そう。。。
舞の母親の
峰はまるで、舞のウチに来て、旦那の未森がいるとまるで釣りに行くような感覚で。今回は大漁
なにかにつけて、手ぶらでは帰ることにならない釣りをワクワクする太公望だし。
釣り人か、鵜匠かチンピラか。。未森のいないところで、峰は娘の舞に、わたしが舞から着物を貰えば舞はまた新しく旦那から買って貰えるんだから、ボランティアに来てやってるんだわよ。いい循環じゃない。とわけのわからない事を言いだすしまつで。。。
舞だって得するじゃないか、損をして得を取れだよ。
わたしはあんたのお古で我慢してやってるの、母親にお古を着せているんだよ、何様だいあんたは新しい着物ばっかり着て。それだけでもありがたく思いなと不貞腐れるし。
お古と言ってもそんなに着ていないか、きちんと手入れをして大事にしているものばかりだし。
舞は商売だし、ガリガリにも、デブにもなれない。ちょうどいい具合に峰とほぼ似たような体型だし。
また、未森の前では、峰はか弱くだって。。。わたしだって婦人会でしっとりお着物を着たいんだし。舞ばっかり綺麗な着物きて。。。それならわたしの年齢で着れるものまで、これ見よがしに着ているんだから。と、舞が嫌がらせをしてるかのごとくに言うのです。
すると、経済的に余裕がある未森は、気が大きくなって。。。峰がかわいそうだ、と、舞に新しい着物を作ればいいし、落ち着いた色だから、お義母さんも着れるよ、と舞に峰に着物を譲るように言ってくるし。
着物が嫌がらせなら来なきゃ見ないんだからそれでいいのに。それでも頃合いを見計らって来ては、未森の前では、顔を見にくるのは、娘の元気な姿は親のハリになると胡散臭いお上手を言うし。
娘のわたしの顔を見て安心だと。。。
嘘つけ多分、未森の顔が福沢諭吉か次の渋沢栄一にでも見えるくせに。
こっちが病気になりそう。
年寄り扱いするとキレるし、年寄りをイジメると嘆くし。。。
もう、未森は、妻の前、妻の母親に頼られるいいカッコができてプライドをくすぐられる峰から知らない間に洗脳されているのです。
お口直し。。。
舞は、生き別れた姉さんと言う環さんとは、お互いのスマホやLINEで連絡するようになりました。
環さんも。。。最初から無理な要求をし、審査にかける母親の峰に呆れているのかな。。
しかし、手配よく物の見事に、アマゾネスサンクチュアリィ行きを段取りと負担までしてくれて。。。
亡くなったけど、東京の姑志乃さんという人は、厳しくも環さんを気に入り環さんの味方だったでしょうし。新しく来たジローの再婚相手の喜美さんという義理母は、環さんの話しだと優しくうまくいっていたみたいだしね。。。
環さんは、大変だったでしょうけど、それなりに家族からは、大切にされていたのでしょう。
環さん自身、いまも働いているらしいし。おそらくやり手のキャリアウーマンみたいだし。
しかし。産みの母親峰があんな強欲BBAとは。
まるっきり似ていないでしょうに。環さんを峰が産んだのは確か。。。
正反対の、同性グループで、絶対に友達にならないタイプ同士。。。
2歳だった
舞は、東京にいた事の記憶なんてまるっきりないし。この際、なんだか。。後妻の喜美さんという人もその緋夏さんという私と一緒の年齢の女の子も。。。憎いという気持ちは無かった。
だって、峰の仕掛けた罠だったんでしょうから、って事がしみじみなんだかだんだんと身に染みてきた。わたしも、峰に踊らされてきた。確定ではないけれど。。。わたしは。。名古屋の義理父の焔の子どもかもしれない。
それなら、馬鹿みたいに。。子どもの頃の同居の峰の亡くなった両親、特に祖母の富士に、あんたは東京の子だから、みたいに冷たくされ。名古屋の焔の子どもの剛は男の子で焔の子どもだから。。。ずいぶんと舞より遥かに優遇されていたし。
ずっと。。。遠慮してきたのに。わたしが悪いわけじゃない、わたしは東京のジローの子どもだから、義理父や、
娘を傷ものにしたにっくき東京のジローの子ども。。。峰が失敗した結婚生活の東京の婚家を憎む祖母の富士に遠慮してきたのに。
東京の祖母志乃から
また、女の子だよ、馬鹿馬鹿しい。という理由で舞を峰が連れて出たのではなく、それもあるかもしれないけど。舞が、名古屋の焔との子どもである可能性があり、
その場合、
成長してどんどん焔に似てくる可能性があるから、バレないうちに舞を東京の婚家から名古屋の実家に連れ戻したのかもしれない。実際。。。
旦那の未森は、うちの母親が再婚だと未森と舞が結婚する前に言うと。。。未森は、義理父の焔が舞の父親で、峰が義母かと勘違いしたそうで。
えー、
なんか、義理父さんの焔さんの方に舞さんが似てるかなと思って。。あ、違うんだなんて言う。。。舞は、他の誰かにもてっきり。。義理父の焔さんと似てるから、焔さんと本当の親子かと思った
なんて何度か言われたのです。確定はしていないけど。。もしかしたら。わたしは。。。本当は、焔の子どもかもしれない。。。じゃあ、わたしが義理父焔の子どもであれば、わたしは子ども時代を峰に犠牲にされ、
峰が安泰の平和な結婚生活を築く為の捨て石にされた。。。なんだったの。。なんだったの。。舞が、旦那の未森に峰を甘やかすなと言うと、未森は、うちは同居していないんだから、それだけでも申し訳ないじゃないか。義理弟の剛さんに世話になって、と、厳しい舞の指摘もスイカに塩をふるように、よけい甘くて引き立ち、舞の厳しい指摘は未森には逆効果でした。。。
舞が離れて暮らしているし、そんな冷たい事では。。。
お義母さんがかわいそうだ、と、よけいに未森の同情心を誘うのです。
生まれながらにして。犬じゃないけど、仕事をするためと、人のためにせっせと働くタイプもいで、甘やかされてぬくぬくと生きるタイプもいる。。。持って生まれた性質によりけり。。
そういうふうにしか生きられない。
峰は。。。きっとお座敷犬みたいな運命で産まれてきたのだ。気に入らないと飼い主に対してさえ牙をむいてキャンキャン吠えて。。。怒らない飼い主すら支配して涼しい顔をする。幾つになっても子どもと一緒で
甘えて可愛がられるのがわたしの仕事よ、と言わんばかりに。
未森も未森で、社交辞令でなく、じゃ、今度どこどこいきましょうと言うと、実際本当に行くタイプだから。
まぁ、そこが、未森の有言実行で良いところだとは思うんだけど。どこどこいきましょう、と言って社交辞令問題で揉める事がある。
舞も、スナック時代に、また、今度ね、とあまり好きじゃないお客様をあしらったつもりが、じゃあ、いつなんだみたいに。社交辞令を本気にされた事もあり。良いお客様なら、同伴も大変ありがたいのですが、
お客様の性格上。。粋な遊びができず。ありかたくも、こちらが頼まれて時間を割いているのに、
恩着せがましく同伴してやった、奢ってやった、食べさせてやったみたいになるのがわかっていたので、やんわり、また今度みたいに適当にあしらえば、今度って言ってたよね?
じゃあ、いつなんだ、と、問い詰められた。
舞が、予定が立ちません。わたし、子どもがいるので、用事があるし、と適当にごまかしたんだけど。
あそこ連れてく、ここはどうと言いながら全然同伴してくれないお客もいたし。
やれやれ、。。めんどくさい。お金を貰ったとて同伴なんかしたくない奴が指名してきたり。しかし。。。そんな夜の仕事の疲れのなかで。。
もう、舞はスナック勤めに疲れてやめようかと思った矢先に。。スッと。未森が現れたのです。
未森は、実に綺麗に飲み。普通のどこにでもいる容姿なものの、ナチュラルな育ちの良さを感じて。
未森とは、舞も安心してご指名をいただき同伴をしてもらいました。
今度はあそこ、ここ、と言った約束は全て守り、本当に素敵な場へ舞を連れて行く未森。こんなお店があるから次はお誘いしますよ、と真摯に紳士に。。。しかも、舞より3歳も若い。
いい年して、相撲じゃないけど、ビール瓶でブン殴りたいぐらいムカつくお客や。ジャガイモみたいな顔をして、まぁ、金があったり経営者だから。。。モデルと付き合ってる、だの吹聴したり。俺って、モテるみたいにモテたい、モテたい、みたいなモテるって言えみたいな変なのもいたり、だいたいお金を払って飲みに来ている場にいる女に公正なジャッジを、と言われても。そりゃ、ルール違反でしょ。
素敵な人もいたし、
本当に褒めさせていただき感動することもあるけどね。お金で快適や色恋、はたまた癒し。。ヨイショやお世辞を買っているのだから。。。
ホステスにモテる、という自慢のオッさんがいたけれど。それは、金のパワー。ホステスが仕事度外視して付き合ってくださいというわけじゃない。それならモテるかもしれないが。。
金の切れ目が縁の切れ目なのに。。その垣根をお互い合意して乗り越えたわけじゃないのに。金を出してしか寄ってこないのをモテると勘違いする人もいるのだ。
男というのは、どうしてこう意地でもモテたいのか、
プライベートなら呆れて口もききたくないウザいお客もけっこういたし。
通ったのに落ちないから金を返せみたいなとんでもない馬鹿もいた。ホステスから接客を受けたり時間を割いて。。どうしてタダと。。無銭飲食でもする気なのだろうか。
駆け引きや。。時には
色恋を売ったり。
ま。ホステス時代。。辞めようと思って疲れたら旦那の未森が現れた。。。
きっと。。。万が一にも環さんと親しい交流ができて名古屋に環さんが来るなら最高のもてなしをしてくれるでしょう。その場合。。。もれなく峰もしゃしゃり出てくるのでしょうが。
馬鹿みたいだわ。名古屋近郊になるけど。。。地域と四季の風情がありで、鵜飼って言って。峰が娘をまんまと利用して、女に婚家から引っ張ってくるだけ引っ張らせて、美味しいものを与えず吐き出させる鵜匠みたいな事をやっているのに。手慣れたものだわ。
今回も。若返りを褒められた峰が、舞がわたしのために女神の美容液をお土産にくれたみたいに嘘をつき、未森が、じゃあうちの母さんや姉さんにも舞、買ってきてくれないか、それから、お義母様のぶんもね、わたしが支払うから、と峰の前で言ったので、「あら、母さんは、未森からさっき、旅行時のお小遣いをいただいているでしょう、服も買って貰ったのに。。。お小遣いで買いなさいよ。」と、舞が叱ると
未森は、「そういうのは、まとめて買えば安く割引になるんじゃないの。まぁ、まとめて買えばいいじゃないか。舞の分も買っていいから。。。」めんどくさいなみたいに未森が言って、峰が「まあっ、なんて優しいの。親孝行だねぇ。。。未森さんは。。さすが、こんなキツい嫁に耐えて。。。」
なんですって呆れてものが言えない。
今回も、未森はきちんと言った通り峰をデパートに連れて行きましたし、お支度も購入しました。
買い物を終えて、峰を実家に送り、舞と未森が、家に帰ると
舞に、環から電話が来る。。。なんと、まぁ。
グーが、環のお嬢さんとお付き合いしていると言うじゃありませんか。
と、言っても、環のお嬢さんは、あの愛人の子ども緋夏さんが、実家に託した子。。だった。。確か。えっ。。どういう事なの。。。
舞は、
環さんのお嬢さんは、進学で神楽町に出ていて、アマゾネスサンクチュアリィでアルバイトした事がある、とは聞いたけど。。
タピ丘さんと、聞いたら、いいえ、うちの子は、タピ丘じゃないけど、ハリネズミは職員に何人かいる、みたいに言っていたわ。。。その1人よ、と。
たまたま、アマゾネスサンクチュアリィの様子を写メでLINEしてきた娘の写メに、環が、雑誌やネットで見る小料理屋蝶々や、そのお嬢さんとして紹介された舞の娘ココアが写っていたみたいで。。、
環が、娘に、この人、この人よ、わたしの生き別れた妹よ。と言ったら、お嬢さんが、えー
それ、環が、小料理屋蝶々さんとか、舞さんって名前を言うと。確か彼氏が、お母さんの事をそんなふうに言ってたわ。会った事はないけど、なんて言ったそうで。。。グーが、、、愛人さんのお子さんと。。
環からのLINEにしばし。。。ボーセンとする舞ではありましたが。
グーについては、俊に似ているせいか、あと、幼少期にグーの首をしめて。。無理心中をはかったのを。。。もしかして。。グーは、記憶にあるかもしれない。。のて、グーとは、なんとなく、離れて暮らしているし。。距離があるし。。。
なんだか、他人事のよう。グーの彼女と言われてもね。
昔っからグーには彼女がいて。。チラチラっと会った事は何回かあったんだけど。
なんか、目立つような女の押しが強いばかりなタイプだったかしら。キツそうな子とか。顔は可愛いけど派手目な子だとか。
まぁ。。、趣味は趣味で。。人それぞれなんだけどー。環さんのお嬢さん。。電話で話した感じ。。どちらかと言えばしっかりしてるか、真面目か。。
なんだろうな。グーが昔から付き合っていた子達とは、ちょっと違うイメージがあるんだけど。。環さんのお嬢さんと言っても、産んだのは緋夏さんよね。。。
舞は、父親の愛人の子どもで、自分と同い年の女の子。。という緋夏。。。複雑だけれど。
でも。。。なんだか、東京の姑志乃にいじめられてきたようで。もしかしたら、志乃にいじめられてきたのは、また女であり、憎たらしい元嫁峰の娘のわたしだったのかもしれない、と思いました。
家出を繰り返すほど傷ついて。お嬢さんを実家に手放すほど傷ついて。
なんだか。。。憎めないのよね。不思議な気持ちがわいてきました。環の話しだと、海外出張で妊娠を知らず出産したと周りを騙して実子にしたみたいで。
このことは。お嬢さんはおろか、環さんの息子さん達も知らないらしく。環は、舞に、大事な息子さんが、お父さんの腹違いの娘の子どもなんて。
申し訳ないわ。と、謝ってはきたのだけれど。。しかし。。。舞は、逆に、行方不明になった緋夏さん、「探してあげたいわ。なんだか。。。」と言うのです。
成人過ぎた人間が居なくなるって。、意志よね。そっとしておいた方がいいかもしれないけど。。赤ちゃんを置いて行方不明になるなんて。
行方不明に。。。そう、わたしも元旦那の俊に失踪された。
だんだんとお金に余裕が出てきた再婚前に
スナック勤めの時に俊の行方を探偵に依頼しようと思ったけど、成人過ぎてる人が家族を置いていなくなる、
というのは、ほぼ意思である。と、思うと探してもしも見つかったとして、どうして居なくなってしまったのか、が怖くて。
「あっ。。。」舞は、受け入れて貰えるかどうかはわからないものの。。。プルメリア島に行ったなら、木蓮寺に行ってみませんか、と木蓮寺の公式ホームページのアドレスのLINEを環に送りました。
それと。、、プルメリア島に行く。。舞は、フト、ホストの駿栄の事を思い出してしまいます。
ホストだった。。。という事で、深く関わらない方がいいとも思ったけど。それほど悪い子じゃない。とは。。思ったんだけど、それが命取り。まっすぐ見つめられたあの瞳に吸い込まれそうで。。。
あの子は。。。果たして。わたしを営業でナンパしようとしたのだろうか。まさか、息子ぐらいに歳の離れたわたしに。。。まさかね。
でも、非通知で、ホストだったのね、騙したのね、と一方的に怒鳴ってしまい。
傷つけてしまったのかも。でも。。。わたしは。。
年齢もきちんと言って、人妻とも。言って。
本気になる方がおかしいのだ。舞はそう思ったのだけれど。
舞は、駿栄の連絡先をきちんと保存していたのです。
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2019年12月28日
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