人だけなので、
お掃除をしていました。「庶民は、ってガーベラさんは、息子さん、そのうちにスッゴいお金持ちになるんでしょ。」
「まさかー、あんなん、飲み屋のニイちゃんなんてヤクザな稼業、いつ転落するかわからないし。。。早く真っ当な職につけ、なんて口を酸っぱくして言っても知らん顔だし。」ガーベラさんは、葉月に説得はされたものの。。。やっぱり世代的にどーも。。息子のケンが、プルメリア島の
中心街のプルメリアリゾートのホストクラブ熱帯夜で東雲トキオとしてホストをやっている事に抵抗感が否めないのです。「わかんないわよ。週刊誌にあのお店出てた事あったけど。。。イケメンだし、ナンバー4ホストなんでしょ。お金じゃんじゃん儲けて、なんか商売するんじゃないの。」「だと。。。いいんだけどね。どーだか。風来坊のアイツはフラフラ旅行行ったり。。で、帰ってきて家に払える時にしか家に金を入れなかったし。」
「えー、でも。今はもう仕送りしてくれるんでしょ。ウチなんか、娘二人で出こっちが出すばっかりだわよ。嫁いじゃったけど。用事のある時だけ親を利用したり、孫の面倒見させてさ。」「あら。サラさん。顔が笑ってるわよ。まんざらでもないくせに。今は結婚したくてもできない人や、出戻りも多いんだから、おふたりとも嫁いで円満な結婚生活で、孫の世話ができるだけでもありがたいと思わなきゃ。」
「そーかもしれないわね。今日は、ガーベラさんお泊まりなの、」
「ええ。三日間シフトでこっちだからねー。」
「あら、あたしも夜までだし、朝からだから泊まりにして貰おうかしら。夜帰ってまた朝早いし。。。帰るのメンドクサいわ。。。」
「それは葉月さんに言えばいいでしょうけど、旦那さんは、」
「適当にやって食べるわよ。そのへんはあんまり文句言わないし。けっこう、チャチャっと簡単になら雑だけど、単純な料理してくれるわよ。お前も食べろー、とか言ってさ。まぁ、食べられるかなー、ぐらいでも、美味しい、美味しいってヨイショしとけばまた作ってくれるし。」「ひゃー、羨ましい。うちなんか座敷豚よ。自分のカップラーメンぐらいしかやらないし。まぁ。仕事人間なだけ、亭主元気で留守がいいだけどさ。子育ても相談してもなーんにもいい返答もくれないし。。ケンがフラフラしてる。って泣いても、そんなん、別に働いて旅行してなんか、自分の金だろ引きこもって暴力を振るったりとか、犯罪者ならヤバイけど、まだまだ若いんだから。。と知らん顔だったわよ。どうにかなる。。。って感じで。ケンだけ、上の子たちがずーっと大きくなってから突然、ポンとできた子で。。。なんで、あんた子育てしないくせに、子ども作るのよっ。ようやく上が落ち着いてって怒ったんだけどね。外でお金を稼ぐのも子育てだろだって。。。金に困ったら愛情がないのと一緒だろ。。愛情があるんだから家族の為に働いているんだから、それは立派な子育てだ、ってへ理屈言ってきたし。で。。。四十半ばでケンを産んだけど、上の二人に大笑いされたわよ。なんせ、長女の娘と同級生なんだから。ケンは。。。コントみたいだって」「まぁっ、ラブラブじゃない。歳をとってできた子って可愛いでしょうに。旦那さんのおっしゃる事もわかるわ。おおらかな子どもに育てたいなら、親に余裕がないと。。。快適な環境を経済的に提供するのも子育ての一環だ、って言いたいんじゃない。」
「旦那も都合のいい時だけ甘やかすんだから。夫婦になんかあって別れる事があれば、この子はあなたにみてもらいますからね、その覚悟でって言ったら、みるって言うから生んだのに。結局は子育てはメンドクサいところはあたしだし。やっと上二人は大人だし、娘は嫁いでで。。。わたしも働いていたのに。。。また数年子育てで、家に拘束されるし。」
「あら、今の時代専業主婦になりたくてもなれない女性はたくさんいるわよ。男性も好きな女性なら、家にいてもらいたい気持ちはあるけど、婚活で、最初っから働きたくない、高収入がいい、とからくになりたい目当てだと逃げるんだってよ。。。」「そりゃ、どーでもいい女から、らくになりたいから専業主婦させろ、あんたは小遣いね、って言われたら怒るわよ。。。高収入の男性なんか目が肥えてるし。モテる男性からしたら、金目当てで寄ってくる女なんかお見通しでしょ。」「まぁ。。私たち、結婚して出産して、離婚もせず、ここで働いてお喋りして、良くして貰って幸せだって事ね。。」
二人とも働き者だけどお喋りなので。。。お喋りがとまりません。ランチの洗い物や、スタッフルームのお掃除をしながらですが。。。
「あー。。。だけどさ。。本当あのご婦人。お客様。。。私たちよりちょっと歳上ぐらいなハリネズミの。。、あの人。。どっかで見たような気がするのよね。思い出せない。。。ってなんだか小骨が喉に引っかかっているみたいで気持ち悪いな。。だけど、、どこなんだろう」サラさんが言います。「えー、プルメリア島って、ハリネズミなんて結構いるんでしょうし。リゾート地だから、ハリネズミも遊びにくるでしょう。。。」「よね。。、」
「それより、サラさん、今日は旦那さんが宿泊していいって言うなら、私もいるからスタッフルームに泊まりましょ。アメニティは、ここのエステの製品だし。」「あら。試供品貰ってお試しに使ったけど、お肌モチモチよ。」
葉月は、清掃員さん達に、アマゾネスサンクチュアリィのエステアメージングゴッドネスの基礎化粧品のサンプルや、フレンチ、和食、カフェ十六夜のお料理の一部を時々お持ち帰りにくれます。清掃員スタッフさんだと60歳以上で、歳をとっている女性でも安全に働けるようにしたのでしょう。だから、六十半ば過ぎたガーベラさんは、サラさんに、上を見たらキリがないけど、私たちは恵まれてるわよ。と言うのです。。
女だからねー。アマゾネスサンクチュアリィにもおばあちゃんは来るし。ついつい。。。庶民とは感覚が違うのかしら。。なんて、宿泊者の富裕層階級の女性を羨ましく思うこともあるのですが。。。
「そろそろこのお部屋も綺麗になったわねー。いいお天気だし、次はお庭のお掃除にする、朝、参拝した時に福の女神神社のお掃除はしたけど。。」「まあっ、ガーベラさん。もしかして、恋愛結婚神社でしょー。えー、まさか、新しい恋でも。。」「まさか、まさかー。ちょっとやめてよ。。。あそこは。恋愛、結婚もあるし、美容や魅力もあるのよー。金運がないのが残念ながらだけどね。」「あら、そーだったの。魅力とか、美容の神社ですってそりゃ、ちゃんとお参りしなきゃね。福の神様の幸徳でしょ。金運なんて、魅力の後からついてくるわよ。」「まぁ。言うわね〜サラさんも。なんだかんだ言ってさ。お父さんと新婚旅行で、地球の京都へ行った時。。。八坂神社だったかなー。。。見慣れない雰囲気で、随分と驚いたけど。。。そこの名前忘れちゃったけど、美容の神社があってさ、そこで、ずーっと30分ぐらいお参りしていた女性がいて。。。もー、びっくりしたわ。最初お参りしていろいろ巡ってまたそこを通り過ぎたら。。。まだその女の人いたし。。。」「きゃ。オバケなんじゃない。」「まさかー、私霊感ゼロだもん。神聖な神社は、神様がいても、オバケはいないんじゃないの。。。オバケより美への執念が怖いと思ったわ。。。まぁ、そう言うわたしも、美容神社にお参りしたし、
うちのお兄ちゃんの方の息子が、同居してないからって息子家族と一緒にひっさしぶり私ら老夫婦を去年
地球の京都旅行に連れて行ってくれたんだけどねー。
下鴨神社の河合神社で、杓文字に絵を描いたり、美人水を飲んできたけどね。あら、わたしって結婚しておばあちゃんなのに。。。やっぱり女、なんだわと感動したわ。」
「ま。。まあっ。。。息子さんの招待より、自分が女である実感に感動したの。。。」
「そうでなきゃ。やっぱり女は灰になるまで所詮は女なのよ。神社へ行くと、美容と金運は逃さないわよ。。。」「ひー、家内安全より、そっちかー。」
そういうガーベラさんや、サラさんはアマゾネスサンクチュアリィでお仕事をするうちに、ご近所さんや、旦那さんや子どもから、母さんなんだか、若返ったのでは艶艶しいよ。。。
と、最近褒められてきました。外へ出て働くのもだし。ばの雰囲気や波動に影響されてくるのでしょうね。
「あー。きたきた。塾が休みってへんな感じだけど。それプラス、お母さんが家に居ないって開放感あるなー。」パソコンの前ではしゃぐハリー。週に一回塾が休みの日は、学校の友達と遊びますが、あえて。。。今週の塾の休みは、お母さんが居ないし。
だから、たまには目を盗まずに思いっきりチャットをしたいなぁ。いつもヒヤヒヤする。。。禁じられた、パソコンの中での友達作り禁止。。。
最近では、たくさんパソコン上の出会いトラブルが発生して、中には殺されたり特に世間を知らない子どもだとまんまと甘い誘いに載せようとされたり。。。
メディアクリエーションのサイトの、マンチカンさんや、ブルーフィッシュさんは、多分大人の女性なんだと思いますが、それを舞が知ったら。。。でも、会うわけじゃないしね。
ブルーフィッシュさんは、重々しい話をしてごめんなさいと謝罪のメッセージが来ていた。でも。。。かわいそうだな。。交通事故か。。。病気もお気の毒だけど、心の準備や受け入れをする時間があるかもしれない。。
だけど、
交通事故は、まさかのある日突然。。。
ハリーは、舞の再婚の子どもだから、このブルーフィッシュさんは、舞より少し若いか、それとも、クラスメイトのお母さんもいまは、子どもを産むのが40歳前後ってけっこうあるからな。。。舞より歳上かもしれないけど。。
もしかして。。歳をとってからやっとできた子が。。ある日交通事故に遭い天国へ行ったんだろうか。。。もう出産は難しい歳になって子どもを失ったら。。。
ハリーは、あれこれ。。想像してしまう。。ネットのやり取りをする人って
イメージが先行するんだよね。で、TVを見ているかのように。。
おーよそ、こんな感じ、なんて想像するんだろうね、みんな。都合よく。ネットであった事もない人を好きになるなんて、漫画だろーなんて、同級生と話していたんだけど。
でも。。。
ハリーは、マンチカンというプルメリア島のおそらくハタチ前後の女性が気になりはじめて。。。どんな人なんだろうな。。マンチカンってからには、猫かなー。。
まぁ。でも、ネットだからストレートじゃないか。しかし。。。全然知らないひと、顔も知らない人に恋して。。。
現実を知ってガッカリ、びっくりってあるんだよなぁ。。オンラインで。。。ってカッコつけれるし。。。
https://blog.with2.net/link/?2019256
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