ベルモ、ベルモ。
ベルちゃん。
また、誰なの?イリュージョニスト。。。プラチナイリュージョニストドリーマー。
声だけなんて。。。海底宮殿プラチナイリュージョニストドリーマー
なんて、幻の幻想の都市伝説でしょ。見た人がいるなんて。夢でも見たんじゃない。
そんな、おとぎ話か都市伝説か。
おとぎ話でも都市伝説でもないよ。ほんとうにあるのさ、海底宮殿は。世の中は、おもしろい。まだまだ
ベルモのらしらないおもしろい事だらけ。
こちらは。。。月
月のサナトリウムウォーターサプライ。
大理石のテーブル。
フッカフカの方ソファーに、良い香りのするハーブティが入れられてきました。
事務員さんらしき小柄の宇宙人が、クッキーを持ってくると、
ぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん。。マイクロビーンズのチワワとウクレレが、飛びつきそうになり、ルッコラもベリーは、必死で抑えました。
「あら、可愛い。」スタッフの宇宙人はニコニコすると、
「甘いものを食べて生きているんです。この子達は。」ベリーが言うと、
クスクスcouscousと、スタッフが笑うと。スタッフは、待って、と。
言って、チョコレートの缶とクッキーの袋を持ってきて、チワワとウクレレにあげました。
チワワとウクレレは、競い合うようにぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょんぴょん、スイーツの取り合いをしてます。
「ま、まあっ。ありがとうございます。」ベリーが頭を下げました。可愛い生き物というのは特です。
可愛い、それだけで癒され
勝手になんかしたくなり、チヤホヤチヤホヤ。
ま。葉月なんかも、そうやって甘やかされて生きてきましたが。
ムーンキングダムは、ヴィーナス達ベルモ支援集団の前で頭を下げました。
「ベルモさんは、葉月さんが、直接輸血してくださいますようで、まずは、大丈夫、峠を越えると思われます。」
「せ。。。先生いったい。いったいどうなさった、というか、葉月どうしたんですか。」ルッコラが言います。
「葉月さんは、極めて稀なケース。。。極めて稀な細胞をお持ちです。
彼女は、宇宙人地球、血液型関係なしですべての生物に輸血できます。
しかも、それだけではなく個別体によって、ガンやエイズ、その他難病に効果あったり、治療に役立ちましたり、寿命をのばしたり。。アンチエイジング効果など、効果がない場合も最低限、輸血にはなります。。」
ほーぉ。。。一同は信じられないと。、、
「それで、私たちは、医療学界チーム、葉月さんに細胞をコピーする許可をくださいと、頼みました。葉月さんも、世の中に困った人の社会貢献、医療の大きな進展進歩になります。葉月さんも、権利収入が得られますし。」
ところが。。。ところが葉月は。細胞をコピーするのを拒否。
葉月さんは、我々医療界、その他権力者から目をつけられています。しかし、葉月さんは拒否。
悪質なものも葉月に賄賂を渡そうとして、葉月に突っぱねられています。しかし、悪質なものは、万が一葉月を殺害したら細胞も死ぬし
葉月を拉致したり乱暴をして怒らせたらそれこそ一切の取り引きはもうそこで、それまで。葉月が、細胞を解禁しても、その人は、断絶されます。
葉月は、宇宙警察署に万が一細胞について、トラブルなことがありましたらと既に申告を済ませています。
葉月許可を得なければ、勝手に細胞を使えば
逮捕や懲役、資産没収、葉月さんの意思によれば処刑の場合も出てきますからね。
悪質な金儲けに細胞を勝手に盗まれたと知れば葉月は処刑を望むかもしれません、
と、葉月の細胞は欲しいが葉月にびびっているのです。
葉月は、おそらく悪質な金儲けや犯罪行為に細胞を使用したら、犯人を処分処刑にするでしょう。
葉月は、生態系が乱れるので、自然の法則に従わない事は拒否。
そこにいた葉月さんをよく知ったものは、葉月さんの極めて倫理的かどうかはわかりませんが、道徳的な考えにひっくり返りそうになりました。
生態系とか、うんぬん、あのパッパラパーコが。
もう、キツイ殺虫剤でもシューって強烈にふりかけられたゴキブリみたいと言ってはそこにいる人に失礼ですが、そんな感じです。
まさかの葉月の意外な
思慮深さにひっくり返りました。
葉月は、
あたしが、特殊な細胞を持っていてもね、身内は、まず、そうではないと思う。突然変異で
遺伝なし。と、証明された、
すなわち、
葉月は、身内のものに手を出したものや、身内に媚びつきまとう迷惑行為を行うものは、即訴えますからね、覚悟をおし、
と。身内を守るための対策まできっちりしていたのでした。
まさか。。葉月が、ベリーやルッコラやきょうだいや、
ヴィーナスミリオンベルモの事まできちんと考えていたなんて。
さっきから。さっきから。白昼夢でもみんな見ているのではないかと、ぽかーんとしました、
ベルモが助かる可能性が高くなってきたと聞いてよけいに。安心反面。不思議な感覚に。。
ちょっとおーげさな。だけど。。能ある鷹は爪を隠すじゃないけど。
ひかえおろうの水戸黄門さまじゃないけどね。。ちゃらちゃらのパッパラパーの葉月が。。。実は。。。
「騙していたのかしら。あの子は。」ベリーがボー然としています、しかし。。。
「あなたは、葉月さんのお母さんですね、葉月さんが、そんな細胞になったのは、おそらく三人のお子さんを、妊娠して出産したから
体質が細胞が変わったと見られますね。だから、騙したわけじゃないですよ。目覚めたっていうのかな。細胞がね、」ムーンキングダムがはっきり断言しました。
おそらく、お子様の
お父様、妊娠したパートナーの組み合わせが良かったんでしょうね、運命的っていうのかな。
子供を産んでは天才、才能豊か、活発で自立した子達。
おまけに、細胞がそのおかげで変化した。
子どもを産んだだけではない、葉月さえその気になれば、医学の進歩。
社会貢献も、金も産んだことになる。
旦那が行方不明になって、健康的だった葉月がどっかおかしいかもしれないと。
病院へ行き、異常なし。おそらく旦那がいなくなり精神的なものかと、
そんな時。たまたま病院に、瀕死のおじいさんが運ばれてきた。金星人の白犬混じりのおじいさんで、交通事故だと言う。
聞けばおんなじB型なので、葉月はかわいそうになり、自分は、若いしさっき異常なしと検診を受けたばかりだし、で。輸血をしてあげた。
葉月もチワワの血が濃い金星人だし、
B型だったので輸血はできた。
ほんと、なにげなしに、
葉月は、盲目のダイヤさんを気遣うように、困った立場の人に寛大で、弱いフシがありました。
ベリーなど。わがままでプライドの高いものに関しては、反発したりやりあったり。
ところが。。。
輸血をしたおじいさんが、ピンピンして、なんと、70代ぐらいから五十代ぐらいに、二十歳ぐらい若々しくなったのである。まるで、よくある美容効果の高いほうれい線やシワがなくなるみたいな広告のように、身体もハリが出てきた、
これは、さっきの女性の血なんじゃないか。今までこんなことはなかった
念のため、精密検査のデータなど葉月の検査や血などをドクターは調べた。。。
すると。。。
なんなんだろう特殊な細胞らしい。すぐに、詳細研究所に送られて。。。
輸血された、おじいさんは、元気になったんで帰るーと、言いだしました。
しかし。なんかあったら、と三日間は止まりくださいと言われ、検査も兼ねてしぶしぶ。。。
葉月にも、連絡があり、もう一度、病院に来てくださいと言われ。まさか、
病気が見つかったと。。。焦りましたが、
病院へ行って、自分の細胞が、特殊な万能薬みたいな効果があるかもしれないと言われて
しかも、白犬金星人のおじいさんは、大地主さんで、身内が見舞いに来ず、あんな大事故でおじいさんは死んだろうと、
身内が遺産相続の話しをしていると、秘書から連絡がありました。もともと身内との争いに悩みこれからどうしようと考えて事故に遭いました。
葉月さんのおかげで元気になった、だからお礼がしたい。すっかり元気になった上に、若々しくなったおじいさん。
内緒で、自宅に帰ってやったら、なんと遺産相続で身内が大げんかしていたのです。
情けない。実に情けない。。もう、交通事故で、白神会長、その大地主のおじいさんがしぬばかりと皮算用していたのです。
ところが、その場に白神会長が乗り込み大騒ぎになりました。白神会長が、元気に若々しい。
死んで五十代ぐらいの若さで化けて出たのかと思い込まれました。
葉月は、白神会長を救ったのです、なんと白神会長は、ガンが治った後がありました。本人がガンだと気づく前に治っている。これは、
詳細検査し、やはり。
葉月の輸血のせいです。
お家騒動に嫌気がさした
白神会長は、大恩人の葉月に、後継人として会社を引き継いでくれるように頼みます。
しかし、葉月は、いやだと言いました。そんなつもりで輸血したんじゃない、冗談じゃないからね。ところが、白神会長は、なかなか葉月のヘッドハンティングを諦めません。
何度も何度も頭を下げます。。。
2019年09月09日
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