ベルモが、交通事故。。。
華やかに宴を催し。
笑〜のご招待を受けた翌日。
日曜日、お昼過ぎに、ベルモは木蓮幼稚園が休みなので、
お昼ご飯の後に、チワワ2人
ミーナとココナを、濃紫老婆とともにお昼寝をさせてから、
幼稚園の書類整理をしようかと思ったけれど、急ぎの要件はないし、
あまりにいいお天気なので、お庭の手入れや境内のお掃除を済まそうと
外に出ました。
今日も、
木蓮寺の参拝客、観光客。御朱印やお守りを買う人々。。美しい境内の鑑賞や、生命の女神の井戸に水を汲みにきた人々。
木蓮寺は木蓮寺というだけあって、不思議な事に年中通して
常夏なのに。。。
木蓮が咲いている。
これは、大昔から、お寺をはじめる森沢家の先祖を祝福して福の神が、年中木蓮の花が咲くように魔法をかけてくれました。
まるで。。。それが、名前をリアルに表す
木蓮寺の看板みたいに。。。
木蓮の花盛りを見にきたり、それに集まる蝶々や、幸せを呼ぶ青い蜂。。。木蓮寺の木蓮の蜜が大好きな
オヤツに来る
ブルービーを観に来る人々。。。
スマホ、インスタ。。。木蓮寺はフォトジェニックな空間かつ、パワースポットでもあり。
特に花の名前や、結婚式、お寺の婚活イベントがあったり、恋愛、結婚、ご縁結び寺でもありました。
そんななか。。。
ベルモが、道路側の掃き掃除をしていると
マルチーズのちいさな男の子。。ちょこまかちょこまかベルモの周りを。。ミーナやココナより小さいだろうマルチーズの男の子は、ひらひらと
目の前を飛び回る美しいブルーの蝶々に夢中になって追いかけて。。。
両親らしきマルチーズは、周りには、見当たりません。あっ、きっとお喋りや、写真やら、夢中なのかなぁ、探してあげようかな、と、
ふと。。。思った時。。。蝶々がお寺から道路側にヒラっと軽やかに舞い上がり
男の子も、蝶々につられて。。道路に飛び出してしまいました。
アッ、アブナイっ
ピュンっ。えー
キキキキキキキーッ
ドンっ
ベルモは、
アブナイっと思った瞬間飛んでいました。
フワリっと、飛び上がった。。。と思うと、走ってきたトラックにぶつかり、腕はシュルッと長く伸ばして、マルチーズの男の子をだっこして、
男の子だけは、道路のあちら側に避難させました。
飛び上がった。。。薄々ヴィーナスが、ふわっと飛び上がっているみたいな事を公式ページで見て、
ミリオンとベルモは、自分の腕がシュルッと長く伸びるのを、知っていましたしやってましたが。
まさかまさか。。。
もしかして。ヴィーナスが、飛べるんなら。
自分が飛べるだ、なんて。まさかの。
キャーッ。。。木蓮寺に悲鳴があがります。
マルチーズの男の子を腕を伸ばして避難させて。
トラックに跳ねられだベルモは、しだいに意識が遠ざかります。
あっ。。。あ。。あたし。。飛べた。。
でも、その、初の試みな飛ぶ、が。交通事故現場って。。。
ね。。?あー。。バカね。。でも。
あの、、あの男の子はどうやら助かったみたい。。あー、よかった。。
ベルモの意識は途切れてしまいました。
さて。。?
「そう、孫が。。。孫が大変なのよ、先生、悪いけど。。今日は臨時休業の張り紙お店の前に貼っておいてちょうだい、ね、ね。」ベリーは、金星のほとんど毎日
スナックキャラメルリボンに来る
大富豪の常連さんの先生に、事情を話して頼みました。
昨日土曜日は、笑〜のご招待にてキャラメルリボンは臨時休業。
ヴィーナスんちに一泊してお昼過ぎグリのUFOで送ってもらい、夕方から
さ、今夜も
通常通り営業のつもりでした。
ところが、しかし。。。ちょうど南風で、最後ランチしてお別れ。。というタイミングで、
ミリオンから緊急連絡がありました。
なに言ってんのー、ミリオン。
あたしたちは、ぶつかっても、グミみたいにぷよぷよって跳ね返すんじゃないかしらね、
と、ヴィーナスは、最初イタズラで電話してきたミリオンがからかってると。。思ったんですが、
わざわざ
ミリオンが、悪ふざけな変な悪質な冗談を言うわけないじゃん。
どうも、ベルモを跳ねたのは運が悪くトラックで打ちどころも悪かったらしく。乗用車なら、打ち身程度だったかもしれませんが、
大型のトラックでしたし。ルッコラが、みんなのお会計を支払いを済ませると、
ミージイサンが恐縮し、あの、お気遣いを。、。と、言いましたが、いつも、孫がお世話になってます。今日は楽しかったですから。
また、私たちもこちらにきますね。
と、ミージイサンにごちそうし、ルッコラは、ミージイサンと握手しました。ミージイサンは、「ベルモさんのご無事をお祈りしてます。ごちそうさまでした。」
ベリーとルッコラ、ヴィーナス、福ちゃんシュナ坊は、ベルモが搬送されたプルメリア市民病院へ、グリのUFOで、駆けつけることにしました。
いちおう、マリリンとカルモダンは、笑〜のご招待のあと、神楽町首都圏に泊まり、自分達でぼちぼち帰るからと、昨夜お別れしましたが、
ベルモの事故を一報しておきました。
ベルモ、集中治療室。。。
プルメリア市民病院へ。。。
もしかして、輸血が必要かもしれない、森沢家は濃紫婆以外はみんなO型で、
O型だから。。。
B型のベルモに輸血できなくはないが、ベルモは宇宙人B型なので、人O型からの輸血は、難しいかもしれない。
桑田さんもB型だし、ミリオンは宇宙人B型なので、ぜひ輸血を、と。
ヴィーナス達の家は、ほとんどB型なので、それならば、進んでベルモに、という事になってきた。
輸血の場合は、ベルモと同じ、
宇宙人B型から優先的に輸血を。。。しかし。しかしながら
同じ血液型であったとしても。。
宇宙人の輸血は、大変難しいという事で。
覚悟はしておいてくださいと宣言されて。
ベルモ、ベルモ、ベルモ。。。
ベルちゃん。ベル。
あなたは、だぁれ、どうして。
どうして私の名前を知っているの
海の。。。海中宮殿。。。プラチナイリュージョニストドリーマー
プラチナ
イリュージョニストドリーマー
プラチナ
イリュージョニストドリーマーなんて。
それは、昔昔から。。。プルメリア島の付近の海底に蜃気楼のように現れると言う
見たものはごくわずかな海底宮殿。。
だから、夢でも見たのではないかと。伝説の海底宮殿プラチナイリュージョニストドリーマーは。。。
海底で
ある者がそこで見たからと、改めて同じ場所をまた潜ってもただの海中で、
宮殿どこにもなくて。。。だから夢か幻の蜃気楼と言われている、
プラチナイリュージョニストドリーマー
ベルちゃん、ベルちゃん。
大きくなったね、ベルちゃん。
大きくなった。。おーき
子供に褒め言葉のはずの、大きくなったね、は、ふとっちょベルモにはグサっとくる。
プラチナイリュージョニストドリーマー。。
そんな、海中宮殿があるなんて。
それって、おとぎ話。
夢、幻の都市伝説でしょう。
プルメリア島の
見た人は夢が叶うだの、幸せになるとか。都市伝説よ。。。
イヤイヤ。信じてごらんよ。
とにかく。。。確率はポジティブに掛けて。
ヴィーナス一家、全員宇宙人B型。ミリオンも。ドクターは。。。同類でも難しいが、
やらないよりは、とすぐ輸血をとヴィーナス一家が言うと何人かいたうちの、ひとりのドクターが、
ハッ、と気付いて。
「この子、宇宙人だから、月のリハビリステーション付きのウォーターサプライの病院に運んだ方が手術はうまくいく可能性がでてくるかも。」
宇宙人の手術はかなり難しく。以前も、月のウォーターサプライへ運び
命を取り止めた宇宙人の例がありました。
ウォーターサプライには、グリのUFOと同じ一瞬でワープ可能な、最新型UFOの救急車スプラッシュシールドがあります。
なんとも。
ウォーターサプライは、施設地球生命体も入院可能に空気が充満しているほどですから。
お金は幾らかかってもかまいませんから、月がベストならそうしてくださいと、
ヴィーナスは、言いました。
緊急を要します。ベルモは、すぐに連絡したウォーターサプライの救急搬送、UFOスプラッシュシールドで救助搬送され、
グリのUFOで、森沢和尚夫妻と、ミリオン、ヴィーナス、シュナ坊、福ちゃんベリー、ルッコラ、とすぐに後に続きます。
たくさん押しかけてもと、
桑田さんは、ひとまず地球に残ることにしました。
ミーナや、ココナ、濃紫婆は昼寝して目覚めていなくて。
起きたら大騒ぎでしょう。。。知らせず置いていく事にしました。
ウォーターサプライ。。月のサナトリウム。
地球生命体も暮らせる最先端技術の病院付き。。。
「騒がしいわね。どうかしたのかしら?」
屋上からの暗黒草落下の件で、
宇宙警察署から、また、ウォーターサプライに
事情聴取後戻された葉月と盲目のカモメダイヤさん。。。
ダイヤさんを部屋に送ろうとダイヤさんの手を引いたっこときに
バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ。。。
緊急搬送らしきベッドとすれ違いますが、
あ、アレ
気を失って酸素チューブをつけられた宇宙人らしき子が運ばれて
あっ、少し青白いけど。。、レモンイエロー。。。あれは、
あれは、あのベルモって子供じゃ
まさか、まさか?まさかね。。。
なんでこんな、あのおデブが
「どうしたの葉月さん」ダイヤさんが、葉月に話しかけると、葉月は。。。
「どうも。。。知ってるような、似たような。。ちょっとだけ待って、」
葉月は、近くにいたドクターに、あの子はどうしたの、知ってるこに似ているんだけど、
と、聞いてみました。
ドクターは、なんでも、金星人で地球での手術よりこちらの手術の方が成功する可能性が高いから、こちらに搬送された、と。
地球に住んでる金星人のデブ。
やっぱりあの子
と。。。あっ、、庭にスーッと見覚えのあるスプラッシュシールドが、あらわれたかと思うと。
ぞろぞろ、知ってる顔が出てきて。
「ハ。。。。ハズ」UFOから降りてきたその集団の、ベリー、ルッコラ、ヴィーナスは、葉月を遠くに見つけると
思わず、大声で叫びました。
なんで。。。なんで、葉月が
なんで葉月がこんなところに???
葉月は、サーっと消えダイヤさんのところに消えてしまいます。
「ま。。。ま、待って、待ちなさい、ハズ、」
みんな、なぜ葉月がと、ボー然わけがわかりませんが、それより今はもう、ベルモの容態の心配が優先です。
大問題だけど、後回しに。。
ダイヤさんの元に戻った葉月。ダイヤさんの手を引きダイヤさんの病室に連れていきました。
「どうだったの、葉月さん。、」ダイヤさんが言うと、
葉月は、「ベルモの奴だ。」
「ベルモ」
「あたしの産んだ子のひとり、どうも亡くなったわけじゃなくて、木蓮寺にひろわれて坊さんやってるみたいで。。。
その子。交通事故の手術で地球から搬送されたみたいで。」
その時、ダイヤさんの顔が真っ青に
「は。。。葉月さん、葉月さんの赤ちゃん、大丈夫だったのね
木蓮寺??ベルモ?ベルモちゃん。。。」
そうだ。。。私が、無理心中に失敗して病室に運ばれてきて
ボランティアの木蓮寺の木蓮和尚と、小坊主さんがやってきて。。。
木蓮和尚は、小坊主さんをベルモと呼んでいた。。。
ベルモ、あっ、僧籍は大福だったなー、と。
じ、じゃあ。。。あの、赤ちゃんは生きていて。。。助かったんだ。
助かって、よかった、ジワリ、ダイヤさんが涙ぐみ。。。
助かった、、、んだけど。
あたしは。。
木蓮寺、小坊主、ベルモ。。。
あたしは。
ボランティアでお見舞いにきてくれた、
木蓮寺の小坊主、ベルモちゃんの目の前で。。。
生きている赤ちゃん、本人を、イヴァンさんが流したって。。。
言ってしまった。
2019年09月07日
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