バージョンアップ。。。
いまが一番いいとき。というのじゃなくって。いまがよくて、次常に今よりいい。いまが一番いいみたいな事を平気で結婚する2人や、青春している若い人達に褒め言葉と勘違いして言う人がいるけど、それからは、下り坂みたいな言い方で、それは褒め言葉じゃない。
バージョンアップ。。葉月もダイヤさんも。。。
金星で。。。
「よろしくね。
ありがとう、グリも」お隣のグリに、ベリーは、ufoの送迎がてらに、地球旅行に誘ってみました。グリも結局は、ヴィーナスや福ちゃんの海辺の白い家に滞在する事にしました。
葉月がufoを買ったみたいなんだけど。
法人名義で、グリと一緒のスプラッシュシールドを購入できました。
送迎ご希望者様は、お申し込みください。と。あら、でも、グリもちょうど地球に行く頃でしょうから。。
グリは、そのまま長いこと地球に滞在する可能性もあるわね。
その時は、帰りに。。。送迎は費用が掛かりますが。。。「あらー、
ハズに奢って貰おうかな、」ベリーが言うので、旦那さんのルッコラが、「もー、全額奢れはダメでしょ
ただでさえ、マリリンの婚約の祝福のご招待に無理やりうちらくつっいて来るんだし。
それに、チワワやウクレレのペット連れだし。」バチ当たるんじゃない。
娘だからって。。。どうせ、ベリーの事だから、アマゾネスサンクチュアリィのスパ、アメージングゴッドネスの施術も受けさせろ、って言い出すだろうなぁ。
「えー、だって。あの子儲けてるみたいよ。
それに、あの子の礎を築いたのはあの子を赤ちゃんの頃から店に私が出したからよー。」フワフワなスポンジのようになんでも吸収しやすい赤ちゃんの脳に、お金はどんどん入ってくる、って三つ子の魂みたいに潜在意識に身をもって染みつけたのは、私のおかげですからね。
」潜在意識だとか、なんとか。。またベリーも感化される。
お客様でビジネスセミナーをやっている人が酔っ払うと潜在意識だの、超意識にアクセスだの。。。ベラベラ喋ってスマホで録音して無料で講義を受けるみたいなお客さんもいるからなぁ。
講義などは、受講者は、きちんとお金を払って受けているので、ここで話した事は他者にもらさない。守秘義務があります、と講師も言うものの。。守秘義務を抱えた人というのは案外もろいもので。。王様の耳はロバの耳、みたいに。。普通の社会生活より、酔っ払って自が出やすい飲み屋などでは、本音がついつい出てしまう。。。
ベリーも、お客様のなかで、潜在意識セミナーみたいな事をやってる人が酔っ払って、ハイ、ハイ、と返事をしているうちに、真剣に聞いてくれるんだー。
と、感激してベラベラ喋る。人の話は宝の山で、役に立つこともありで。。。
成功した人々が語ってくれる話しは特に。。。
飲み屋は。。特に酔っ払ってるし、本音が出やすく。。
ベリーとルッコラも経営者だし。興味はある。
黙っていなければいけない事は、みんな実は喋ってみたい気まんまんなのだ。。
ここだけの話を。。どれだけの場所でここだけ、と言うのか。。
ベリーやルッコラも無料で飲みにくるお客様のセミナーの講義を何度受けたか。。特に、経営者向けのセミナー講師同士が飲むとディスカッションをはじめ、マスターやママも巻き込んで真剣に討論するのだ。。。
で、ご意見を求められたり。。。ベリーは、葉月が多分赤ちゃんの頃から、良いお客様層に触れて、お小遣いをぬくぬく与えられてきて、だから、あの子は遊んでるように見えてちゃっかりお金が入ってくるんだわ。、環境って大事よ。たまに、動物に育てられた子どもが、動物そのものの習性が身につくけど、赤ちゃんの頃に良い環境を与えることは、大事なのよ。そーよ。
わたしは、間違ってなんかいない。と。。。葉月を育てていない葉月の子育てはまわりに任せたベリーが言う。。。
アホラシ
と、ルッコラは思いましたが。葉月のお金を引き寄せる盤石な礎は、あの先生のおかげさんでしょうが。。。
まー、子育てしなくって良し
ってのも、葉月はベリーからインプットよろしくされたかなぁ。地球旅行のため。。。
四日間、スナックキャラメルリボンを休業にするので、ほぼ、毎日飲みがてらに晩ごはんを済ますご近所さまの先生に、ルッコラは、暫くのおかずを昨日先生が飲みにきたらタッパーに入れて渡しました。
ベリーは、本当にいい旦那さんを貰ったねー。と、先生は、ルッコラをべた褒めする。「貰ったって。いちおうお嫁に来ましたが。それに、結婚なんていっしょぐらいの人でしょ。
」それに、わたしは口説かれて告られて惚れられて。。。プロポーズされたんだからねー。
と、ベリーは言う。「今の時代だし。。。女ばかりが料理せよ、なんて言わないけどのう。。明らかに旦那さんの方が料理上手なんだから。。。」
先生は、やっぱりマスターばかりを褒めるのだけど、旦那さんをべた褒めされ奥さんのベリーもまんざらじゃない。先生は。。スナックキャラメルリボンが休業日でも、お金持ちだから、外食も出前もすれば良いんだけどね。。だけど。。しょっちゅう食べるルッコラの手料理が、オフクロの味みたいになってきた。
先生もキャラメルリボンのお客様だから、外食と言えば外食なんだけど。。。先生は、お金持ちだから、オフクロの味を知らないみたいで。
屋敷には生まれた頃から専用シェフがいて。で、結婚して先生の奥さんが若い頃は料理をしていたけど。。。その奥さんも、歳をとると外食や出前も多くなり。。。ベリーが、キャラメリゼを長子のマリリンに譲るとスナックキャラメルリボンを開き、会社の経費をやっていたルッコラが後任に譲渡してマスターになりました。
先生の奥様が入院したり、お亡くなりになると、先生は、スナックキャラメルリボンにほぼ毎日飲みがてらに晩ごはんを食べに来ています。四日間、マリリンの婚約のお祝いを葉月がしてくれるから地球旅行に行くのでおやすみします。と、先生は、口が寂しいなぁ。
と。
食べるの喋るの二重の意味で。。。なんで、ルッコラが、前夜
お料理をタッパーに帰りしな先生に、持たせました。葉月も、先生にはお世話になったけど、アマゾネスサンクチュアリィは女性専用だからね。月のサナトリウム、ウォーターサプライへ、なんかあった時は優先するけど、と。
亡くなった先生の奥様も、よく知った近所のベリーがいる飲み屋なら御安心、。
ベリーのお目付役がいるし。
ホステスと泥沼沙汰までにはならないでしょう。
ベリーも、奥さんにお任せくださいと。グリと、ルッコラとベリーとチワワとウクレレは、まずグリのufoでマリリンを迎えにいき、それから、地球へ向かいます。
一方で、こちらは、東京。
拍子抜けするほどあっという間に瞬間移動で、ダイヤさんは、なんだかな
と、UFOを操りましたが、お客様の前でそんな顔はできません。
東京も久しぶり。。。もうほとんど帰らないけど。
ダイヤさんももとは最初の結婚前までは、東京、世田谷生まれで東京で暮らしていましたが。。。
いまはもう、両親とも疎遠になってしまいました。
離婚した時に帰ってこないで
と言われ。そんな。。言われるまでもないんだけど。
先回りして牽制された疎外された感じで。
確かに兄夫婦と子どもが同居してくれて。
それを壊されたくないのだろう。いまどきいいお嫁さんみたいだし。。
もちろん、ダイヤさんはそれだけでもありがたいし。こちらが邪魔しちゃいけないんだけど。。
なんだか。。
それまでダイヤさんも。。兄と弟に挟まれ女の子1人で大事にされてきたのに。仕方ないとは言え。孫ができたらもう両親は。。。しかもうち孫三人も。。。離婚したわたしはダメ。子どもができないわたしもダメ。
東京を離れて、全然遠い新天地で、やり直したいと。。遠方地で離婚後新しい人生を。。
で。、
イヴァンさんと出会ってややこしい事になり、どこへ行ってもダメなわたしと自分に嫌気がさしてズタズタなどん底で、葉月さんに出会った。
だから。。。
ダメダメ。過去をクヨクヨしちゃ。もー、わたしは仕切り直しできたんだから、
突き放されたのは、マトモ。よい親だからよ。東京。。。一瞬の痛みを感じながら。。。
あー
やっぱり。。。車がいい。。
しかし、東京のある高級住宅地のお庭に着くと、ハリネズミの落ち着いたしっかりした感じの女性が「こんにちは。わざわざありがとうございます。UFOに乗るのははじめてですわ。環でございます。」わっ、私と一緒ぐらいの年齢かなぁ。なんだかかっこいい女性だわ。純ちゃんのお母さん。。。えー、似てない。。あっ、もちろん純ちゃんはおっとりしていい子だけど、環さんは、キレのいい出来る女性って感じ
もちろん、純ちゃんも環さんも、人から好かれそうなのは共通しているけど、あんまり似てないかな。。。「管理人のダイヤでございます。こちらこそありがとうございました。
さぁ、じゃあ、名古屋へ。」と、ダイヤさんは言うのですが、しっかりした感じの環さんが震え。。。
「あの。。。
わ。。。わたし。。実は子どもの頃に生き別れた母親と妹と予約したんです。再会するために。。。今回アマゾネスサンクチュアリィを。。。」「あ、あらっ。。
葉月さんから、なんとうなく聞いてはいるんですが。。。そうなん。。。ですか。。」アマゾネスサンクチュアリィは、純ちゃんという紹介者がいて、そのお母さん環さんからご連絡いただきまして。なんだか、純ちゃんのお母さんは、すっごく久しぶりに。。小さな頃に生き別れた母親と妹に会うって。。でも、純ちゃんには友達と行きたいからみたいに。。
別に言っても良かったんだけど。
舞さん、純ちゃんの彼氏のお母さんみたいだし。。。「いいですか。。。名古屋へ。。。押しますよ。。
」それは、やはり。緊張する。。。よね。ダイヤさんは。
特に親の離婚とか。。。経験はないけど、
なんにもなかったわけじゃない。。うちの親も離婚しそうになって、兄弟でみんな結束して。。両親を、止めたっけ。
幸い両親は離婚に至らず、でも。わたしは離婚した。
環さんの話しだと、突然9歳の時に母親が2歳の妹を連れて出て行き。。まるで。。入れ替わりのように。。。新しいお義母さまと、妹と一緒の年齢の女の子が家に入った。。。
うわぁ。。9歳って。。。絶対覚えてるわ、親の離婚なんて。
いまになって。。離婚する人は離婚する事情があるとは理解できたし。でも。。。わたしも。。。10歳ぐらいかなぁ。親の離婚危機があったし。あの時、親がもしも離婚してたらと思うと。。。ダイヤさんは。
わたしも。。身をもって実感したわ。
と、思いました。が、名古屋の実のお母さんと妹さんを。。。お迎えすると。。「推しますね。。。ボタン。。」ダイヤさんがボタンを押します。。。
名古屋へ。。。
全般ランキング
https://blog.with2.net/link/?2019256
