いつかどこかで。。。確かに。。。ルナさんが目覚めましたが、そこは自分の病室でした。。。ルナさんが目覚め。。。
担当のドクターが、心配そうにルナさんを覗いた。。。
「先生、先生あたし。。。知ってる人を見かけたかもしれないんです。
あたし、あたしどれぐらい眠っていたんですか。。。」残念ながら、とっくに夜の帳が下りている。。黄昏てから。。かなり時間が経過して。、
入院した患者さん、って感じではなかった。。。お見舞いの面会か、看護師や介護士さんの見学か。。。はたまた、軽い通院かたまたま検診にきたなり、
健康そうだった。。。
、
「ルナさんが倒れたと、それからもう２時間は過ぎてる。。いや、それ以上だ。。
ルナさん、ルナさんが知ってる人を見かけた
ルナさんは、その人を見たから倒れたの
」「いヽえ、。、
そうじゃないと思います。
そう。。。そうじゃないと。思いますが、、、でも。世代も種族も全然違うし、。
」何故なんだろ。なぜ、全然関係ないような。。。自分の子供ぐらいの。。なぜ、ルナさんが倒れたのでしょうか。心中未遂の後遺症もあるかもしれない。だけど
潜在的に。。。潜在的にその見かけた知り合いらしき人を知っているならば。。。
なんかのショックで、
ルナさんが倒れたのかもしれない。その知り合いを見て潜在的に打撃を受けた。。。
知り合いを思い出して、ルナさんが手酷い救いようのない傷を負う可能性もあります。
なんせ、ルナさんは、おそらく心中未遂の、プルメリア島の居なくなってしまった
盲目のカモメ、ダイヤさんの片割れの、
イヴァンさんと見られる可能性が高いから。
はっきりそう判断しようにも、だいや
と、言う事は、ルナさんが心中未遂をし。死にたくなるほど、な心境だったのでしょう。
満身創痍、。
ドクターは、ルナさんが、
記憶を取り戻すチャンスと同時に。。さらに深いところまで踏み込んで立ち直れなくなる問題が浮上しました。。。
「若いタコの可愛らしい男の子でした、ハタチか、それ前後でしょうか。。。私はあの子に見覚えのある。。。なんだかは忘れましたが、、、重大なこと。重大な問題で。。。う。。ウッ。。
」そう言うと、ルナさんがまた気を失いました。。。ドクターは、ルナさん、ルナさんと呼びかけて見ましたが。。。おそらく。。おそらくその知ってるであろうタコの可愛らしい男の子。。。
思い出したら、、、なんだか痛手になるのか
催眠術のように。。。ヒプノセラピー、心理学者、精神科医の先生に相談しようか。
担当のドクターは、とにかく、ルナさんを休ませて、タコの可愛らしい若いハタチ前後の男の子が、まずは、この病院の入院患者に該当するかどうかをリサーチしよう、
それから、おそらくルナさんが倒れたのを発見してもしかして、そのタコが、看護師を呼んだ可能性がある。その、看護師に話を聞いてみよう。。
さてさて。。。金星では。。やはりと。
葉月がクダを巻き、怒ってインベーダー氏、マンゴドラのビールを散々飲みまくって店から出て行きました。
マンゴドラは、どうもお金持ちの紳士らしく苦笑するだけ。
あの、うちの娘が失礼を、サービス致しますと、ベリーとルッコラが丁重に謝ったものの、マンゴドラは、「男に二言はありません。飲め、飲めと煽ってしまったのは、わたし。
」と、支払いを譲りません。奇妙な稀かもしれませんが、自分が奢らないと気が済まなかったり、奢って気持ちいい性格の人もいるようです。ご馳走好き。。
あとは商売や会社やってて、経費の領収書が欲しいとかね。
常連さんのだいたいキャラメルリボンに来る
先生も、奢らないと気が済まない性格ではありますが、この、インベーダー紳士、マンゴドラ氏もなのでしょう。。。
お金に関して。詐欺や、金目当て。
だらしない借金癖やケチには呆れますが、世の中には、お金に綺麗できちんとした人も実に多いものです。
領収書がくるとすぐ支払わなければ気が済まない人や、先払いじゃないと気が済まない人も。。。現金でピシッと支払って気持ちいい人や。。。
鬱陶しい勧誘に、誰々さんには、ローンも大丈夫ですよー
とけしかけられると、わたしはローンは、生理的に受け付けず気持ち悪いので、
完全に支払い切ってないものに手をつけるとは
と、おーげさにビックリして。
と、ピシャリとあしらう人もいるのです。
もちろん、ローンで買いたいものは、買いますが。
超高級クラブ。
クラブキャラメリゼほどではないにしろ、
スナックキャラメルリボンは、ある程度は、裕福なお客様層で
客層が良いため、お金の話が出てきても、
お客様が、金払いが良く
信頼されるから、変な会社に目をつけられたりしますが、、お金を持ってませんだとか、借金で大変だー。
と、嘘をついて変な会社をからかうのが楽しいそうです。
お金払いが良かったり、信頼がおけると、逆にあてにされたり狙われたりします。
しかし。富裕層は、お金目あてで寄ってくる人もいて、鵜の目鷹の目。。。
知らず知らずと。
危険を察知するセンサーが身についてきます。
プライバシーもあるので、変な店には
借金がある。首が回らない
金がない、大変だ！
と言われても、それ以上踏み込み事はできません。。。それから。。。おなじみな、よく夫婦で来てくれる初老同士の
キウイとバニラ。。旦那がキウイ、奥さんがバニラ。
常連さんの夫婦がやってきて、奥さんの方が、ママのベリーに、
「んマー、そりゃ、ハズちゃん、怒るわよ。
だって。。。。福の神笑〜さんの美容施術でしょ
美の神通力も兼ねた。。。女性なら誰しもが。。。一生に一度は。。。そりゃ怒るわよ。母親を差し置いてさ。あたしも子どもが、あたしの姉に、プレゼントしたら大げんかだわよっ。
」美の星金星の女性は、特に美意識高い。。
ベリーだって、可愛い可愛い
マリリンにすら、福の神笑〜のスパは嫉妬しました。無料で、福の神笑〜のお弟子さんのスタッフ施術ですら、珍しいというか、それすらなかなか予約が取れないって言うのに。
「そんなもんかね。」常連さんの旦那さんの方は、先生や、マンゴドラと一緒に飲んでいました。
「デリカシーないわね。そんなもんよー。
女性の美に対する執着心と言ったら、ねぇ、ママ。
」常連さんがベリーに言うので、ベリーは、「そりゃそうよ。
あたしですら、嫉妬する。。。かと言って。。、子どもにはムカッとはできないしねぇ。」ベリーが言うと、お好み焼きを買ってきて、みんなに差し入れしている先生が、
「葉月には、ムカッとしてるやんけど。
ベリー、更年期かいなー。
」「ちょっとー。ジジイの先生に言われたくないわよー。
ねぇ、バニラさん。」なんて、ベリーが言うと、裏からぴょんぴょん、ベリーのペットのマイクロビーンズ。
チワワとウクレレが、
ウキウキしてやってきました。「まっ。
ビーンズちゃん達。。？あははは。バニラさん、ってママが言ったせいで出てきちゃって。
」バニラさんは、大笑いしました。
甘いものが餌のマイクロビーンズちゃん達は、
バニラさん、と言われ、バニラがあるのかとちょこちょこ出てきました。
「今日は、ねーぞー。お好み焼き持ってきたけどなー。」たまに、チョコレートやらフルーツをマイクロビーンズに振る舞う先生も、
今日は、残念ながら、スイーツやデザート系は、手ぶらで。
スフレ、ショコラ、キャンディ、チョコ
クッキーなどなど。。。たまにお客様で甘いお菓子やら果物の名前を呼ぶと、勘違いして、それがあるのかと思ってぴょんぴょん飛び跳ねて来るので、
お客さんに大ウケ。
金星人のペット。甘いものが餌のマイクロビーンズを飼ってるお客さんもいますが、
甘いお菓子の名前を言ってるだけで出てきちゃう、。。チワワとウクレレ
さすがにそこまで食いしん坊じゃないと。。。
大笑い。
だから。けっこう、チワワやウクレレに甘いものを持ってくるお客さんもいます。
なんか、買ってこよっかー、バニラさんが笑いながら言うと、その時。
スペシャルなタイミング。
元キャラメリゼの、ママの教え子ホステスエクレアちゃんが、久しぶりにやってきて。「じゃーん。。ママ、マスター、おっひさー。
アップルパイ焼いて来たから、今いる甘党のお客様と食べよー。」と、焼きたてのアップルパイを持って来ました。
エクレアちゃんは、パティシエ。
自分でお店を出すために超高級クラブでアルバイトしながら、パティシエの専門学校に通って。。。。
お水の世界を卒業し。
めでたく自分でお店を持ちました。
もともと、キャラメリゼで働いていた時から、ママのベリーのペットチワワとウクレレを可愛がってくれています。
「アララー。
救世主だわー。
」ベリーがにっこりしました。ところで。。。。神楽町の、ヴィーナスが、小学校が終わり、久しぶりに、
仕事仲間の社長さんのお宅に、お食事がてらおじゃましながら、お仕事のお話を、という事で。
今日は、本当にヴィーナスオンリーで、その仕事先にやってきました。
いま、幼なじみの金星人のグリが地球にきていて。
アザラシの福ちゃんとヴィーナスの、神楽町南新町麗しが浜海辺の白い家に滞在していますが。。。
福ちゃんと、グリ。そして、最近はとうとう半居候みたいな感じのシュナ坊が、今夜も泊まるらしく。小学生らしく、テレビを見たりゲームして、ゴロゴロ。
そんな、ひとりだけ離れて仕事に出たヴィーナス。
スマホの着信が鳴りましたので、アッ
シツレイシマス。
観ると、神楽町病院から。。。病院
あっ、、、あー、そっか。そーだ
神楽町の病院って、カモメさんのことかな記憶喪失のカモメさん。。。ヴィーナス達が助けて、身元はわかりませんが、なにかと。
ドクターから、
相談を受けたりしました。子どもでも、ヴィーナスは、神楽町の篤志家になりますので、いろいろ町の為に動いています。
カモメさんのことで、なにか動きがあったのかな。。。
ところが、それは意外な電話でした。カモメの記憶喪失の仮名ルナさんが、
病院で、どうも知ってる人を見たが。。思い出せないと。
その、タコの可愛いハタチぐらいの若い男の子を見かけて。。。あの子、知ってる
と、思ったら。。。カモメのルナさんが気を失った。。。
ハタチぐらいの可愛いタコの男の子。。
記憶喪失の仮名ルナさんが。。もしかして、ルナさんは、葉月の出産を手伝ってくれたが、同時に瀕死のミリオンとベルもを
亡くなったと言って、笹舟に乗せて海に流したイヴァンさんの可能性が高い。。。
確実ではないけれど。。。
タコの可愛い男の子が、、、あたしの父親のミシェルだったら
ミシェルは、、イヴァンさんとは顔見知り。
まさか。。。まさか。パパ。。。
ミシェルが近くにいるの
