ガヤガヤ。。。っと、バブーン母娘は、木蓮寺について、あれこれ次々ギャンギャン、文句を言っていましたが。。。
まわりは。。あの人達の言う事だから。。みたいな感じで。。あー、ハイハイ。、
みたいに。。しょうもない人達よね。
愚痴をマトモに聞きませんでした。
舞は、ふと。、。バブーン母娘を。
あの人生相談で、そんな人達だから、なにかきつい事を言われたのかもしれないな。あれは、言われるに決まってる。。
というか、あんな性格の人が、あそこは辞めろみたいに言うと、よけいにじゃあ、行きましょうってなるのよね。
そう。あのような素晴らしい空間。。木蓮寺を鑑賞散策する事は、。素晴らしいもの。、
しばらくして、ニコニコとココアが帰ってきました。その笑顔を見て。。舞は、あら。。。よかったー。。でも。
ココアを預けて。。。息子より若い男の子と。。なんだか胸が痛むような。。。バックの中の。。。駿栄の連絡先。。
ココアは帰りたくない。とぐずりましたが。。今回の旅行が、よほど楽しかったんでしょう。。だけどー。。お昼から、ピースとグーとお約束でしょう、と。。言うと、目をキラキラ
ああ。。現金な物だわ。この子。。ココアはぐーが大好きなんだしね。。女というのは、ミーハーに、ライブとか、アーティストとか、かっこいい先輩とか。。
自分好みの男性にキャーきゃあするのが大好きです。ファンクラブというか追っかけみたいな感じで。。わたしも、、、俊を。。で、抜け駆け。。男性より、女性は、自分がいいと思った異性じゃないとダメみたいなところがあるからかも。。。
今回のココアとの
旅行にしても、帰りたくないみたいな事を言われるというのは、親にとって大変栄誉な事です。冥利に尽きるわ。早く帰りたいつまんない、みたいに言われるよりね。
親が子供にしてあげられるのは、旅行や、子供のうちにステキな思い出をわずかな時期に一緒につくってあげる事だ、というのに舞は、気づきました。それが、子どもにとって、どんなに影響があることか。。
舞は。、、、かと言って
ピースやグーは、ほとんど放置してしまった、だけどー。。あの頃は、舞自身が、死ぬぐらい切迫していて。誰も助けてくれなかったし。舞の母親の峰は、自分が離婚して舞を自分の実家に住まわせ出戻りをしたくせに、舞には厳しく。。俊と十代の時に妊娠して勘当されましたし。。
俊と離婚した時も、そら見たことかと怒るばかりなり、で、全く助けてくれませんでした。旅行なんて。。。峰の再婚相手の旦那。。。腹違いの弟剛の父親に気を使い、どこへ連れて行ってもらった。。とか、楽しかったという思い出がありません。
確かに。。。旅行には、
きっと行っている。。剛には甘いから。。だけどー。。記憶に残る事がないの。。。
上辺だけの舞の実家。。。舞はいつもひとりぼっちだった。峰の出戻り実家。同居してくれた峰の再婚相手。。。峰の今は亡き両親、舞の母方の祖父母は、同居してくれた峰の再婚相手を大事にして
男の子、剛が生まれたから跡取り剛をかわいがるし。しかも。。舞の実の父親、東京のジローは、悪い奴になっていて。祖父母からしたら、舞は悪い男の子ども。。。だし。。
峰にも、祖父母にも可愛がって貰えずに。
親が、子どもの子ども時代に大切な思い出をつくっていく大事さ。。。
だから、そんな事にもなかなか気づかなかったんだけれど。ココアの幸せそうな顔が可愛くて。胸に染み入り。。
アマゾネスサンクチュアリィからの。
帰りしな、ご挨拶と、葉月さんから
お土産に、プルメリアのブリザードフラワーのついたチョコレートの包みを受け取りました。「また、いらしてくださいね。ありがとうございました。元気でね、ココアちゃん。また来てみんなと遊んでやってね。」葉月がそう言って、小学生組が見送りにやってきました。
バイバーイ。ココアも泣いていました。ママ、また来たい、。。舞はありがとうございました、とお辞儀をし、また例の三人組のウサギさん達と一緒にダイヤさんの運転するリムジンに乗りました。
「船の時間がありますので、お先にプルメリア港から送らせていただきますね、」とダイヤさんが言います。そうそう。。。あの子達、ウサギさん達は、木蓮寺に向かうんだったわね。
バイバーイココアは、追いかけてくる小学生組にいつまでも手を振り続けました。。。
木蓮寺では。。。ベルモが、ゾクゾクっと。してきました。また。。今度は誰かに恨まれているような感じで。もうヤタヤダきっと。。。あのバブーン親子かもしれない。。デブだの、デブがアヤシイだの。。
幻覚というか、バブーン親子の被害者に身体を乗っ取られて。わたしの霊能力と相まって。天罰の術という地獄を見せる魔術を下したけれど。。それにしても。。昨日は、いろいろドタバタドタバタと。。ハプニングが、ギュッと凝縮されて。。密度の濃い1日でした。。。万が一の時には呪い返し。。みたいな事を。なんだけど。。
今日は、木蓮和尚は、人生相談を入れていないようです。まぁ。。。それにしても。。木蓮和尚は。。。ピンクの車って。。意外にも女の子みたいにピンク好きで。人は。誰でもさりげなく好きな色ってあるものよね。わたしはどうかな。。。
ピンクも好きなんだけど、うちのチワワの二人、ミーナとココナも好きなんだけど、そう言えば。。。昨日の舞さんも緑が好きで、エメラルドグリーンのワンピースで、イブニングドレスも緑。。。なんだって。ラッキーカラーなのかな。。。
とりとめなくそんなどうでもいい事を考えてみたり。、、
今日も、なんかあるのかなー、なんて。、考えるべくして。考え。。。今日も生命の女神の井戸にはミネラルウォーターを汲みに近所や観光の人達がやってきます。木蓮寺。、お寺では十人十色千差万別ないろいろな人がやってきます。。
万華鏡の様な人生模様と言ったら綺麗すぎ。。。事実は小説より奇なり、として。いろいろな人に接するのはとっても勉強になる事ではあります。ただですら、抹香臭い。。本当に子どもなのー。と言われているベルモ。。
おそらく小さな頃から、人生の苦渋をなめた人々がお寺にやってきて聞くともなしに耳に人生相談が入ってきているからなのでしょうか。
無意識の刷り込みを多大に受ける。。
環境というのは恐ろしいわ。特に。。幼少時代、親元にいざるをえない時に。。この親元の庇護の時代に、ベルモは、抹香臭いとは言え、
たまたま、裕福で優しい木蓮寺に引き取られるご縁があったものの。それに感謝いたしまして。どうにもならない子どもをなんとかしたい、そういうプロジェクトに携わっ行きたい希望はありました。ベルモが入っている、ネットの心理学サークルや、お坊さんシンポジウムに出かけてみると。。。
だいたいの相談者が相談するうちにだんだんと話が親子関係になっていくのです。人間関係の源泉なのでしょう。バブーン母娘も、母が娘に甘いからどっちもしょうもない性格になってしまいましたが。。。
昨日の舞さんも。。母親がなんにもしてくれないせいだ、とか。母親が、弟ばかり可愛がってと。。で、青い鳥症候群みたいに、ないものねだり。。いくら恵まれても恵まれても恵まれても。。これでもかというほど与えられても。。なんか、中心が欠けているのよね。
それに。。。舞さんは、自分も、再婚相手との男の子、ココアちゃんのお兄ちゃんを。自分とおんなじように、ココアちゃんだけ可愛がってる。。。虐待する人は連鎖する、じゃないけど。
木蓮寺にやってくる
相談者の中には、ヤバイかなぁ。。このままじゃ、子どもが可哀想という相談者もかなり多いけど
そういう親はほとんどが、
本人にも原因がある事が理解できていません。
それもあって、ベルモは、木蓮幼稚園の子どもを預かる立場もあり。。子どもを救うプロジェクトを進めたいと思います。
相談者者の中には。。。
自分が、子どもを親に預けて遊び歩いといて、母親が他の兄弟ばっかり可愛がっていた仕返し、みたいに言ってのける人もいるのです。。。
で、自分には冷たかった母親に。。そんな人によく、信頼ない人に平気で子どもを預けて自分は遊んでいるのです。自分もおんなじ事をしているのではありませんか、あなたは親を反面教師にすべきです、されて嫌なことはやめなさい、
と、木蓮寺の和尚が叱ると、じゃあ私だけが損なんじゃないですか、とのたまう。で、母親は、孫には甘いですからいいじゃないですか、とキレたり。。あげく、娘が太ったのは、母親が甘やかして菓子ばっかり食べさせて
みたいな母親の悪口を言うとかね。じゃあ、預けるな、面倒見てもらってるくせに、ってムカつくんだけど。。余談だけどもデブの話題を出されるのもネタにされるのも腹立つけど。。。なんでもかんでも、人のせいにしかできない人っているのよね。そんな親に育てられた子どもって。。
ベルモは複雑になります。午後から、幼稚園を覗いてこよう。
すると。。。
あっ。。。あれは。。。キャーキャー、人が言っているので、あら。と、不思議に思いましたら、
木蓮寺の表に、白いリムジンがスーッとやってきて止まりました。あっ、あれは、葉月さんの、アマゾネスサンクチュアリィのリムジンだわ。、。確かダイヤさんが運転している。。。と、思ったら、ダイヤさんが颯爽と降りてきて、助手席のドアを開けて。。
一礼すると。。。
中から、初々しい、可愛らしい若いウサギの女性達が、ありがとうございました、と降りてきました。
まあっ。。。あれでこそ、アマゾネスサンクチュアリィのお客様よね。無理矢理宿泊権利をぶんどったバブーン母娘には苦い思いだったけど。。。
ウサギさんの三人は、スマホで、木蓮寺をパチりパチりキャッ、キャッと喜んで撮っているようでした。
ベルモが、蓮池の近くにいましたので、その三人のうちの、一人。。シルバーのウサギさんが、二人に何か言って、ベルモの方にやってきました。
ハスの池のほとり。、
。
「うわぁ。ここにも、ハスの花が咲いているんですねー、キレイ」と、近づいて来たシルバーのウサギさんが言うので、「あら、ハスはお好きなんですか、」とベルモが言うと。。。
その、池に身を乗り出したハスの池を撮ろうとしたウサギさんが、スマホを落としそうになり、あっ、アブナイ
ベルモがすっと、ウサギさんの身体をささえてシュルッと腕を伸ばして、スマホを受け止めました。ホッ。
「す、すみません、すみません私ったら。。あの、本当にごめんなさいね、」とウサギさんが謝ると、ベルモが
「いいえ、ご無事でなによりでした。お腹の赤ちゃんにも気をつけてあげてくださいね、あなたらひとりのお身体じゃありませんもの。。。」
「えっ。。。」お腹の赤ちゃん、ウサギさんがびっくりします。。ウサギさんは、希望。
ベルモも、お腹の赤ちゃんという言葉を自然に口をついてあふれ。。自分で言ってびっくりしてしまいました。
思わず、。。ベルモと希望は、顔を見合わせて。。。
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2019年11月30日
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