2019年07月01日
真夏の夜のおとぎ話。29母親葉月ちゃん。
結局。木蓮和尚から、お友達も皆さんで、みたいに招待されたのは、
どうも、
お料理を披露したかったんじゃないかなぁ〜と言った雰囲気でした。
それも。腕を振るいたい気まんまんの中華料理を桃源郷料理と言って。
やるネェ。
さいしょっから。
たくさんの食材や下ごしらえをわざわざきちんと準備しているところがなんとも。アヤシイ。
確かに。
お料理を披露してできるだけたくさんの人が喜んでくれるのが生き甲斐みたいな人はいるし。
木蓮和尚様は、酒豪で。奥様紫子さんは、木蓮和尚とお付き合いするうちに飲めるようになったって。桑田さんも夫婦飲めるらしく。
食べて飲んでおしゃべりするのも好きだそうだ。。。
木蓮寺は、
講話や説法会も多いらしく、恐らく木蓮和尚は人と交流していないと気が済まない性質なんでしょう。ここなん年かは、縁結びの寺として、婚活イベントもいています。
もともと、木蓮寺は、
誰か紹介してくれやら、子供の見合いや縁談、男女の悩み結婚の悩みも数多く持ちこまれてきました。
結婚のご縁のみではなく、会社同士のお互いの発展の為のご縁もできました。
木蓮和尚様のお母さんの離れでご隠居している濃紫さんは、お見合いババアだったらしいし。嫁さんの紫子さんは、檀家さんの娘さんで、
頼まれて命名し、自分の濃紫から、紫子。と名付けました。
濃紫が名付けた檀家さんの娘さんの
紫子さんは。
歳が二つか三つ息子の木蓮和尚様、万緑と変わらないので不思議なご縁。なんとなく結婚するんじゃないかなと予感したんだって。
人と人を結びつけるお役目の流れから
最近はやりの婚活イベントもするようになり、ベルモも手伝っています。
さ。木蓮寺。
お寺の婚活イベントに来られます方々に。
ご縁については、運命の人はなにもしないであらわれるわけがない。
進んで明るい方向へ行動するから、仏様もご縁をくださるのですよ。
悪い方に、異性を騙したり振り回したり、その人そのものをみないで、利用のためにお金を取ろうとか、楽をしてやろうとか、
相手が嫌がるのに執着する、などの異性を狙ったり成長のない行動をするものや、
行動しない全く動かない人に
仏様は力を貸しませんよ。前向きな行動をし日々自分を磨くから、良縁に恵まれるのです、と。あなたは、魅力の無い人とご縁を持ちたいですか?お相手様だって、魅力の無い人とはご縁を持ちたくないのです。などなどご縁の
御説法もしています。
行動しないと人生は、腐るのだそうで。
そして。木蓮和尚様の料理というか。
木蓮寺の木蓮幼稚園は、園児へ木曜日手作りオヤツになりますが、
木蓮和尚が保育士たちに手作りオヤツを指導します。
大変評判がよく、保護者会で料理教室やレシピも公開しますが、
そりゃあ。ベルモもぷくぷくに膨れるし。プニプニのプックプクです。
しかし。。。ベルもは。。もしも葉月の元で育てられたら手作り料理なんて食べたことがなかったかもしれないし、
ガリガリに痩せていたかもしれないのに。
一緒に暮らす親の影響って凄い。ま。。もしもヴィーナスがミリオンやベルモと一緒に育ってもベリーやルッコラの実家に丸投げして
育児放棄して。
母親の葉月は放浪し知らん顔するでしょうけれど。ベリー、ルッコラは、まぁまぁ普通かな。お料理をしたりしなかったり
スナックのまかないみたいな感じ。
「葉月さんについて、あちら様はどう、私たちの事をお考えですか、」ビールを飲んでいる
桑田千範さんが言います。ミリオンを返せと言われるのが怖くてしかたない感じです。
ヴィーナスは、八宝菜を食べながら、
「ハハデスカ。。ハハ。。。ワタシニハチョクセツナンニモイッテイマセン。
オハズカシナガラ。タダ、ソフボニハ。」
ヴィーナスは、ベリーやルッコラに対して叱られた返事としてのLINEには、
葉月からは、
2人とも生きていて良かったし、あたしはいい事をしたんじゃないのかな。2人とも、望まれて欲しい家庭におさまり、幸せにくらしているなら、あたしみたいな親でもいいと思う。
獅子は子どもを千尋の谷に突き落として鍛えるけどそれなんじゃない、結果オーライ
なんて。ふつうの親が見たらひっくり返る返信をしてきて、事実ベリーが大泣きした、らしいと。
千尋の谷とか、パッパラパー子の葉月は、そういうときのみ言葉をやたら知っているとか。知恵がまわります。
非常に情けない。
しっかりしている、ミリオン、ベルモの里親さん達に。。。
もう。隠しようのない事実をお話しいたしますけれど葉月は子どもを産むだけは産みました。あとは知らないみたいな
カッコウの托卵みたいな性格の女です。別に人をいじめることはありませんが。
あの人はまだまだ子どもです。
と、ヴィーナスが説明すると、
葉月の姉のマリリンも、
「あたし達が甘やかしました。まだまだあの子は子どもです。心身の準備がないまま子どもを産んでしまったのです。」
「しかし、葉月さんが産む決意をしなければ、私たちのミリオンはいなかったわね。」桑田さんの奥さんは、ミリオンが可愛くてしかたないようです、
葉月さんが無責任なのは、怒るというよりは。怒ることなんだろうけれど。むしろ、
良い母親でしっかりしていたら、ミリオンは、ウチに来なかったし。しっかりしている女性なら、計画的に子どもを作るでしょうから。。。いちがいに、葉月さんを責めることはできません。
4人の大人さんは、木蓮和尚様がすすめ、奥様、桑田さん夫婦ビールを飲んでいました。
木蓮和尚様の桃源郷料理はとろけるお味でした。カライ、カライと言ってシュナ坊が、エビチリを食べながら。
「なんでー、別にみんな幸せなんだからよくない」
シュナ坊は、ミニチュアシュナウザーなので、まるっきりな犬視点です。
ヴィーナス達が、産みの葉月さんをあれこれ言っているので、
「産んでくれていま、みんな幸せなんだからいいでしょ。育ててくださる人に恵まれてるんだよ。
親が、育てるのが苦手なら、育てるのが好きな育てたい人が子どもを育てて家族になればそれでよし。」
といつも言います。
命をくれただけでも感謝し、愛情をくれる家族に恵まれただけでもありがたいと思え、みたいに。。。
シュナ坊は、実際三木龍馬氏夫婦が親みたいなもんだし。産みのサムと蘭の夫婦は、三木龍馬氏の嫁いだ娘の家にいて、
ほとんど会った記憶がないし、生活も別々なので。執着心がほとんどありません。
犬なんてそんなもん。大切にしてくれるならば、飼い主に愛情を感じる生き物。
よほど親と一緒にくらしているなら、話しは別かもしれないですが。
隣にいてやはりエビチリを福ちゃんと、シュナ坊でわけているグリも
「ミリオンちゃん、ベルモちゃんも素敵な家族様に可愛がられて幸せなんだし。ヴィーナス達も、種族、チワワの血が濃いなら、やっぱり犬性質。今が幸せなのが答えでしょ。」
「チワワですかー、」桑田さんが言いました。
しぶしぶながら、話しておかなければでしたから。ヴィーナスは、しぶしぶと。クウを見つめながら。、!
アングラ。。な。。
チワコウ。
「ウチ。チワワトノケッコンガタイヘンタクサンデシタミタイダイダイネ。」突然ふるなよ、グリめ。みたいに。話にくそうに。説明しました。
そ。。。ヴィーナスがどうしてもって。認めるのがこれだけは嫌だった。
チワワちゃんの色濃い家系。
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